子供と一緒に出来る七夕飾りの折り紙の折り方についてと、短冊に願いを書いてみよう!織姫と彦星の物語についてもまとめました。
子どもの折り紙やハサミの使い方が上手になってきたので、七夕飾りを自作したいけど、どのように作ればいいのでしょうか?
楽しく遊びながら作るだけでなく、知育の観点から作成して子供の教育に役立てたいと思います。
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子供と一緒に出来る七夕飾りの折り紙の折り方についてと、短冊に願いを書いてみよう!織姫と彦星の物語についてもまとめました。
子どもの折り紙やハサミの使い方が上手になってきたので、七夕飾りを自作したいけど、どのように作ればいいのでしょうか?
楽しく遊びながら作るだけでなく、知育の観点から作成して子供の教育に役立てたいと思います。
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七夕飾りを家で子供と一緒に作ってみましょう!
ハサミを使ったり折り紙を折ったりするのは手先を動かし、幼児教育にとって良い事です。
子供はスポンジのようにいろんな知識を吸収します。七夕飾りの由来や意味を教えながら、七夕に関する知識も増やしてあげましょう。
子供でも折り紙で作れる簡単な七夕飾りをまとめました。
幼稚園に行くようになると折り紙が上手に折れるようになり、ハサミも使えるようになってきます。子供の成長を楽しみながら自宅で七夕飾りを作りましょう。
七夕では願いが叶うように星に祈ります。
晴れて星がたくさん出て、星に願いが届きますようにという意味を込めて飾ります。
魔除けの意味があります。子供に悪い虫が付かないようにという親心も!
仙台の七夕祭りでは、大きなくす玉の下に吹き流しを付けて飾ります。
お裁縫の腕があがりますようにと願いながら飾ります。
お裁縫が上手な、おしゃれな子に育つといいですね。
笹の様に、真っ直ぐに力強く成長することを願います。
笹には神様が宿る依代とも言われています。
夏には涼しげな金魚です。豊漁を祈って飾ります。
金魚は食べませんが、魚つながりという事で食べ物に困らないようにという願いですね。
七夕には天の川が付き物です。
7月7日は晴れて天の川が見られるといいですね!
七夕の主役は織姫と彦星です。
1年に1度会うことが出来るロマンチックなカップルです。
子供が折り紙で作った物は、七夕に関係無いと思っても飾ってあげましょう。
子供が作った七夕飾りは全て正解です。
ちなみに、何か試行錯誤してハサミでチョキチョキ糊でペタペタと作っていたのを黙って見ていました。
出来上がったのはアイスクリーム!
クレヨンでめちゃくちゃにデコレーションして出来上がった物も、もちろん飾ってあげました。
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七夕飾りに願い事を書いた短冊を飾ります。
子供が自分で願い事を考え、自分で願い事をひらがなで書けるように手助けをしながら短冊を作りましょう。
折り紙を3等分に折り、ハサミで切れば短冊の出来上がりです。
幼稚園の子供だと、長方形の長細い短冊に願い事を書くのは大変です。
思い切って、折り紙にそのままお願い事を書いてしまいましょう。
子供が自分自身でひらがなを書くという事が大事です。名前も書かせましょう。
ひらがなの勉強をしている幼稚園もありますが保育園では勉強は行いませんよね。
自宅でひらがなの勉強をすることで、勉強する習慣を付けさせるきっかけにもなります。覚えたひらがなを自分で短冊に書けた!とお子さんの勉強意欲も上がります。
短冊にひらがなを書くことで、子供も「書けた!」と勉強に対する向上心にもつながります。
幼児教育は「読み書きそろばん(古い!?)」だけではありません。
想像力を働かせることや自分で考える力を育ててあげることも幼児教育の一環です。
幼稚園児は自分で考えることはまだまだ難しいです。お母さんが質問を投げかけ誘導してあげながらお願い事を子供に考えてもらいましょう。
子供の思考力を育てる親の言葉は?願い事を考えてみよう!
