秋の気配と同時に、どこからともなくやってくる風邪の気配。
気が付いたら子供が咳をしていたり、鼻をすすっていることってよくありますよね?
でも、風邪薬って種類が多すぎて、どれが良く効くのかわかりにくい…
できたら飲み物や食べ物で、お医者さんに掛からずに治したい!忙しいパパには絶対にうつしたくない!
こんな時、どうしたらいいのでしょうか?
風邪に効く飲み物や食べ物、お茶やアロマを使った予防法についてまとめてみました。
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秋の気配と同時に、どこからともなくやってくる風邪の気配。
気が付いたら子供が咳をしていたり、鼻をすすっていることってよくありますよね?
でも、風邪薬って種類が多すぎて、どれが良く効くのかわかりにくい…
できたら飲み物や食べ物で、お医者さんに掛からずに治したい!忙しいパパには絶対にうつしたくない!
こんな時、どうしたらいいのでしょうか?
風邪に効く飲み物や食べ物、お茶やアロマを使った予防法についてまとめてみました。
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風邪を引いたけれども、食欲はあるので「何か食べたい、飲みたい!」そんな時には消化に良いこんなメニューがおすすめです!
風邪に効く自宅で誰でも効果のある代表的なメニューをピックアップしてみました。
段階 | 風邪の主な症状 | 症状別の飲み物・食べ物 |
---|---|---|
第1段階 | くしゃみ・鼻水・鼻づまり | など |
第2段階 | せき・のどの痛み・タン(痰) | など |
第3段階 | けん怠感・関節の痛み | など |
第4段階 | 発熱 | など |
それでは「風邪に効く飲み物や食べ物」を段階をおって説明していきます。
上記の段階において、水分補給は最重要です。
さらに熱が出てきたら、脱水には十分気を付けましょう。
飲みやすいスポーツドリンクやビタミンウォーターでもいいですが、発熱後や、胃腸風邪(嘔吐・下痢の症状がある風邪)など、体の水分が急激に失われるような場合には「経口補水液(OS-1)」がおすすめです。
少しお高めのアイスクリームは栄養価が高く、口当たりも滑らかなので、発熱後でも口にしやすい食べ物ですが、解熱効果などはないので、発熱後、落ち着いたときの栄養補給としての選択肢です。
そもそも風邪とは、原因となる風邪ウイルスや細菌によって現れる症状のことです。
原因の9割以上はウイルス感染と言われますが、溶連菌などの細菌感染もあります。
お医者さんで処方される抗生剤は菌に対して攻撃をする薬で、ウイルスには効きません。それ以外の薬は、現れた症状を緩和したりおさえる為のものです。つまり、風邪の特効薬はありません。
咳やくしゃみ、鼻水、発熱といった症状は、風邪ウイルスを体外に出したり熱を加えて殺そうとする、体の防御反応です。ですから、風邪の初期症状を薬で抑えようとすると、逆に風邪ウイルスを体内で増やしてしまうことになります。
つまり、「風邪をひいた!早めに薬を飲んだからすぐ治るはず!」という考え方は間違いです。
風邪の初期症状には薬よりも、十分な休息が必要です。人間が起きて活動するとエネルギーを消費します。
ウイルスと戦うエネルギーを無駄使いしないためにも寝るのが一番!
入浴は体をさっぱりさせて良く眠れるようにするためには良いのですが、体力を消耗します。長湯はさけましょう。
あがったら、湯冷めしないうちに休みましょう!
風邪のひき始めには葛根湯、とよく言われますが、どんな症状にでも、というわけではありません。
ゾクゾクっと寒気がするような風邪の場合がおすすめです。
発汗を促す作用を持つ葛根湯。お湯で溶かして飲めば、さらに体があたたまります。飲んだらさっさと体を休めましょう!
ウイルスを退治するために体内で生産される物質は、頭痛、倦怠感、鼻水、のどの痛みといった症状のほかに食欲不振の副反応も引き起こします。
そんな時は「食べずに水分だけ摂って寝る」のが一番です。食欲がある場合でも、消化のいいものだからって食べすぎないように心がけ、消化にエネルギーを使いすぎないようにしましょう。
では、どんなものを食べたらいいのでしょうか?
