ニキビ肌 化粧水 選び方

ここではニキビ肌用の化粧水の選び方や薬局などで販売されていて購入しやすい商品もご紹介します。

基礎化粧品の種類はとても多いので、自分に合ったものを選ぼうと思うと苦労しますよね。
特にニキビなど肌トラブルがある時には「改善できるものを。」と思うでしょう。

また、ニキビ肌用の化粧水はニキビが落ち着いている時にも使っていいのかや、ニキビ肌のスキンケアはライン使いの方がいいのかなど使い方に不安を感じている人も多いようです。その辺のこともまとめていますので最後までお付き合いくださいね。

このページの「目次」はここです!




ニキビ肌の化粧水の選び方|私の肌に合った化粧水は?

ニキビで悩んでいる人の中には「どの化粧品を試してもすぐにできてしまう」「化粧品選びが悪いの?」「自分の肌に合った化粧水がわからない」という人もいるようです。

ニキビ肌の化粧水の種類はたくさんありますが、どれも同じというわけではありません。
それぞれ成分や使用感も違うので自分お肌に合った化粧水を選ばないとニキビを悪化させてしまうこともあります。ここでは選び方のポイントをご紹介します。

思春期ニキビと大人ニキビの違いを知って化粧水を選ぼう

一口に「ニキビ」と言っても10代の若い人ができる思春期ニキビと大人になってからできる大人ニキビではそもそも原因が違います。そのため化粧水選びも違うのです。

「ニキビ肌の化粧水を使っているのに改善しない」「ニキビがひどくなった」という人は化粧水選びを間違えている可能性があります。

まずは自分のニキビが思春期ニキビなのか大人ニキビなのか知ることが大切です。

思春期ニキビのための化粧水の選び方

思春期ニキビ 化粧水 選び方

思春期にできるニキビおでこ、鼻、Tゾーンなど皮脂が出やすい場所にできるのが特徴です。

思春期ニキビのできる原因は、皮脂の過剰分泌、毛穴の未発達、乾燥が考えられます。

思春期ニキビができる主な年代は中学生から高校生です。この頃は第二次成長期でもありホルモン分泌が活発になるときで、ホルモンの影響で過剰に皮脂が出てしまうことがあるのです。

そしてこの時期はまだ毛穴が発達しきっておらず、過剰に分泌された皮脂が詰まりやすい傾向があります。それがニキビができやすい原因なのです。

小学生以下の小さな子供の肌はツルツルで毛穴も見えませんよね。それは毛穴がまだ発達していないからです。ですが、この時期は皮脂の分泌も少ないためニキビができません。

ニキビ 赤い 治らない

思春期は肌表面は皮脂が出てベタつく感じがすると感じる人が多いですが、ホルモンの影響で実は肌自体は乾燥しやすい状況になっているのです。

肌が乾燥すると肌を外部の刺激から守るバリア機能が弱まるので、刺激に弱くなりニキビができやすくなります。

思春期ニキビで選ぶ化粧水は、過剰に分泌される皮脂を抑え、サラッとした使用感のものを選びましょう。

大人ニキビのための化粧水の選び方

大人ニキビ 化粧水 選び方

大人ニキビは顎(あご)やフェイスラインにできます。同じ場所に繰り返しできるというのも特徴です。
顎やフェイスラインは皮脂分泌の少ない場所ですよね。それなのになぜニキビができるのでしょうか。

大人ニキビができる原因は、ホルモンバランス、ストレス、乾燥が影響していると考えられています。

ホルモンには女性ホルモンと男性ホルモンがあります。「女性」「男性」と名前が付いていますが、女性でも男性ホルモンは分泌されています。重要なのはそのバランスです。

女性ホルモンは皮脂を抑えたり、肌のバリア機能を高める働きがあります。一方、男性ホルモンは皮脂分泌を増やし、角質を厚くする働きをします。

疲れ、睡眠不足、過剰なダイエットなどはホルモンバランスの乱れを引き起こすことがあります。そして女性ホルモンの分泌が減り、男性ホルモンの分泌が増えた状態が続くと、皮脂が増え、角質が厚くなっていきます。そうなると毛穴が詰まりやすくなりニキビの原因になるのです。

ニキビの悩み

「それなら男性ホルモンが少なければいい」と思うかもしれませんが、男性ホルモンが少なすぎるのもよくありません。女性ホルモンばかりになってしまうと皮脂の分泌が少なくなってしまい、肌が乾燥してしまうのです。乾燥すると肌を守るバリア機能が弱まるのでこれもニキビの原因になります。

綺麗な肌には女性ホルモンと男性ホルモンがバランスよく分泌されることが大切なんですね。

ストレスが溜まるとニキビができるという人もいますが、それもホルモンバランスの乱れが原因の可能性が高いです。なぜならストレスを感じるとそれに対抗するために抗ストレスホルモンというものが分泌されます。これは男性ホルモンを刺激するので、皮脂分泌が過剰になってしまうのです。過剰に皮脂が分泌されることでニキビができやすくなります。

