肌トラブルのお悩みといえばシミやシワかと思いますが、意外と多いのがニキビ跡です。
ニキビ跡に悩みを抱える人は高校生から20代、30代の人までと幅広くいます。ニキビケア用品を使おうと思っても種類がたくさんあるので、どれがいいのかわからないという人もいるでしょう。*p>
ここでは、ニキビ跡に効果的な化粧水や人気の化粧水、効果的な付け方などをご紹介します。
また化粧水を付けて赤みやかゆみが出る人もいます。そのまま使っていいのか、変えた方がいいのか悩みますよね。対処法もまとめました。
ニキビ跡に効果のある化粧水は?
ニキビ跡の赤みに効果のある化粧水があるの?と思われる人もいるかもしれませんが、保湿力の高いものや浸透しやすいもの、新たにニキビができないように予防するものなどは、効果的とされています。ここではどのようなものがいいのかご紹介します。
ニキビ跡には保湿力の高い化粧水が効果あり
ニキビ跡の改善には保湿をすることがとても大切です。
ターンオーバーという言葉を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、肌は通常28日周期でターンオーバーをしています。古い皮膚が新しい皮膚に再生しているということです。
しかし、肌が乾燥し肌内部の水分量が不足するとこの機能が正常に働かなくなってしまうそうです。
ターンオーバーが正常にできないということは皮膚が再生できないということなのでニキビ跡がいつまでも残ってしまうのです。ニキビ跡の改善にはターンオーバーが正常に働くようにすることが必須です。
ニキビといえば脂性肌の人ができるというイメージがありますが、乾燥肌でもニキビはできやすくなります。
肌が乾燥していると、肌の表面を保護するために皮脂の分泌が増えます。そうなると過剰に分泌した皮脂が毛穴に詰まりやすくなり新たにニキビができてしまう原因にもなってしまうのです。
また乾燥は肌のバリア機能も低下させます。
そうなると細菌から守ることができなくなり、これも新たなニキビの原因になってしまいます。
保湿効果が高い化粧水はヒアルロン酸やコラーゲンが配合されているものです。
ヒアルロン酸は水分の保持能力が高く、コラーゲンはみずみずしく弾力のある肌にしてくれる効果が期待できます。化粧水を選ぶときには成分を見て、どのようなものが配合されているのか確認しましょう。
ヒアルロン酸とコラーゲンの両方が配合されているとより良いですね。
化粧水は肌の奥まで浸透させることが大切
化粧水は肌表面に付けるだけでなく、肌の内部に浸透させることが大切です。肌の内側に有効成分を浸透させることでふっくら柔らかい肌になるのです。
皮膚は表皮、真皮、皮下組織という3層に分かれていて肌を外の刺激から守り、内部の水分を蒸発させないように肌を守っています。
この厚さは0.02mmととても薄いのですが、ニキビを繰り返した肌や乾燥で肌のターンオーバーが正常に働かず、剥がれ落ちるはずの古い角質が残り、皮膚表面に留まることで角質肥厚という状態になっていることががあります。
このようになっている肌では、どんなに質のよい化粧水を使っても肌の内部に成分が浸透しにくくなっているので、効果を感じられません。
浸透力の高い化粧水を選ぶことももちろん大切ですが、化粧水が浸透しやすいように肌を整えることも大切です。
まずは肌表面に残ってしまった古い角質を落とすことです。ターンオーバーが正常であれば通常洗顔だけで十分に取り除くことができます。
古い角質を取ろうとゴシゴシと力を入れて洗うのはNGです。皮膚を傷つけてしまうので優しく泡で包むように洗いましょう。
ニキビを繰り返し、肌がゴワゴワになっている場合や角質肥厚になっている場合は、洗顔後化粧水を付ける前に、ふきとり化粧水を使うのがオススメです。
ふきとり化粧水は古い角質を取り除き、化粧水を浸透しやすくさせてくれます。
コットンにふきとり化粧水を付けてアゴから上へ優しく滑らせてふきとりましょう。
「化粧水が浸透しにくい」と感じている人は古い角質が残っているのかもしれません。ふきとり化粧水を使ってみてくださいね。
ニキビ跡のある人に人気の化粧水はコレ!
ニキビ跡といっても、その症状にはいくつか種類があります。
赤みが残るタイプ、色素沈着タイプ、クレータータイプ、しこりタイプです。
ここでは人気の化粧水と注意したい化粧水についてまとめました。
ニキビ跡の症状別おすすめの化粧水
- クレータータイプ
- しこりタイプ
クレータータイプはニキビがあったところの肌表面が凸凹になってしまっているもので、しこりタイプはニキビ跡のあったところの肌の表面が固く盛り上がった状態になっているものです。
こうなってしまったものは化粧水で改善するのは難しく、皮膚科や美容皮膚科でケミカルピーリングや切開手術、レーザー治療など治療が必要になります。
そのため
赤みが残るタイプ
ニキビ跡に赤みが残ってしまうのは、ニキビができて炎症が起きたときに、それを治そうと患部に毛細血管が増えるので、それが原因で赤くなって見えるということと、炎症が深い部分にまで及びターンオーバーが乱れてしまった結果、赤みが消えずに残ってしまうことが原因と考えられています。
赤みが残るタイプのニキビ跡は比較的軽度なものなので、自宅でもケアができます。肌の清潔を保ち、しっかりと保湿して28日周期でターンオーバーが行われるようにしましょう。
何度もターンオーバーを繰り返すこととで徐々に薄くなってくるでしょう。赤みが残るタイプのニキビ跡におすすめなのは保湿効果の高い化粧水です。
医療機関も注目していて、医学専門誌にも掲載された元カリフォルニア大学の薬学博士が開発したアメリカのコスメです。
水溶性ビタミンC誘導体を配合していてメラニンの生成を抑制し、明るい肌に導きます。とても高い浸透力と持続性にも注目されていてます。
色素沈着タイプ
茶色っぽくシミのように残るニキビ跡は、メラニンが原因です。ニキビの炎症によって肌がダメージを受けると、表皮のメラノサイトが活性化し、メラニンを大量に生成してしましまいそれが原因で色素沈着を起こし、茶色いシミのような跡ができてしまうのです。
色素沈着タイプのニキビ跡には、美白成分が含まれる化粧水を使うのが効果的です。また赤みタイプと同じくしっかりと保湿をしてターンオーバーを正常にし、古い角質を取り除くことも大切です。
引用元: エトヴォス
美白効果の高いVCエチルと豊富な保湿成分でニキビ跡をケアしてくれます。ビタミンc誘導体も配合されているのでニキビのできにくい肌に導いてくれます。
繰り返すにきびやニキビ跡もケア
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化粧水で赤みやかゆみが出た時はどうする?
