冬になれば「おでん」や「ふろふき大根」などでの煮物での大根は人気の食材です。
今回注目したいのは金沢の「源助大根」です、地元では「歌」にもなっている愛されているダイコンなのです。
キュートでかわいい源助大根、金沢の野菜の代表格である。
短くてずんぐりしたダイコンは水分をタップリ蓄えているのが特徴。
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冬になれば「おでん」や「ふろふき大根」などでの煮物での大根は人気の食材です。
今回注目したいのは金沢の「源助大根」です、地元では「歌」にもなっている愛されているダイコンなのです。
キュートでかわいい源助大根、金沢の野菜の代表格である。
短くてずんぐりしたダイコンは水分をタップリ蓄えているのが特徴。
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地野菜として私が思いつくのはいままでは「京野菜」でしたが、今では「鎌倉野菜」や「金沢野菜」などが挙げられますね。
今では地産地消していた地方ならではの珍しい野菜が脚光をあげていますが、地野菜を絶やさないためにも地域の奮闘でブランド化して他の野菜と差別化し付加価値をつけている代表が金沢の「源助大根」です。
金沢での源助大根は歴史が浅く、昭和初期に地元の情熱ある農家が生産を始めた
愛知県の井上源助さんから頂いた大根の種を改良してできたのが金沢の大根で、頂いた方の名前をとって「源助大根」とした。
風の強い金沢の地では源助大根の水やりは大変です。
「早朝」の風の弱い時を見極め、葉っぱの色で水の量を決めて水をやります。
なぜなら源助大根は水をやりすぎると「割れて」しまいます。
畑の「畝(うね)」を高くして大きさをそろえる技術も大変で質の高い源助大根は地元のほかでも人気の地元野菜です。
夜中の午前零時より収穫開始、日中だと水分の蒸発がありそれを防ぐため夜中から作業を始めます。
水水しい源助大根は鮮度が落ちるのが欠点です。輸送中にも大根が割れてしまうため、まさに時間との勝負。
生でもおいしく食べれる甘くみずみずしい美味しさは本物ですね。
みずみずしいので割れやすい源助大根はデリケートだから都市部へ輸送はできないので、加工済みでしか出回りません。
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地方にもいろいろ源助大根のような「地大根」がある。
これから脚光を浴びるでしょう。
ローカルフードの情報発信をこれから考えていなければならないのが課題です。
地元ブランドから、全国へ発信していくのは生産量もさることながら、地道なアピールも大切。
全国的に出回っている代表的な大根。
義面に出ている根の部分が緑色した大根で最も多く栽培されている。
加工食品にも多く用いられている大根の代表格。
「ネズミ」のお尻みたいな大根で信州そばの薬味に使い有名。
信州での伝統野菜のねずみ大根は、肉質は緻密で硬いため汁が少なく、舌触りが良好なため、地元では漬け大根のほかに、おろし大根やそばの薬味、名物の「おしぼりうどん」用の大根として親しまれています。
誰もが知っている鹿児島の「世界一大きな大根」です。
煮込んだ桜島大根は味のしみ込みが早く甘みがあるのと柔らかいのに煮くずれしにくいといった特徴があり、おでんやブリ大根、漬物などによく利用されます。
「京都、千枚漬けに使われているダイコン」
京都の伝統野菜として知られ、丸い形で肉質は緻密でやわらかく、甘味が強いのが特徴です。
煮物にも漬物にも合う京都を代表する地野菜。
安家地大根(あっかじだいこん)岩手県の地野菜でサツマイモみたいな大根、少々辛みがありサラダにも適している
貯蔵性が高く、繊維質で辛みが強く、同時にうま味と甘味があります。
紅色を生かす食べ方は大根おろしです、少量のお酢を入れるとより鮮やかになり、できれば鬼おろしでおろしましょう。
「秋田県・しぼり汁を食す大根で二日酔いも冷めるほど(青首の7倍辛い)
農地によって辛さが変わるらしい。
現在地元では数件でしか栽培されていない絶滅危惧大根です。
世界一長い大根・愛知の守口漬けに使う。
愛知の地大根と考えている人も多いが、実は発祥の地は大阪の守口で淀川のほとりで昔栽培されていた。
豊臣秀吉が命名した守口だいこんなのです。
地大根はその土地土地で作られているが、栽培法が難しかったり、病気に弱かったり苦労はするものの地産地消で生きながらえていた大根も脚光を浴びることでブランド化が進むでしょう。
旨みの味のしみ方は源助が一番。加熱すると60度を超えるあたりから出汁を吸収する特性があるため、青首大根より味のしみ方がよいのが人気の原因ですね。青首大根も美味しいが逆にお出汁の旨みを吸収する源助のほうが煮物には最適です。
食べたときに「ジューシー感」がジュワーっと口の中に広まります。
関連サイト:金沢の源助だいこん送料無料