消化にいい食べ物、といわれたら、真っ先に思いつくのは「おかゆ」という方が多いと思います。
でも、意外なことに、米・うどん・パンといった炭水化物より、肉・魚・卵といったタンパク質の方が消化が早い、という実験結果もあるんです。
おかゆはやわらかく煮てあるので、ついつい噛まずに飲み込んでしまいがちですが、それだと唾液の分泌が促されず、消化酵素が不足してしまいます。その結果胃腸に負担がかかってしまうのです。
喉の痛みがあり、飲み込みやすいおかゆが食べたい時には、よく噛むことを心掛けましょう。
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風邪の予防には日頃の手洗いやうがいは必要不可欠で、誰でも出来る予防対策です。
次に、風邪の予防に効果的な「お茶うがい」を紹介します。
緑茶に含まれる「カテキン」による殺菌作用、または紅茶に含まれるポリフェノール「テアフラビン」(※カテキンが発酵してできる)の抗菌作用があります。
ウイルス表面の突起物にカテキンが結合し、ウイルスが人体の細胞に吸着・結合するのを防いでくれるのです。
温度はやけどしないように人肌程度のものを用意します。
出がらしでもいいですが、緑茶の場合は熱いお湯で入れた物を冷まして使う方がカテキンが多く抽出されています。
紅茶の場合、ティーパックのでがらしでも、色がついていればOK!
風邪に効く飲み物のしょうが紅茶を飲んだあとのティーパックで、うがい用のでがらしを作っておくと無駄がないですね!
家に風邪を持ち込まない、または、一人が風邪をひいても残りの家族にはうつらないようにしたい!
基本かつ重要な予防法は「うがい・手洗い」です。
知ってます、やってます。そうおっしゃる方がほとんどでしょう。では、「正しく」出来ているでしょうか?
うがい薬をコップに適量入れてうすめます。※うがい薬の説明書をお読みください。
説明書に示されている量の水を加えて適切な溶液を作りましょう。
溶液を口に含み、少し強めに「ブクブク」と口の中をゆすいで「5」を数えてから吐き出します。
次に溶液を口に含んで、上を向き「5」を数えながらのどの奥で「ガラガラ」うがいをして吐き出しましょう。
再度、溶液を口に含んで「ガラガラ」とのどの奥でうがいをして「5」を数えて終わりです。
うがい・手洗いはいつやるの?
子供には厳しく・口酸っぱく「うがい・手洗い」を注意しているお母さん。ご自身は軽くすませている…、なんてことはありませんか?
正しいうがい・手洗いの方法を確認するとともに、子供たちに「なぜ、いま手洗いやうがいをするのか」を教えていきましょう。
時計や指輪のアクセサリーを外します。
最初に、手を流水ですすぎましょう。
泡せっけんをつけて泡立てましょう。
手のひらや、手の甲をこすりながら洗い、指の間は両指を組みながらこすりあわせて洗います。
親指などはねじるようにして洗いましょう。
指先や爪の先は手のひらを使ってこすりながら洗いましょう。
手首も片方の手でねじるように洗いましょう。
流水をかけながら泡せっけんを丁寧に洗い流してください。
清潔なタオルで水分をシッカリと拭き取れば手洗い完了です。
正しい手洗いでのポイント
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もうひとつ、忘れてはいけないのがお部屋の空気です。
風邪ひきが一人でもいれば、家の中の空気中には風邪のウイルスがうようよいます。換気をして、空気中の汚れを外に出しましょう!
正しい換気方法
風邪の諸症状を緩和してくれるアロマを紹介します。
空気が乾燥しているとのどの粘膜の防御機能が低下します。
また、微細な物質が飛散しやすくなり、温度も湿度も下がるのでウイルスが活性化しやすくなります。
加湿器で湿度をあげてウイルスを不活性化しましょう。
アロマ機能付きの加湿器なら、加湿しながらアロマを拡散させることができて便利です。
関連サイト:加湿器を使ってウイルスの生存率を下げる方法
うちには加湿器もアロマディフューザーもないよ!という方。安心してください!家にあるもので対策できるんです。
タオルを濡らしお部屋に吊る、これだけで加湿器替わりになりますよ!
そして、カップにお湯をいれて、アロマを数滴落とすだけでも香りは拡散します。(うっかり飲んだり倒したりには注意しましょう)
免疫がまだできていない子供は次から次に風邪に感染します。
近年は毎年のようにマイコプラズマという細菌からの風邪が流行しています。咳が長引くようならば、他の症状が目立たなくても迷わずにお医者さんに行きましょう。
お年寄りは免疫力自体が落ちていたり、風邪の症状が出にくかったりしますので、気が付いた時にはかなり悪化した状態になってしまっていることもあります。
予防に力をいれつつ、日頃から様子を注意深く観察し、早めに対処することが大事です。
風邪のホームケアのポイント!
基本の予防に力をいれて、それでも引いてしまったら風邪に効く飲み物や食べ物で自己治癒力をサポートしましょう!
そしてゆっくり身体を休めて、初期のうちに治しましょう!
ただし、風邪は万病の元。症状をよく観察し、気になることや治りが遅いと感じるようならば、早めにお医者さんに行きましょう!
[…] 参考サイト>>風邪に効く飲み物と食べ物と言えばなに?! […]