毎年12月ごろになるとインフルエンザが流行りだします。
幼児がいるお母さんは、「うちの子の症状はインフルエンザなの?風邪なの?」と悩む方も多いと思います。
インフルエンザと風邪の症状はよく似ていますので親が判断するのは難しいですが、決定的に違う点もあるんです。
お医者さんにかかると、検査キットを使用することですぐにインフルエンザに掛かったかどうかわかります。
医療機関から幼児に処方される薬も種類が様々です。
自宅で
毎年12月ごろになるとインフルエンザが流行りだします。
幼児がいるお母さんは、「うちの子の症状はインフルエンザなの?風邪なの?」と悩む方も多いと思います。
インフルエンザと風邪の症状はよく似ていますので親が判断するのは難しいですが、決定的に違う点もあるんです。
お医者さんにかかると、検査キットを使用することですぐにインフルエンザに掛かったかどうかわかります。
医療機関から幼児に処方される薬も種類が様々です。
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発熱、咳、鼻水、頭痛、倦怠感などなどこれらの症状が出たらまずは風邪を疑います。
しかし、これが風邪ではなくてインフルエンザだったら?
大人だったら症状を自分で把握して医者に伝えることもできるけど、物言えない幼児だったら親が症状を判断して医者に伝えなければなりません。
いったい、風邪とインフルエンザの症状は何が違うのでしょうか。
風邪の場合は1年を通して症状が出ますが、インフルエンザは12月から3月に流行します。
インフルエンザで特徴的な症状は、突発的に高熱が出ることです。
1~3日の潜伏期間ののち、39度以上の高熱が出て倦怠感が生じます。
大人の場合は関節痛や筋肉痛も起こりますが、幼児の場合はその限りではありません。
咳、タン、鼻水、のどの痛みといった風邪と同じような症状も伴います。
12月~3月の期間で突発的な高熱が出たら、インフルエンザと疑ったほうがいいでしょう。
けいれんなどの症状が出る場合もありますので、幼児のそばを離れず注視する必要もあります。
医療機関に受診すると、幼児の鼻に綿棒を入れ粘膜を採取して抗体を調べる方法が主流となっています。
これにより、インフルエンザの判断が的確に行われるようになりましたが、発熱してすぐの場合は陰性になる場合もあります。
幼児がインフルエンザと診断されたら、「抗インフルエンザ薬」が処方されます。
この
まず薬の種類ですが、吸引薬の「リレンザ」と「イナビル」、内服薬の「タミフル」、点滴薬の「ラピアクタ」があります。
薬の種類とは
インフルエンザは高熱が出てしまうことから、私は「解熱剤飲ませなきゃ!」と思うこともありますが医師から処方された薬を適切に飲ませてあげることが大事なんですね。
それと汗をたくさんかくので、水分補給もしっかりとさせてあげることを忘れてはいけませんね。
さて、処方される薬の中でタミフルは厚生労働省から緊急安全情報に関する資料が発表され、処方にあたっては注意するように勧告がなされています。
なぜ、タミフルは注意すべき処方薬なのでしょうか?
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タミフルを処方された児童が、異常行動を起こし転落死亡事故という痛ましい事例が過去に報道されました。
インフルエンザでタミフルを処方して自宅療養中の中学生が転落し、死亡するという事故が2件あったのです。
このニュースは当時大々的に放送されたので、私も印象に残っています。
医療機関もタミフルの処方を控えるなど、現場にも大きな影響を与えたことを今でも覚えています。
そこで厚生労働省は、タミフルの製造元である中外製薬株式会社に、添付文書の改訂、「緊急安全性情報」の作成及び医療機関等への配布をしました。
このことから、10歳以上の未成年者には原則としてタミフルの服用を控えることとされました。
服用した場合は幼児・小児・未成年者が一人にならないように保護者が注意して配慮する必要があります。
タミフルと転落事故との因果関係は認められていませんが、過去このような事故があったことから未成年の服用には注意が必要となってきます。
処方された場合には医療機関からもその旨を説明されますので、リスクもあるかもしれない薬なのだと親としては肝に銘じておく必要がありそうですね。
インフルエンザと風邪の症状の違いがお分かりになりましたか?
医療機関からインフルエンザと診断されたら、処方された薬を適切に飲ませてあげることが大事だとわかりましたね。
また、インフルエンザにかかったら異常行動を起こすことも考えられます。
療養中は、母親や保護者が幼児に付き添って看病をするという配慮が必要だということも重要です。
インフルエンザにならないためにも、早めの予防接種をしておくのも一つの方法です。