思考能力がまだまだ乏しいですので、子供が答えられるような具体的な質問を投げかけてあげましょう。
子供が一生懸命考えたお願い事です。その答えに否定をしないで短冊に書かせてあげましょう。
我が家の子供の場合、私が「大きくなったら何になりたい?」と質問をしたところ、「小学生!」と言っていました。
心の中では「そうじゃなくて!」と思いましたが、微笑ましいなーと思いそのまま短冊に書かせてあげました。
子供は知りたい生き物です。何に対しても「何?何で?」と常に質問を投げかけてきます。
答える親としては正直面倒くさいし「もう黙って!うるさーい!」というくらいしつこいですよね。
でも、子供の知りたい欲求を摘み取ってしまうのは幼児教育の観点からしたらとてももったいない事です。
七夕の日はお空では織姫様と彦星様が1年に1度会える日です。
何で1年に1度しか会えないの?
他の日は何をしてるの?
雨が降ったらどうするの?
天の川って何?
大人でも知らないことって意外と多いですので、まずは七夕の由来について紐解いていくことにします。
「昔々、天の川のそばには天の神様が住んでいました。天の神様には、一人の娘がいました。名前を織姫と言いました。織姫は機を織って、神様たちの着物を作る仕事をしていました。織姫がやがて年頃になり、天の神様は娘に、御婿さんを邀えてやろうと思いました。色々探して見つけたのが、天の川の岸で天の牛を飼っている、彦星という若者です。彦星は、とても立派な若者でした。織姫も、かがやくばかりに美しい娘です。二人は相手を一目見ただけで、好きになりました。二人は結婚して、楽しい生活を送るようになりました。でも、仲が良過ぎるのも困りもので、二人は仕事を忘れて、遊んでばかりいるようになったのです。すると、天の神様のもとへ、皆が文句を言いに来るようになりました。「織姫が機織りをしないので、皆の着物が古くてボロボロです。早く新しい着物を作って下さい」「彦星が世話をしないので、牛たちが病気になってしまいます」神様は、すっかり怒ってしまい「二人は天の川の、東と西に別れて暮らすがよい」と、言って、織姫と彦星を、別れ別れにしたのです。でも天の神様は、織姫があまりにも悲しそうにしているのを見て、こう言いました。「一年に一度だけ、七月七日の夜だけ、彦星と会ってもよろしい」 それから、一年に一度会える日だけを楽しみにして、織姫は毎日、一生懸命に機を織りました。天の川の向こうの彦星も、天の牛を飼う仕事に精を出しました。そして、待ちに待った七月七日の夜、織姫は天の川を渡って、彦星の所へ会いに行きます。」
出典:wikipedia.org
1年に一度しか会えないなんて可哀想ですね。
でもこの織姫と彦星の神話は、子供たちには意外と興味を示してもらい幼児教育の話ができる良い機会だと私は想うのです。
織姫と彦星は一年に一度会うことが出来ます。この日を楽しみに一生懸命働きます。
愛する人に会うためにその日を待ち焦がれながら働く織姫と彦星は健気でロマンチックですね。
でも幼い我が子には「一生懸命お手伝いをしたりお勉強をすると嬉しいことが待っているよ!」と子供に対する教訓にもなりますね。
夫婦仲が良いのはとてもいいことです。
しかし仲が良すぎて他のことを疎かにしてしまった結果、織姫や彦星のように離れ離れに暮らすことを余儀なくされ好きな人と会えなくなってしまいました。
好きな人とばかり遊んで他のお友達と遊ばない、テレビばかり見て食事をしない、好きなゲームばかりして宿題をしない。
「好きなことばかりして暮らしていると、その好きなことも出来なくなってしまうよ!」と子供に対する教訓にもなりますね。
「ハッと!」した表情は今でも忘れません。
と共感していましたが、いざ自分に当てはめることでその頃からゲームやTVばっかり見てたお兄ちゃんは少し変化が出始めて「お手伝い」なども進んでするようになりました。
いまでは下の子もお兄ちゃんから話を聞いたのでしょうか、マネをしはじめてお手伝いもお兄ちゃん同様にするようになりました。
いかがでしたか?
七夕飾りを折り紙で親子で楽しく作る方法についてまとめました。
折り紙を使って指先を使う練習にもなり、七夕という伝統文化を教えるいい機会にもなります。
七夕を幼児教育の一環として考えてみるのもいいかもしれませんね。
難しいことではありません、日々の暮らしの中で親が教えてあげられるのはちょっとした事でも子供が興味を示したことを活用することで話を広げてあげるコトが重要なのです。
日本には節句などのイベントが多くありますので上手く活用してください。
関連サイト:鏡餅の意味と由来は?子供向けにどう話す?