防災の中の非常食。準備していますか?できればおいしいものがいい!って思いませんか?
防災のために非常食を備えようとして思いついたものの・・
まったくの初めてなもので知識がない『何をどのくらい用意するべきか?』迷っている方。
『おいしい非常食って、どんなものがあるか?』も欲張りに調べたい方って多いと思います。
防災の非常食を備える考え方とおいしく食べる非常食をまとめてみました。
お米もパンも選べるんです!
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防災の中の非常食。準備していますか?できればおいしいものがいい!って思いませんか?
防災のために非常食を備えようとして思いついたものの・・
まったくの初めてなもので知識がない『何をどのくらい用意するべきか?』迷っている方。
『おいしい非常食って、どんなものがあるか?』も欲張りに調べたい方って多いと思います。
防災の非常食を備える考え方とおいしく食べる非常食をまとめてみました。
お米もパンも選べるんです!
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いつ起こるかわからない非常事態。災害の状況は様々です。
阪神淡路大震災や、東日本大震災レベルから、ライフラインの復旧までに数日間、自宅避難を要するレベルなども考えられます。
大きな災害で一時的に自宅を離れた場合でも、余震の合間に荷物や食料をを取りに帰るケースもあるでしょう。
自宅を離れる際に持ち出す非常食と、家に備蓄しておく非常食は分けて考えると、『おいしい』と『非常食』を両立させるポイントが見えてきます!
非常食には何を選びますか?イメージは長期保存ができる、普段食べなれない缶詰やカンパンじゃないですか?もちろんそれも正解の一つです。
水も熱も使わず、開けたらすぐに食べられる缶詰やカンパンは非常用持ち出し袋に入れておきたい防災用品です。
では、自宅避難の場合はどうでしょう。長期保存のできる非常食は、昔よりもいろいろな種類ができていますが…。
いざ買うとなると、非常食って意外と高い。味はどうなんだろう…。できれば、おいしく食べられるものがいい!そんなあなたにおすすめしたいのが、『ローリングストック法』という考え方です。
それを押入れなんかにしまいこまないで、パントリーの一角や、台所の引き出しなど、すぐに取り出して食べられる場所に保管します。
あとは、月に一回、日にちを決めて、12食のうち1食を食べます。
そして食べた分はその週のうちに補充します。この決まりを守って月イチの『毎月○日は非常食を食べる日』を続ければ、ちょうど1年で備蓄した非常食が入れ替わることになるのです。
おいしい、食べれる非常食を4日分(12食)用意します。
これを月に一食分だけ食べて消費していきます。
ひと月に1食分だけ食べるとこのように毎月非常食が減っていきます。
1年で非常食を毎月1食分食べて消費していけば、すべてが入れ替わります。
おいしく食べたら、補充しておくことで毎月少ない費用でしかも同じメニューも防げます。
スーパーの特売などを利用してかしこく補充していきましょう。
つまり、非常食に必要な賞味期限は1年あれば良くなり、ほとんどのレトルト食品が非常食として選択可能になります。
レトルト食品のなかでも、温めなくても食べられるもの、を選んでおくことで災害の幅にも対応が可能になります。
例をあげると、「レトルトカレー」。箱をよく見ると、(温めなくてもおいしい)と書いてあるものがあります。
子供向けカレーに多い表記ですが、これは、植物性油脂を使うことで、低温でも油分が固まらず、温めなくてもおいしく食べられるのだそうです。
グリコからでている『温めずにおいしく食べられる カレー職人』は甘口・中辛、も選べますよ!
『ローリングストック法』に必需品としてセットしておきたいのが「カセットコンロ」です。これがあれば、備蓄のレトルト食品をあたためて、さらにおいしく食べることができます。
過去の被災者の体験談に「温かいものが食べたかった」という声が多く聞かれます。屋外や寒いときには『おいしい』=『温かい』といっても過言ではないようです。
ガスボンベも『ローリングストック法』の備蓄品に組み込んでおけば、燃料不足の心配もなくなりますね。
また、非常用持ち出し袋に入れておける加熱材として「モーリアンヒートパック」という商品があります。加熱袋の中で、少量の水と発熱材を化学反応させることで、高温の蒸気を発生させ、食品を温めることができるものです。
※下記に記載してます
温め機能のついた駅弁(ひもを引っ張ると温かい蒸気が出てくる)でおなじみのアレです。
水は温めるだけに使いますので飲料水以外でも代用できます
加熱袋のサイズはMとLがあり、人数や食品の量で選べます。
例えば、水で戻したアルファ米とおかずの缶詰とお茶の缶飲料を同時に温めることも可能です。カンパンとお水だけの食事と比べたら、食べることで元気がでそうだと思いませんか?
非常食とおいしいを両立させるポイント
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非常食のお米として思いつくのが、レンジでチンするタイプのレトルトご飯だったりしませんか?でも、ちょっと待ってください。
レンジでチンできるってことは、炊飯器も使えますよね?それに、すでに炊飯してあるお米は嵩張り、重たいです。
電気が使えない状況下での非常食としては考えない方が良いと思われます。
ここで紹介するべき一つは「アルファ米」です。
炊いたお米を乾燥させたもので、お湯を注ぐだけで食べられるようになります。
実際に食べた方からは炊きたてのお米よりパサついていて、粘りは少ないものの、非常時に食べることを考えれば、十分においしいと言えるという声が多く聞かれます。
白米よりも味付きご飯のほうが食べやすい、という意見ご飯も、白米の他にも色々な種類の味付きご飯がありますので、好みの味を選べます。
これと「モーリアンヒートパック」を組み合わせれば、火を使わずに温かくておいしい非常食を食べることができます!
もう一つは、「カセットコンロによる炊飯」があります。
やってみると意外と簡単!カセットコンロ+土鍋で炊いたご飯は美味!の一言です。
温かいご飯が食べられる、という事は災害時においてはとても貴重なことです。
寒いときに温かい食事がとれれば、体だけでなく心も温めてくれることでしょう。
アウトドア慣れしていない家庭でも、月に一度の非常食を食べる日に練習をかねてやってみるのもいいかもしれません。
また、ローリングストック法の備蓄品の中に「真空パックの無洗米」を加えておきましょう!
無洗米なら、お米をとぐ必要がないので、余計なお水がいりませんし、真空パックのおかげで、乾燥・多湿に気を付ければ、1年間は常温でも十分においしい状態を保てるそうです。
5キロ、10キロだけではなく、1キロパックの商品もありますので、備蓄スペースや家族の人数で量も調節できますよ!
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開けたらすぐに、ふわふわパンが食べられる!
開けてすぐに食べられる、パンの缶詰はいかがですか?
水も熱も使わないで食べられるので、持出し用にも向いています。とてもやわらかいので、小さい子供やお年寄りでも食べられます。
レトルト食品と比べると値段はお高めですが、食味は高評価が多く、いろいろな種類があります。プレーン・チョコ・キャラメル・苺・ミルク・抹茶・メープル・レーズン・クルミなどなど。
ボローニャからもデニッシュパンの缶詰が出ています。非常時に日常でも贅沢なブランドパンがいただけるなんて!
ただし、パンは水分がないと食べにくいです。飲料水の備蓄も忘れずしっかり行いましょう!
いかがでしたか?
非常事態はいつやってくるかわかりません。今日からすぐにでも実践することが重要です。
備蓄はローリングストック法を活用して、日常にうまく取り入れましょう。そして防災の非常食をおいしいもので準備しましょう!