私が「一人用こたつ」を知ったのも、冬の寒い時期に部屋を暖房していても足元が冷えて困っていた頃でした。
ソファーに座ってTVを見ていても足が寒い寒い…寒いのです。
その寒さ対策用に知ったのが「一人用こたつ」なのです。
でも最初の頃は、「どう使ったらいいの?」っと使い方がわかりませんでした。
今では自分なりに工夫して便利に使っていますが、使い方がわからならない方って多いのじゃないかと思い記事にしてみました。
合わせていろいろなお一人用こたつの種類も調べていくつかアップしています。
最後に私が重宝して使っているアレンジ方法も紹介しております。
一人用こたつの使い方は?
一人用こたつの使い方は、使い人によって様々の使い方があります。
「こたつ」ですからあくまでも足元から腰までを暖かくする暖房機であることはわかっていますね。
幾つかの使用例を上げてみましょう。
標準的な一人用こたつの使い方
写真①のように「やぐら」のなかにヒーターが入っている構造を理解して考えると、写真②のように毛布やブランケット、布団を掛けて従来の「こたつ」として活用する方法があります。
写真を見てお分かりになるように、やぐらが邪魔をして、従来のこたつのように「自由に足を伸ばす」ことはできません。※写真⑥
また、このカタチは天板がありませんが、もともと「こたつ」については昔は天板がありませんでした。
やぐらの上でお茶や何かを置く場合は「おぼん」や「トレイ」などを置きテーブルとして使用していたものが、今では天板として進化しているのです。
でも今までは天板はついていなかったモノが主流でしたが、いまでは一人用こたつにも「天板」がセットして販売されているのも出回っています。※写真③
そして写真④のように、この天板を使用して「ちゃぶ台」や「ミニテーブル」として年間使用できてしまいます。
チョットお洒落にするのならカバーでもかければ年間通じて使えますが、冬場ではこの使い方ではそんなに暖かくありません(笑、、、「火鉢」のような感じでイメージしてもらえばお分かりになるでしょう。
写真⑤が最もこの「一人用こたつ」の活用方法に適した使い方ではないでしょうか。
今の生活は椅子と机が主流になっておりますので、足元に「やぐら」を置くことでひざ掛けを使って暖を取る方式がもっともよいのではないでしょうか。
「やぐら」自体木製で堅固につくられておりますので、十分足を置いても耐えられる構造です。
職場のデスクや勉強机にも置けて使えますし、朝の食卓では足元において活用すれば「みんなの足元暖房」にもなります。
写真⑥では寝転がっているのですが、少し窮屈かもしれません。
しかし「アンカ」や「湯たんぽ」代わりに使うのであれば冬場の寝具として布団の中に入れれば湯たんぽや電気アンカよりも暖かいのです。
この「一人用こたつ」は昔はアンカとして、また「掘りごたつ」の火鉢の代わりとして売られていたものが現代においてアレンジされ今に至っているのです。
昭和レトロを感じさせる少し懐かしく、そして面白い暖房機なのです。
暖かさと電気代は?
一人用こたつの仕様例です。
- 本体サイズ:幅30×奥行30×高さ26.2cm
- 本体重量:3.9kg
- 消費電力:100W
- 消費電力量目安(1時間あたり):強=約50wh・弱=約19wh
- 電気代目安(1時間あたり):強=約1.1円・弱=約0.4円
- 電源コード:3m 中間入切スイッチ付
- 発熱体:コルチェヒーター
- 温度調節:温調ツマミ無段階可変式(本体側)
- <暖かさは?>
この一人用こたつの消費電力は最大100Wですので、電気ストーブの300Wから600Wでる出力と比べると非常に小さい出力です。
また、従来型のこたつユニットヒーターは最大600W出ますので、このことから考えますと使い方によって物足りなさを感じるかもしれません。
そして地域によっては暖かさを感じない時もあるでしょう。
でも、お一人様のみの暖かさを考えるなら工夫次第では、十分な暖を取ることができるのです。
- <電気代は?>
電気代の目安ですが、強でも(1時間あたり):強=約1.1円・弱=約0.4円なので、電気代の心配は皆無なのです。
使い方の工夫次第では、冬場の暖かさと電気代の心配を効率よく改善してくれるでしょう。
- <暖房器具の位置づけは?>
一人用こたつは暖房器具の中では、お部屋全体を暖める暖房機じゃありません。
限られたスペースのみを暖める補助的な暖房機だと理解しなければなりません。
このことを理解していないと、あとで後悔する事になります。
- <お掃除は?>
やぐらの構造上ヒーターはこたつと違い上を向いております。
したがってホコリは付きますので、定期的に掃除機の付属品「細口ノズル」を使って吸いだしてお掃除をしてください。
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一人用こたつの種類はどんなものがあるの?
