九州での初詣といえば、やっぱり学問の神様である菅原道真公が祀られている太宰府天満宮。
大人気の太宰府天満宮の初詣について参拝はいつまでできるのか、混雑情報や参拝に穴場の時間帯、駐車場などの情報を2018年度最新版として「まとめ」てみました。
お正月のニュースでは混雑状況が毎年取り上げられ、太宰府天満宮は例年の三が日の参拝者数が約200万人にものぼると言われています。福岡市の人口が約157万人ですから、3日間でそれ以上の人が一つの神社を訪れるわけです。
さらに福岡では近年博多駅の改装や駅前の開発が進み、商業施設も多くできているため日本だけでなく海外からの観光客も多く訪れるようになっています。これからもっと多くの人出が予想されますね。
太宰府天満宮への初詣はいつまでにすればいい?
一般的に初詣は元日から1月3日までの三が日、遅くともは7日の松の内までに参拝したいですよね。
でも家族揃ってのお正月休みは3日までという方も多いので、3日までにはお参りしたいところでしょう。
太宰府天満宮の初詣、知っておきたい基本情報
ここで、太宰府天満宮を初詣で訪れる人のために知っておきたい基本情報です。
- 太宰府天満宮なんの神様か
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- 学問の神、天神様(菅原道真公)を祀っている
- 全国約12,000社の総本宮と称えられ、「学問・至誠(しせい)・厄除け」の神様として親しまれている
- 太宰府天満宮の時間と初詣は
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- 大みそか午前6:30~三が日は24時間開門
- 1/4は午前6:30~(夜は参拝客の状況により閉門することもあり)
- 駐車場あり(約1000台)1回500円
太宰府天満宮の場合、実はお正月の三が日は24時間開門しており参拝できるようになっています。
年が明けてすぐに参拝する方も多く、31日の夕方から太宰府で過ごされている方もいるほどです。
24時間開いているということであれば、空いている時間帯もありそうですね。
また、太宰府天満宮には長めの参道があり、名物の梅が枝餅の販売もしています。
お正月はこういったお店も24時間営業だったり、夜遅くまで空いているので、参拝しながら甘くて美味しい梅が枝餅をいただくという楽しみもありますね。出店も出ているので縁日のような雰囲気も楽しめます。
お正月の太宰府天満宮スケジュール
松の内(1/7)までは、様々な神事のスケジュールが組まれています。混み具合とも関連してきますので、チェックしてみてください。
- 12月31日(大晦日)
16:00「大祓式」楼門前
22:30「除夜祭」御本殿
- 1月1日(元旦)
7:00「歳旦祭」御本殿
- 1月3日
9:00「元始祭」御本殿
- 1月4日
9:30「斧始祭」御神木飛梅前
- 1月7日
8:00頃「金うそみくじ」楼門前 特設授与所
15:00「本殿追儺祭」御本殿
18:00「鷽替え神事」天神ひろば
21:00「鬼すべ神事」鬼すべ堂
大晦日から松の内(1/7)まで祭りや神事が続きます。この時間帯に合わせて参拝するのもよいでしょう。
でも、一番気になるのが「初詣の混雑や時間など、そして回避方法」ですね。
太宰府天満宮の初詣は混雑する?回避方法や時間帯は?
それでは太宰府天満宮の新年の様子を見てみましょう。
太宰府天満宮の本殿前でのカウントダウンの様子です。黒山の人だかりです。
かわってこちらはなんと1月11日の太宰府天満宮の様子。松の内も既に終わった後ですが、この人出です。
学問の神様ということもあって、お正月明けからは受験モードも全開になることから、例年合格のお礼参りシーズンまでは混雑があるようですね。
年間で800万人もの観光客が訪れる、九州の一大観光地であることが伺えます。
太宰府天満宮の初詣は三が日の混雑を予想して回避しよう!
ここで、実際に初詣に太宰府天満宮へ行った人の声をご紹介しましょう。参考にしてください。
- 最も混むのは大みそかの23時頃~元日の夜明け前3時頃。参拝するまでに2~3時間は並びます。できればここは避けるべきです。
- 正月は西鉄電車が初詣のために、特別編成で動いていますが、西鉄太宰府駅を出てから本殿までの数百メートルは、ほとんど人が停滞している状態が続き動きません。
- 年明けカウントダウンに来た人たちが帰り、4時~7時に少し人出は落ち着くものの、その後人々が動き出す10時~15時も猛烈に混む。道路は大渋滞。
やはり三が日の混雑はものすごいようです!
小さいお子さん連れや人酔いしやすい方は避けた方が無難かも。
太宰府駅周辺は九州国立博物館もすぐ近くにあるため、お正月以外でも土日の昼間はとても人が多いです。ということは、やっぱりお正月も混雑を避けたいのであれば昼間は避けるべきでしょう。
太宰府天満宮の正月は穴場時間を予想して初詣しよう!
