子供って、次から次に風邪を引きますよね?時には兄弟でうつしあったりすることも…
そんな時におすすめの食材、りんごについて、成分や効能、子供や赤ちゃんにも効果的な食べ方などを調べてみました!
「一日一個のりんごは医者いらず」そんなりんごを食べて風邪に負けないパワーを取り入れてみませんか?
子供って、次から次に風邪を引きますよね?時には兄弟でうつしあったりすることも…
そんな時におすすめの食材、りんごについて、成分や効能、子供や赤ちゃんにも効果的な食べ方などを調べてみました!
「一日一個のりんごは医者いらず」そんなりんごを食べて風邪に負けないパワーを取り入れてみませんか?
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風邪に良さそうなイメージの強い「りんご」ですが、実際はどうでしょう?
風邪の時には水分と休養が最も重要ではありますが、食欲があり、食べられる状況なら風邪に効くものを食べたい!
特に子供や赤ちゃんの場合、水分だけ摂って寝ていなさい、では可哀そうに思えてしまうのが親心…。
そんな時こそりんごです!りんごはイメージだけではなく、実際に風邪に対して有効な成分を多く含んでいるので、ぜひ食べさせてあげましょう!
りんごの約85%は水分です。残りの15%に含まれる成分の中でも、風邪に効果的なものとして、ポリフェノールや食物繊維、カリウムがあげられます。
りんごの酸味にはクエン酸が含まれ、疲労回復を促す働きがあります。(個々の作用については二章にて詳しく説明)有効な成分は皮や皮に近い所に多く含まれます。
成分の約85%が水分のりんごは、風邪の時に最も重要な水分補給を兼ねることができるうえ、食物繊維による整腸作用が期待できます。
子供の風邪には下痢を伴うことが多いので、まさにうってつけの食べ物なのです。
また、りんごジュースは年間を通じて市販で簡単に手に入り、子供が好む、口にしやすい芳香と味を持ちます。
食欲が落ちている時でも比較的摂取しやすいと言えます。(市販のジュースを飲ませる場合は濃縮還元タイプではなく、白濁タイプのストレート果汁を選びましょう。)
注意が必要なのは、子供が便秘をしている時です。食物繊維の効果でさらに便が出にくくなってしまうこともあります。
水溶性食物繊維はゼリー化して炎症をおこした粘膜を保護します。
身体を冷やすイメージの果物ですが、りんごは身体を温める働きを持ちます。身体に不要なものを排出し、血流を良くし、身体を温めることで免疫力がアップして自己治癒能力が高まります!
つまりは、風邪による諸症状を幅広くサポートしてくれるので、「これだけ食べて休もうね」と子供に促しやすいのです!
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一章で紹介したりんごの成分についてもう少し詳しく見てみましょう!
前述の通りりんごの85%は水分ですが、残りの15%の部分にたくさんの有効成分が詰まっています。
そのなかでも注目なのが、100種類以上ものポリフェノールです。
ポリフェノールの主な働きはコレステロールの酸化を抑制し、活性酸素の働きをおさえてくれます。
りんごには、そのなかでも特に抗酸化作用が強いといわれる「エピカテキン」が含まれます。
エピカテキンの効果・作用は抗ウイルス作用にとどまらず、動脈硬化・脳卒中・心筋梗塞・高血圧・ガン予防やピロリ菌除去などなど、簡単に言ってしまうと万能!なのです。
食物繊維には水に溶ける性質のものと、溶けない性質のものがあります。
りんごにはその両方が含まれているのですが、水溶性食物繊維の「ペクチン」はゼリー化して炎症した粘膜を保護し、身体にとって不要なものを排出するデトックス効果もあります。下痢をした後の回復食としてもおすすめです。
カリウムには、ナトリウムを尿と一緒に排出する効果があり、血流が良くなって身体が温まります。
風邪の時には身体を温めて免疫を高めるのが鉄則です。寒い地方で育つりんごは身体を温める効果のある果物だそうです。
これらの風邪に効く成分は、皮や皮の近くに多く含まれています。
せっかくのりんごの有効成分をなるべく多く身体に取り入れる為にはどうしたらいいでしょう?
答えは丸かじり!歯の隙間の掃除にもなり、「アップル フェロン」には虫歯予防効果もあります!
でも無農薬りんごが手に入らない、または高くて手が出ない!そんな場合でも、よく洗えば大丈夫です。
そもそも、りんごの表面がべたべたしているのは、農薬やワックスではなく、りんご自身が水分の蒸発を防ぐ為に発生させている「リノール酸」や「オレイン酸」です。
りんごが熟したサインとも言われていますが、一部の品種(ジョナゴールドやつがる)によってみられる現象ですので、すべてのりんごにはあてはまりません。
りんごの洗い方としては、流水でスポンジを使ってこすり洗いするだけでも残留農薬はかなり落ちるのですが、酢水の希釈液をスプレーしてから水洗いすることで、バクテリアの除去もできます。
酢1:水3の割合で薄めてスプレーボトルにいれてシンク周りに置いておけば、果物・野菜洗い、ついでにシンク磨きにもつかえて便利です。
スポンジは食器洗い用とは分けて使いましょう。衛生面が気になる人には、メラミンスポンジをその都度小さくちぎって使い捨てにするのがおすすめです!
りんごを温めるとペクチンが活性化します!
アップルパイはりんごの効果を引き出すレシピですが、風邪の時にお手軽に作れる温かいりんごのおすすめレシピは…
「アップルハニージンジャー」はいかがでしょうか
りんご4分の1程度をすりおろし(できれば皮ごと)あれば少量のレモン汁を加えてマグカップに入れます。
適量の水で薄めてレンジで飲み頃の温度まで温めます。(500Wであれば、1分~1分半で様子を見ましょう)
そこに、すりおろし生姜(チューブ生姜や、パウダーでもOK!)、はちみつを加えて混ぜるだけ!
簡単なホットドリンクの出来上がりです!
りんごには風邪に対するスゴイちからがあることはわかりました。
とは言え、子供やましてや赤ちゃんにりんごの丸かじりはむずかしく、大人だって、風邪を引いている時にそんな事はできませんよね。
それではどのように食べるのがいいのでしょう?
切り方をちょっと工夫するだけで、意外と楽に皮ごと食べれるんです。
子供におすすめなのがいちょう切りです。
はじめて皮ごと食べる子には最初は5ミリ幅くらいにしてあげて、皮をむいたものと半々にしてみましょう。
皮ごと食べれたら褒めてあげるのも忘れずに!
慣れてきたら、全量を皮をむかずに、幅も少しづつ太くしていきましょう。
この方法で我が家の幼稚園児は皮ごと食べられるようになりましたよ!
離乳食の始まっている赤ちゃんなら、すりおろしが食べやすいですね。
もちろん皮ごとすりましょう!
すりおろし器は金属のものは避けましょう。成分が変質してしまいます。
赤ちゃんに食べさせるときには便の状態も必ずチェックしましょう。
嘔吐やひどい下痢がある時は収まってから様子をみて与えましょう。
いかがでしたか?
そのままでも、ジュースでも、手軽に手に入るりんごのすごいチカラ!
おいしくて、風邪に効くりんごをまるごと食べて、風邪にまけない万能パワーを取り入れましょう!