一人用こたつには「やぐらタイプ」だけではありません。いまでは「家具調こたつの一人用」から始まって様々なタイプの種類が出回っております。
この種類を見渡すといろいろな使い方のアレンジを思いつくことでしょう。
職場やプライベートルームに役立つ「一人用こたつ」の種類と使い方のアレンジを探ってみましょう。
こんな種類もある「一人用こたつ」とは?
一人用こたつには上記で紹介した「やぐら」タイプのほかにも様々な様式のこたつがあるのです。
いくつかご紹介いたしましょう。
フットヒーター
無段階調節で快適な温度が設定できる、お手持ちのひざ掛けを使って暖を取る足温器です。
本体内に温度ヒューズ、サーモプロテクターコードに電流ヒューズ、三重の安心設計です。
そして嫌なニオイを分解する脱臭機能付きで5時間切りタイマー付きコードで消し忘れ防止もついています。
さらに、たまったホコリを引き出して捨てるだけのクリーンポケットを搭載。
- メーカー型番: メトロ MFH-180ET
- 本体サイズ: 幅49×奥行22×高さ11cm
- 重量: 2kg
- 材質: 天然木ラバーウッド材・ハロゲンヒーター
- 消費電力: 180W
- 電気代目安(1時間あたり): 約4円/h
- コード長さ: 約3m
- 温度調節: マイコン(無段階調節)
- 5時間切タイマー付
- ハロゲンヒーター1灯式 手元コントローラー付
デスクヒーター
デスク・テーブルの裏にピタッ! あっという間にミニミニコタツ。
オフィスの冷え切った足元は女性の大敵!! 足を冷やすと良いことなしです。
冷え性の方にもつらいですよね。 強力磁石で貼り付き、オフィスでも、ご自宅の仕事部屋でも、手軽に防寒できます!
デスクが木製の場合は同封金属金具を取り付けてから磁石で貼り付けしてください。 暖かさを逃がさないカバー付でよりいっそうぽかぽかです。
- メーカー品番/アイリス DEH-45-T
- 寸法/本体:幅460×奥行360×厚さ30mm、
専用カバー:幅500×奥行400×高さ370mm
- 質量/約880g(取付金具含む)、専用カバー:約180g
- 消費電力/90W
- カラー/ブラウン(専用カバー)
- 材質(専用カバー)/ポリエステル100%
- タイマー/3時間自動オフ機能
- 電源コード長さ/約1.8m
- 抵抗付温度ヒューズ
パネルヒーター
机の中にすっぽりおさまり頭寒足熱で勉強や仕事の効率アップ。
勉強部屋やオフィスに良く合うニューデザインのたて型サイズで用途は多種多彩です。
座卓に座って背中に向かって立てかけるなどすれば背中も暖か、アイデア次第ではいろいろ使えるすぐれもの。
- メーカー型番: パナソニック DC-PKD3
- 本体寸法:48×45×30cm
- 本体重量:約2.2kg
- 素材・材質:ポリエステル
- コード長:1.8m
- 消費電力:165W
- 生産国:中国
- 切換スイッチ:強・弱・切
- 温度制御:サーモスタット
- 標準表面温度(室温20℃):強55℃、弱37℃
本格的な「一人用家具調こたつ」とは?