大人ニキビの化粧水選びでは、保湿効果が高くしっとりした使用感になるものがオススメです。また改善には「休息」「睡眠」「バランスのとれた食事」も大切です。

ニキビ肌用の化粧水の選び方|間違わないポイント

化粧水の選び間違わないポイント

思春期ニキビには過剰に分泌される皮脂を抑えてサラッとした肌になるもの、大人ニキビの場合には保湿力の高いものを選ぶのがポイントです。

思春期ニキビができている子供がお母さんの化粧水もニキビ肌用だからと使ってしまうのはNGということです。
大人のニキビ肌の化粧水は保湿力が高く、使用感としてはしっとりするものが多いので皮脂分泌の活発な子供が使用するとニキビを悪化させてしまうこともあります。

逆の場合もありますね。大人が子供のニキビ肌の化粧水を使用すると保湿力が足りず肌が乾燥した感じがするでしょう。肌が乾燥するとニキビができやすくなってしまうので、ニキビ用の化粧水を使っているのに治らないということになってしまいます。

皮脂分泌の多い人が保湿効果の高い化粧水を使うと「ベタつく」と感じるようです。
そのように感じる場合にはその化粧水はあなたの肌に合っていないのかもしれません。サッパリタイプの化粧水を試してみて下さいね。

化粧水

思春期ニキビにも大人ニキビにも共通して大切なことは


  • ニキビの悪化を防ぐ効果があるもの
  • 刺激が少ないものを選ぶ

ニキビの悪化を防ぐ効果が期待できるのはビタミンC誘導体やグリチルリチン酸、サリチル酸が含まれているものです。
刺激が少ないのはアルコールフリー、オイルフリー、ノンコメドジェニックテスト済みのものです。

化粧水を選ぶときに、成分表まで確認する人は少ないかもしれませんが、とても大切な情報が書かれています。購入する前に必ず成分表を見てくださいね。

ニキビに悩む肌タイプ別化粧水の選び方

スキンケアをする

化粧品では脂性肌、混合肌、乾燥肌、敏感肌という言葉をよく目にします。肌質に合わせて化粧水を選ぶのも大切なポイントです。

肌別化粧水の選び方をまとめてみました。


  • 脂性肌の人は
    ベタつきを抑えるために「サッパリタイプ」や「オイルフリー」と書かれているものがオススメです。油分が少ない化粧水の方が皮脂を抑える効果が高いです。
  • 乾燥肌の人は
    保湿効果の高いものがオススメです。「しっとりタイプ」と書かれているものですね。成分ではセラミドやヒアルロン酸、コラーゲン、レシチンなどが含まれるものが保湿効果が高いです。
  • 混合肌の人は
    Tゾーンはテカリやすく、フェイスラインや顎はカサカサするという肌です。Tゾーンのテカリや化粧崩れが気になり、脂性肌用の「サッパリタイプ」を選んでしまいがちですが、混合肌の人には乾燥肌向けの化粧水がオススメです。

    混合肌の場合、表面はベタついても皮膚の中は乾燥していることが多く、Tゾーンだけ皮脂が多い原因も乾燥から肌を守るために過剰に分泌してしまっていることがあります。その場合保湿をすることでテカリも落ち着きます。また乾燥するフェイスラインには大人ニキビが出来やすいので、まずはしっかりと保湿をすることが大切なんです。
  • 敏感肌の人は
    肌が乾燥していることが多く、まずはしっかりと保湿をすることが大切なので乾燥肌用化粧水を選ぶと良いでしょう。皮膚が刺激に弱い状態になっているので、アルコール、香料、着色料など添加物が含まれていないものを選ぶとより安心です。

ニキビに悩んでいる人の多くは、テカリなどが気になる場合が多く脂性肌と感じていることも多いでしょう。

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ニキビ肌のおすすめ化粧水で市販されているのは?

ニキビ肌の化粧水はとても種類が多いですが、薬局やドラッグなどで気軽に購入できるものもあります。ここでは、オススメのニキビ予防ケアでの化粧水などをご紹介します。

思春期ニキビの化粧水でおすすめの市販品は

ニキビ 白い 鼻

思春期ニキビにはさっぱりとした使用感で刺激が少ないものがオススメです。
でも初めてのニキビケアで大切なのは毎日ニキビケアを続けることが大切なのです!

思春期ニキビを治すため多くの保護者が探しているニキビケア「子供が継続出来るニキビ予防」を求めています。
洗顔+保湿+トリートメントが洗うだけでできてしまうので、面倒くさくなく時間のないお子さんにおすすめです。

だから!毎日の朝の洗顔や部活の後でもすぐ使えて誰でも続けられるニキビ予防が人気なのです。

思春期ニキビの化粧水はプチプラでもニキビ予防効果あるの?

化粧水でニキビが治ることはありませんが、ニキビ予防はできます。プチプラでも良い化粧水はありますね!

