アロマディフューザーはアロマテラピーに欠かせないアイテムになっています。
でもいろいろなアロマのディフューザーがあるのだけど「なにが一番私に適している」のがわからない方に。
アロマディフューザーの選び方と種類を説明しています。
この頃は、アロマに関してアロマディフューザーのほかにアロマ加湿器なども出回ってきていますが、これはオマケの機能なのですよ長時間使用することによってアロマオイルの成分によっては酸化して腐食することもあります。
加湿器は年間通じて使えませんが、アロマに加湿を組み合わせたおまけ機能の加湿器を使って香りを楽しむのなら、本格的なアロマディフューザーを使って楽しむのが一番です。
アロマディフューザーの種類
アロマディフューザーと言っても様々なものが売りだされているますので、目的にあったお気に入りのアロマテラピーが出来る器具を探すのが楽しみですね。
いろいろなアロマディフューザーを紹介します。
1.アロマドロップ式
アロマの香りをお部屋いっぱいに「香らせたい!」願望の持ち主でしたらドロップ式がおすすめです。
不思議なつぼ型のガラス容器にエッセンシャルオイル(精油)を原液のまま使いますので水や熱は使いません。
内蔵ポンプの力で空気中に気化させてお部屋の中に届けますので、アロマの成分が水や熱で薄まったり成分変化もしないため香りを存分に楽しめちゃいます。
コンパクトな作りでお部屋の何処においてもマッチしますが、本格的な作りのガラスなので扱いに注意したい逸品です。
ただ、香りが本当に凄く漂うので調節出来るコントローラがあればよいでしょう。このドリップ式は店舗や広いお部屋で使っているユーザーが圧倒的に多いのです。
プライベートなお部屋では持て余す恐れもありますね、一軒家のかたは家中アロマに満たされることでしょう。
欠点は「オイルの使用消費は多い」こと、薄めないで使いますのですぐ無くなります。あたりまえだけど賢く使ってください。
そしてお手入れも手間がかかると言われる方もいますが、個人の主観の問題ですから、アロマを楽しみたい人には関係ないかもしれません。
アロマは四六時中使うものではありません。お香のようにリラックスしたい時に楽しむもので、心配しなくても残香は比較的長く残ります。
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2.アロマランプ式
インテリアにマッチしたアロマにおいての「アロマランプ」は電灯(電球)の熱でエッセンシャルオイルを温めて香りを拡散させるため、火は使いませんので安全ですし、超音波式のようなカルキが飛び散ったり、付着したりしません。
特徴として高熱ではないので「ジワジワ」香りが漂います。アロマポットと同じくお湯や水にエッセンシャルオイルを数滴垂らしてお使いください。
アロマランプで検索すると「電球式」の他に専用のアロマオイルを使った燃焼式のランプ(理科実験で使った懐かしのランプ)もありますので間違わないでくださ。
アロマランプには間接照明や常夜灯のような機能も備わっていますので使い方次第ではアロマ以外でも使えます。
LED電灯を使ったものまで有りますが、LEDの電灯では熱が発生しませんのでワックス(芳香剤)を使用していますのでアロマとしては少し疑問ですね。
ランプを選ぶなら受け皿が広いものがオススメです、オイルやお湯を投入しづらいし、容量が小さいとすぐに蒸発してしまいます。
間接照明として、アロマ効果も望めますので、使用用途は広く安全です。
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3.アロマポット
アロマテラピーに昔から使われている「アロマポット」馴染みがある方も多く雑貨屋さんでもご覧になった方もいるんじゃないですか。
キャンドルに火を灯して、アロマポット(カップ)にお湯または水を入れてエッセンシャルオイル(精油)を数滴(3~5滴)を垂らします。
キャンドルの熱で精油を入れたカップから徐々に香りが揮発して、ほのかに香りが際立ってくる逸品です。
水を使えば少し時間がかかりますので、できればお湯を使いましょう。また、いろいろお好きなエッセンシャルオイルをブレンドして香りを楽しむこともできちゃいます。
ミツロウや好みのキャリアオイルを入れてキャンドルの炎で溶かしてクリームなどのコスメを自分で作ることもできちゃいます。
さらに芳香剤として「サシェ=香り袋」の中身も作ることが出来ます。
取り扱いにはやはり、キャンドルの火には注意してください。そしてお子さんとかペットには注意が必要です。
アロマポットは使用中容器が高温になりますので、空焚きなどには注意し、燃えにくい所で使用して「やけど」にも注意してくださいね。
もちろん就寝中には使わないことも一例にあげておきます。
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4.超音波式とフィルターディフューザー
今流行の超音波式のディフューザーです。水の容器に数滴溶かしたエッセンシャルオイル(精油か専用オイル使用指定有り)を超音波でミスト(霧状)にしてお部屋に拡散させる方式です。熱や火を使わない水と風だけを使い強制的にお部屋に香りをミストにして届ける逸品です。
アロマポットやランプより優れていると言われていますが、ミスト発生能力(加湿)は抑えられているものの使用するお部屋の環境によっては限定される場合があります。