穴場の時間帯としては、昼間の参拝客や観光客がひと段落して家でゆっくりおせちやお正月料理を食べようかという時間帯、夕方以降がおススメです。
元日などは初日の出を見に行く時刻前後に参拝の足が落ちます。三が日は日の出の時刻くらいの早朝も穴場の時間帯と言えそうです。
一般企業が仕事始めとなる1月4日や5日の朝が比較的空いています。お正月休みを家族で長く取られている方は、三が日はゆっくりと家で過ごして松の内の午前中に参拝してみてはいかがでしょうか。
相当な寒さになりますので防寒対策をしっかりする、トイレもできる所で済ませて来る、女性はケガをするので高いヒールの靴は避けるなど、注意も必要です。
太宰府天満宮への初詣で駐車場や交通規制はある?
太宰府天満宮の初詣は電車で
太宰府天満宮への参拝は福岡方面から来られる方が多く、電車でのアクセスが一番便利です。
電車も通常に比べ混雑が予想されますが、車の渋滞や駐車場探しに困ることはありません。
でもやっぱり、初詣の前後にお買い物やお出かけ、親戚の家への挨拶など計画をされている方は動きやすい車で初詣も行きたいですよね。
太宰府天満宮への公共交通機関(電車・バス)でのアクセス、車で行く場合の駐車場の場所や交通規制について事前に確認しておきましょう。
太宰府天満宮へのアクセス
電車の場合
最寄りは西鉄太宰府駅です。天満宮へは改札を出て、通常であれば徒歩5分程度。
- 博多駅から・・・約40分(590円)
- 天神(西鉄福岡駅)から・・・約20分(400円)
- 西鉄二日市駅で乗り換えか、直通電車もあります。
※西鉄では12月31日深夜から1月1日の早朝にかけての終夜、西鉄天神大牟田線の各駅から太宰府駅まで臨時電車を運行。夜中でも電車が運行しているんですね!
バスの場合
博多駅バスターミナルから直行バスあり。
車の場合
九州自動車道
- 「太宰府I.C」から約6Km(約15分)
- 「筑紫野I.C」から約5Km(約20分)
都市高速道路2号線
通常時であれば15~20分程度で到着できるようになっていますが、初詣の期間中は道路も渋滞しますし駐車場も混雑しますので、時間は少なくともこの倍以上でみておいた方がよいでしょう。
また太宰府駅周辺だけでなく、電車を乗り換える地点である二日市駅周辺も同じように混雑しますので注意が必要です。
太宰府天満宮への初詣でおススメの駐車場
太宰府天満宮への初詣の期間中、元日から1月3日までは普通車1台500円で近くに有料の駐車場があります。
収容台数は周辺の駐車場をあわせると1000台以上はありますが、これ以上の人出がありますので、駐車場に入るまでの待ち時間があることも覚悟しておかなければなりません。
太宰府天満宮の公式ホームページにも駐車場情報が載っています。
マップ >>太宰府天満宮 アクセス
周辺の大きな駐車場は三が日の特に昼間は時間に余裕を持って向かったほうがよいでしょう。また、近隣の住民が敷地を駐車場として提供しており、こちらもだいたい1回500円程度です。
近隣の無料駐車場は
- 水城小学校
- 学業院中学校
- 太宰府市総合体育館
- 都府楼南駅周辺駐車場
- 太宰府市役所
太宰府天満宮までは徒歩で30分ほどかかる所もありますが、当日のお天気がよければお散歩がてら太宰府の街を歩くのもよいですね。
天満宮近くの有料駐車場
- 太宰府天満宮第一駐車場(300台)
- 太宰府天満宮第二駐車場(700台)
- 天開稲荷下駐車場(150台)
- 九州情報大学臨時駐車場(180台)
- 奥苑駐車場(150台)
太宰府天満宮へ行くのなら便利なサイトを利用しよう!
太宰府天満宮周辺の主要な駐車場の空き情報をリアルタイムで配信してくれるサイトもあります。
マップ >>太宰府市 駐車場満空情報
こちらは太宰府市内の駐車場の空き状況やライブカメラでも情報提供してくれるサイトです。
また、公共交通機関への乗り換え情報を提供してくれます。
近隣まで車で行き、駐車場に停めてそこからはバスや電車に乗り換える、いわゆる「パークアンドライド」。
※少し離れたところに駐車して、公共交通機関を利用して目的地まで移動すること。
このサイトを使えばスムーズにアクセスできます。
マップ >>太宰府市 パークアンドライド
太宰府天満宮へ初詣で交通規制はある?
太宰府天満宮への初詣期間中には車の場合、一方通行や大型車両の通行禁止など交通規制も多く敷かれるようになります。
特に天満宮周辺の駐車場に関しては、駐車場に入るまでが大渋滞と言うこともありますので、混雑する昼間の時間帯は乗り入れを避けたほうがよいですね。
年末年始の交通規制は
- 12/31の11:00~1/1の18:00
- 1/2、3の9:00~18:00
詳しくはこちらでチェックしてください!
参考ページ >>H30年太宰府天満宮 交通案内図(規制などが表示されています)
参考ページ >>H30年太宰府天満宮(近郊)交通規制個所
まとめ
受験生をお持ちのご家庭など、混雑はわかっているけど三が日に初詣したい!という方も多いもの。
新年のスタートで人ごみや渋滞でイライラするのはあまり気持ちの良いものではありませんよね。初詣には計画を立てて時間に余裕を持って行くようにしましょう。