DHC薬用アクネコントロールフレッシュ ローション

メントール誘導体が配合されているので、皮脂詰まりを抑えながら毛穴を引き締める効果が期待できます。さっぱりとした使用感も思春期ニキビにはオススメです。

アクネスモイスチャー化粧水

アクネ菌に効果的な「イソプロピルメチルフェノール」が配合されているので、ニキビの発生を予防することができます。ニキビができてしまった肌にも効果的です。

大人ニキビのおすすめ化粧水で市販品は?

ニキビ 赤み 治らない

大人ニキビの場合は、毎日の生活習慣や食生活の見直しも大切ですが、お肌を乾燥させないよう洗顔と保湿ケアを見直したいですね。

大人ニキビに悩むなら一度はためしたい「プロアクティブ+」

思春期から大人へ、20~30前半は肌質も変わり大人ニキビケアに悩み、いろいろ試したけど効果が感じられない。繰り返すニキビに、いま一度この「プロアクティブ+」を試してみませんか?

全く新しい薬用ニキビケアシステムで大人ニキビに対処します。
「洗顔+美容液+クリーム」セットで30日分ためして、さらに返金保証サービスもある「薬用ニキビケア」です。

ニキビ肌のスキンケアでは有名な商品です。通販で販売されていましたが、今は取り扱っているドラッグストアもあります。ニキビケアには洗顔も大切ですが、プロアクティブは洗顔ブラシもあるので、余分な皮脂をきれいに洗い流すことができますね。

大人ニキビにオススメの化粧水は?

大人ニキビには保湿効果が高い化粧水がオススメです。

アクアレーベル アクネケア&美白水

グリチルリチン酸塩配合で、ニキビ予防をすることもできます。抗炎症作用と持続型ビタミンCによりできてしまったニキビもケアし、ニキビ跡を残しにくくします。

ハトムギ化粧水

ハトムギ化粧水には、ニキビの赤みや炎症を抑えたり消炎作用のある「グリチルリチン酸2K」という成分が配合されています。プチプラで大容量なのでたっぷり使うことができます。化粧水を浸したパックをするのもオススメです。

肌美精

繰り返しできてしまう大人ニキビ専用のスキンケアです。洗顔からクリームまであるのでライン使いもオススメです。

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ニキビ肌の化粧水はニキビがないときも使ってもいいの?

ニキビ肌の化粧水を使っている人で「ニキビがないときに使ってもいいのか。」「ライン使いをしたほうがいいのか。」と悩んでいる人もいるようです。ここでは、どういう使い方がいいのかをご紹介します。

ニキビ肌の化粧水はニキビがないときも使ってOK

化粧水を手作り

一般的に市販されている化粧水は医薬部外品という種類に分類されます。
医薬品ではないので、ニキビがないときでも使用して問題ありません。

ニキビ肌の化粧水は、アクネ菌をやっつける効果、肌を保湿してターンオーバーを正常にさせる効果などがあり、継続的に使用することで、ニキビができにくい肌にニキビ予防として期待されます。

ですが、ニキビ肌の化粧水はさっぱりした使用感のものが多いので、肌の状態によっては目の周りなどもう少し保湿をしたいと感じることもあるでしょう。

そういうときに使用できるように、しっとりした使用感のものも2本目として持っておくのもオススメです。エアコンなどで乾燥しがちなときには部分的に使用するといいですね。

雪肌粋の化粧水はドラッグストアでも購入できるプチプラ化粧水ですが、保湿力が高く使用感もしっとりとすると人気があります。

スキンケアでライン使いをしたほうがいいの?

化粧品 ライン

スキンケア商品は大抵、化粧水、乳液、クリームなどラインで販売されています。そのため「ライン使いをしたほうがより効果が出るのではないか?」「ライン使いをしないと効果が出ないのではないか。」と思われる人もいるでしょう。

メーカーはライン使いをすることを想定して商品開発をしていると思います。
もちろんライン使いで使用するのがよいのだろうとは思いますが、人それぞれ肌は違うので「この化粧水はいいんだけど、ライン使いするとちょっと違う気がする。」と感じることもあるでしょう。

実際私もそのタイプで、化粧水とクリームは同じ物を使っても、美容液だけ違うとか、化粧水とクリーム全く別という使い方をしていたときもあります。

特に乾燥する冬場やエアコンの影響を受ける夏場は部分的に乾燥したりしますよね。皮脂の出やすいTゾーンと乾燥しやすい目の周りや口の周りでライン使いだと物足りないところも出てくるのは当然です。

「ちょっと乾燥するところがあるけど。」と感じながら放っておくとニキビができたり、肌トラブルの原因になりかねません。ライン使いを意識しすぎず「足りないところには足す。」というのが良いと思いますよ。

まとめ

いかがでしたか?
ニキビも年代によって原因が違うので、そのときに合う化粧水でケアすることが大切なのです。たくさんの商品があるので自分に合うものが見つかるといいですね。




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