一人用こたつの中には、本格的なお一人様用の家具調こたつもあるのです。
年間通じて家具として使えるこたつなので、実はこれが一番実用的ですね。
高さ調節ができてデスクにも座卓にもなる「一人用家具調こたつ」
1人用のこたつ。勉強部屋や書斎にピッタリ!ひとり暮らしのお部屋のテーブルや机としても大活躍し椅子と掛け布団の3点セット。
こたつは3段階の高さ調節可能。和室もOK♪季節や色々なニーズに対応します。
高さが36cm・43cm・65cmと3段階に調節可能なブラウン色のこたつ(78×50)・イス1脚(2種類の使い方ができます)
そしてドット柄の掛布団のコンパクトな一人用ダイニングこたつ3点セット。パーソナルコタツ。
- メーカー型番: ファニチャー速水 STEP-C353
- コタツテーブル [サイズ]:W78×D50×H36~65/cm
[仕様]:510W中間スイッチ。
- チェアー [サイズ]:W45×D53×H75(SH37) ※回転座椅子:W45×D53×H51(SH13)
[仕様]:回転式 ◇脚部を取り外せば、回転座椅子にもなります♪
◇下台カバーは取り外し可能です♪
- 掛布団 [サイズ]:W220×D192 [色柄]:ドット柄
[表地]:ポリエステル95%・綿5% [裏地]:ポリエステルボア100% [中綿]:ポリエステル100%
木製足折れフラットヒーター採用で収納バツグンな「一人用家具調こたつ」
木製折れ脚リバーシブルこたつ&フラットヒーター採用でコンパクト収納も可能でしかもヒーターが足に当たらない「60x60cmサイズ」。
さらに省スペースこたつ布団 北欧ヒツジ柄の2点セット。
ヒーターの出っ張りがないので内部は広々♪普通のローテーブルのよう。ヒーターを気にせず、1年を通してお使いいただけます。
折りたたむと厚さ約11.5cm!使わない時はコンパクトに収納できます。
- メーカー型番: ライフスタイルショップ FUNFUN
- フラットヒーター130W・中間スイッチ式
- サイズ:60x60x高35.5cm
- 重さ:約10.5kg
- こたつ:天板-プリント紙化粧パーティクルボード(木目転写)、脚部-天然木(ラバーウッド)
- こたつ布団:表地-ポリエステル100%(フランネル)、コーナー・裏地-ポリエステル100%(フリース)
- 完成品でお届け
カジュアルこたつ-一人用こたつ
木製の家具調こたつとは違い、カジュアルに使うなら昔からサイズ「60X60㎝」が一人用こたつに当たります。
一人暮らしの人にオススメなコンパクトサイズのこたつなのに1台で二つの雰囲気が楽しめるリバーシブル天板を採用しているものが多いです。
年間を通じてテーブルとして使えるすぐれもので簡単な中間スイッチ付きで、組み立ては付属のネジ締めで簡単にだれでも組み上げられます。
通常のこたつより消費電力は低いので電気代も気になりません。
こたつ布団は75X75の正方形型の掛け敷き布団をお選びください。
関連サイト:こたつ布団の正方形で省スペースの60×60のサイズと選び方は?
- 本体サイズ:幅60×奥行60×高さ38.5cm
- 本体重量:10.1kg
- 材質:天板=低圧メラミン化粧板、中天板=パーティクルボード、脚=PP樹脂
- 消費電力:300W
- 消費電力量(1時間あたり):強=約120wh、弱=約50wh
- 電気代目安(1時間あたり):強=2.6円、弱=1.1円
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私の一人用こたつアレンジ方法とは?
お一人様用こたつをより一層効果的に使いたいアレンジ方法です。
リラックスしてお部屋で暖をとることを考えて、思いついた私なりのアレンジです。
あなたも幾つかのアレンジを考えてみませんか?
着る毛布を使いましょう。
一人用こたつのやぐらタイプには、今流行りの「着る毛布」を活用し合わせて使ってみるのもよいでしょう。
やぐらに毛布やブラケットを掛けるのも良いですが、ソファーや椅子に座る時足元と身体も寒くなる時がありますね。
こんな時は毛布を羽織るんじゃなくて、着ることを考えましょう。
ルームウェア感覚で袖も付いた着る毛布の足元に一人用こたつの「やぐらタイプ」を置けば足元から身体全体に暖かさを感じれるはずです。
ポイントは足元までスッポリ収まる長めの着る毛布を使いましょう。
- サイズ:170×178cm
- 本体重量:1Kg
- 本体:ポリエステル
- 原産国:中国
- 付属品: クッションカバー
まとめ
一人用こたつは、使い方さえ間違えなければ工夫次第で様々なシーンで活用できます。
寒い時期の朝の朝食など、テーブルの下に置き足を乗せながらトーストを食べる私がいたり、TVを観るときにはブランケットを掛けて足を暖めながらくつろいでおります。
夜、本当に寒い時はアンカとして布団の中にも入れて寝ているほどです。
もちろん部屋も暖房をしているのですが、冷え性なので足元が寒いのが嫌なのです。
これからこの「一人用こたつ」を使う方の参考になれば嬉しいです。