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手軽で扱いやすですが、お部屋の湿度は季節によって上がることもお考えください。また、アロマ加湿器という名称で加湿器の副機能とし多くが売りだされていますので、間違って購入しますと加湿器を買ってしまった事にもなりかねません。
アロマ加湿器とアロマディフューザーの違いをよく認識してお選びください。
超音波ディフューザーの中には「フィルター」を使った気化式も存在します。これはエッセンシャルオイル(精油)を水タンクに溶かさないタイプで風を取り込む吸気口近くのフィルターにオイルを垂らすことでミストと一緒に香りも飛ばしているものです。
フイルターに原液を垂らしますので即効性があるものの持続性には疑問があります、また異なった種類のオイルはフィルターを交換しなければ混じり合った香りになる恐れもあり使い勝手が良いのかは疑問ですね。
取り扱いにおいて、長期間タンクの水を放置すれば雑菌がワキます、さらにカルキのお多い水道水を使えばカルキを飛ばしたり機械に付着します。
また簡易型の加湿器として、ご自分の周りだけ加湿すればいいという解釈で使用する方もいらっしゃいますが、この場合湿度は高いところから低いところへと移動しますので、効果は見込めないでしょう。
アロマディフューザー選び方=私の独断と偏見
拡散力が強い!のをお好みなら断然「ドロップ式」ですね、本当に家中香りが漂います。
オイルの消費が欠点ですが、一度使えば香りは長時間保たれます。住まいの中で生活している人はわからないかもしれませんが、来訪者にはわかるようで、定期的に使っています。
※毎日、四六時中使わないほうが良いですね。
「ランプ」は容量が小さいので、比較的小さいスペースでの使用でジワジワときます。
また「ポット式」は個人的には昔から使っているので馴染みがあり取扱に注意すれば手軽に楽しみながら使え、コスメやサシェを造る時に役立ちます。
「超音波」については手軽に使えそうで、良いとは思いますがアロマテラピーを以前から使っている方なら選ばないでしょう。(すでに器具持っているから)ですから今から始めるアロマの入門器具としてなら良いかもしれません。
各種アロマディフューザー比較表
方式 | 拡散力 | 安全性 | メンテナンス |
---|---|---|---|
ドロップ式 | 店舗・大部屋用 |
気化式 |
普通 エタノール(無水or消毒) |
ランプ式 | 中 プライベート |
普通 電気の熱 |
普通 エタノールor中性洗剤 |
ポット式 | 中 リビング・プライベート |
普通 キャンドルの火 |
普通 エタノールor中性洗剤 |
超音波式 | 中 リビング・プライベート |
超音波ミスト |
普通 取り扱い説明による |
アロマオイル香りの拡散力で言うならば・・
- ドロップ式のディフューザー
- アロマランプ(電気)
- アロマポット(ろうそく)
- 超音波式ディフューザー
になるのでしょう。
参考になれば幸いです。
アロマディフューザー雑記
アロマ加湿器との違い
長期間プラスチック製の加湿器の容器にオイルを使うとオイルによっては酸化して腐食したり(振動部分)、効果が出ないケースが有ります。
ディフューザーも同じことで、プラスティック製の容器ではオイルによって酸化することも考えられます。
アロマの香りを正しく楽しみたいのなら「ガラス容器」か「陶器」が最も適しているのです。
超音波式の加湿器やディフューザーでは香りが水っぽくなり満足しない方もいらっしゃいます。
エッセンシャルオイル(精油)とソリューション(専用アロマオイル)の違い
各種ディフューザーには2つのオイルどちらかを使用します。
植物性の精油でしたらエッセンシャルオイルで天然100%のピュアオイルがオススメですが、使用する器具によってソリューション(専用アロマオイル)を指定しているメーカーさんが有ります。
ソリューションは天然100%ではなくて合成された水に溶けやすいオイルになっています。
エッセンシャルオイル(精油)は脂溶性で水には溶けませんが、香りのブレンドや入浴時にお風呂に入れたり、コスメやサシェを造るアロマクラフトがやりやすですね。
ディフューザーのお手入れ方法
脂溶性のあるエッセンシャルオイル(精油)なので水に溶けません。
したがってお手入れとしては使用後は中性洗剤でサッと洗ってすすいでも落ちますが、ドロップやランプ式などの原液を使った場合は「エタノール(無水でも消毒でも可)」を使ってお手入れしましょう。
ドラックストアで売っているエタノールでOKです。テッシュに含み汚れが付いたガラスをナゾレば綺麗に落ちますし、手が入らない容器でもエタノールを注ぎ運転すれば詰まりなどのトラブルも防げます。
まとめ-アロマ除菌・消臭・洗浄スプレー
- 使い終わったスプレー容器を用意します
- 容器の半分ほどに無水エタノールを注ぎ込みます。
- 好みのエッセンシャルオイルを数滴(私は10滴前後)垂らします。
- 残りの容器に水道水を入れて満タンにして混ぜていきます。
このスプレーはお掃除やキッチン周り(レンジ・オーブンも可)に使えますよ、私も友人から教えてもらってから余ったエッセンシャルオイルで好みの柑橘系を使っています。我が家ではトイレやお風呂場には欠かせないスプレーになっています。
アロマテラピーを始めて今日まで、香りを様々な所で使って楽しみアロマクラフトも今では楽しんでいます。コスメや香り袋を作ったり上記のスプレーも今では必需品。
あなたも初めてみませんか?
[…] 参考サイト>>アロマディフューザーとは?選び方も詳しく […]