化粧水を付けて肌に赤みやかゆみが出たことはありませんか?
このような症状が出る人は敏感肌と言われます。今までこんな症状は出なかったのにある日突然ということもあります。
化粧水を付けて肌に赤みやかゆみが出るときには肌のバリア機能が弱まって角質層が荒れていることが考えられます。
ストレスやその日の体調が原因ということもありますが、ニキビ跡が気になるという人の場合、肌のターンオーバーが乱れ、肌が乾燥している人も多く、日頃からこのような症状が出る人も珍しくありません。
刺激を感じた化粧水の使用はすぐに止めて、敏感肌用など刺激の少ないものに変え、まずはバリア機能を回復させることが大切です。
化粧水を購入するとき、成分は確認していますか?
どんなに評価の良い化粧水も誰にでも合うというわけではありません。化粧水を付けて赤みやかゆみが出たことのある人は特に成分をしっかり確認しましょう。
刺激がでる可能性のある成分はアルコール、合成着色料、香料、パラベン、界面活性剤などがあります。
特にアルコールは敏感肌の人には刺激になる場合が多いです。「エタノール」と表記されることもあります。アルコールは通常の肌の人には問題がなく、清涼感や抗菌作用もあるためよく使われているので注意が必要です。
敏感肌用の化粧水も今はとても種類が多くあります。薬局でも購入できるものではミノンやキュレルなどがあります。
ニキビ跡を改善するための化粧水の付け方は?
化粧水はどのように使っていますか?手のひらに出してパシャパシャと?コットンで?どんなに良いものを使っていても正しく使わないと効果を十分に感じることができません。ここではニキビ跡を改善するための化粧水の付け方をご紹介します。
手とコットン正しいのはどっち?
化粧水を付ける時に手でするのとコットンでするのはどちらが正しいと思いますか?
実はどちらでも良いのです。
ただ
パッティングの方法
- 手のひらに10円玉程度化粧水を出します。
- 両手のひらに化粧水を付けて顔全体を覆うように当てます。下から上に向かって上がっていくようにしましょう。
- 途中で化粧水を追加しながら、おでこや鼻、顎も忘れずに化粧水を付けましょう。
- 染み込ませる化粧水が少ないと、肌に刺激になってしまいます。しっかりと化粧水を染み込ませましょう。500円玉くらいが目安です。
- 顎から頬、おでこと上に上がっていくようにします。顔の中心から外側へ向かってコットンを動かし化粧水を付けていきます。
パッティングをするときの注意点
手でパッティングをする時、パチパチと手で叩いてする人もいますが、これはNGです。
叩くと肌の刺激になりますし、化粧水の肌への浸透もあまりよくありません。
コットンの場合には、少なすぎると繊維が擦れて肌の刺激になってしまいますが、多すぎても肌の表面に残って浸透していきません。
また、使用する向きも重要で、コットンは寸法が長い方向に繊維が流れるように作られています。この流れに沿って使用しないと繊維が毛ばたってしまいます。
※吸水性の高いコットンは多くの化粧水を吸ってしまうのでパッティングには不向きです。
パッティング後の肌はひんやりとして手で覆うと吸い付くような感じになっていることが理想です。
化粧水を付けた後は、そのままにしておくとせっかく付けた化粧水がどんどん蒸発してしまいます。
手とコットンそれぞれのメリットとデメリット
パッティングは手でもコットンでもメリットとデメリットがあります。
- 手を使うメリット
・手の温かさで化粧水が温められ、化粧水が浸透がしやすくなる。
・何も用意する必要がないので経済的
・手で直接触れることで、肌の状態がわかりやすい - 手を使うデメリット
・化粧水が手に吸収されてしまう。
・ムラになりやすい
・手が乾燥してガサガサになっていると肌への刺激になる
・手に雑菌が付いているとそれが顔に付きニキビの原因になることがある。
コットンを使うメリット
化粧水の浸透が手で行うときの1.5倍と言われています。
- コットンを使うメリット
ムラなく付けられる
手に浸透しないので全て顔に付けられる
顔全体に浸透させた後コットンパックをすればさらに浸透させられる。 - コットンを使うデメリット
こすってしまうと肌の刺激になる。
コットンに残った化粧水が勿体無い
購入費用がかかる
まとめ
いかがでしたか?ニキビ跡を改善するにはとにかく保湿が大切です。化粧水の成分もチェックして肌に優しいケアをしてあげてくださいね。