個人事業主さんが簿記の知識がある場合、経理職員を雇ったり税理士さんにお願いするのって費用がかかるので「自分で帳簿付けを行って費用削減したい!」って思いますよね。
会計ソフトを利用することで無料で経理処理を行える方法をご紹介しています。また、税理士の相場と確定申告を無料で行う方法についてもまとめました!
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個人事業主さんが簿記の知識がある場合、経理職員を雇ったり税理士さんにお願いするのって費用がかかるので「自分で帳簿付けを行って費用削減したい!」って思いますよね。
会計ソフトを利用することで無料で経理処理を行える方法をご紹介しています。また、税理士の相場と確定申告を無料で行う方法についてもまとめました!
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開業届を出して個人事業主になったからには、経理処理もきちんと行わなくてはなりません。
しかし、経理処理に費用はかけたくないものです。
簿記の知識があるのなら自分や奥さんが帳簿付けを行うことで、税理士さんに毎月月次処理をお願いしなくてもよくなります。
会計ソフトを購入して帳簿付けする前に、無料プランのあるクラウド会計ソフトで自分のやりやすい会計ソフトを選んでみるのも良いかもしれませんね。
フリーランスの方を中心としてシェアが高く、個人事業主の方にも人気が高くなっているfreeです。
登録後30日間は全機能が無料で使ます。
その後は無料で行う場合、1ヶ月間の取引しか表示することができません。
参考サイト>>領収書はスマホで撮影・スキャンで取込でき会計を自動化個人事業主さんのシェア伸び率がNO1の現在急成長のMFクラウドです。
初期費用、基本機能は無料で使えますが、月間仕訳数が15件と少ないです。全機能が使える無料期間は、登録後30日間です。
参考サイト>>MFクラウド会計 個人事業主確定申告ソフト会計事務所や青色申告会など広くシェアされている弥生会計です。
「やよいの青色申告 オンライン」は青色申告に必要な全ての機能が初年度無料で使えます。
また、白色申告の事業主さんの場合は「やよいの白色申告 オンライン」は初期費用0円でずっと無料で使えます。
参考サイト>>やよいの青色申告 オンラインクラウド会計は、オンライン上で会計処理を行うためダウンロードをする必要がありません。
そのため、windowsでもMacでも、どのパソコンからでもアクセス可能で会計処理ができるのです。
また、税制改正があった場合でも、ダウンロード時には必要なアップロード作業も不要です。
ここまで読んで気になったのが「あれ?ずっと無料で帳簿付けできるんじゃないの?」ということですよね。そうなんです。
「話が違うぞ!無料で帳簿付けをしたかったのに、費用がかかるんじゃ税理士に頼んだほうが安心だしマシじゃん!」
と、ここまで読んでそう思っている事業主さんもいると思います。
ちょっと待って!
ずーっと無料で帳簿付けを行いたいと考えている方は、最後まで読んでみてくださいね!
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会計ソフトを使って自分で経理処理を行うのに、会計ソフトのお金がかかるんなら税理士に頼んだ方が安心!と思う事業主さんもいると思います。
そこで、税理士さんに帳簿付けをお願いするといくらくらいかかるのか相場を調べてみました。
税理士さんにお願いすると、どこまでてやってくれるのかによって値段の相場が変わってきます。
相場 5万円~10万円
売上票や毎日の仕入れなどなど、ガサッと領収書等を丸投げしてしまう場合は毎月の税理士費用は高めになります。
相場 1万5千円~5万円
レシートをノートに貼り付けてエクセル管理するだけで、税理士さんの手間がぐっと減るので費用は抑えることができます。
このレシートやエクセルでの仕訳を確認しながら、税理士さんが会計ソフトに入力作業を行っていきます。
相場 数千円~3万円
自分で会計ソフトに入力して、税理士さんが間違っていないかの確認作業を行います。
税理士さんが会計ソフトを指定する場合もありますが、自分が使いやすいソフトを使っても良いよ!と言ってくれる税理士さんも多くなりました。
自分で会計ソフトに入力するんだったら税理士さんに頼む必要ないんじゃない?と思いますよね。
しかし、日々の仕訳を会計ソフトに入力して税理士さんに経理指導してもらう方法を「自計化」といい、経営に熱心な事業主さんに対して導入が進んでいます。
自計化は、ただ単に普段の仕訳を自分で会計ソフトに入力して税理士さんに仕訳の間違いがないのか確認してもらうだけの作業だけではありません。
自分で会計ソフトに入力することによってリアルタイムに貸借対照表、損益計算書が確認できることから、業績を確認することができます。
業績が悪化しているとわかったらすぐに手を打つことも可能なのがメリットです。税理士さんにお願いをすると、業績を確認することができるのが1ヶ月から2ヶ月後になってしまいます。
しかし、会計ソフトの導入に費用がかかったり経理処理に時間がかかってしまうことから、本業に影響をきたしてしまう場合もあります。
高価な会計ソフトを導入しても、離脱して結局税理士さんに任せてしまうと言う事業主さんも多いです。
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会計ソフトを導入しても、税理士さんにお願いしても結局はお金がかかってしまうじゃん!と思った方もいると思います。
しかし、これらを全部無料で行うことができる方法があるんです!
それは、「エクセル会計」を導入することです。
ネット上にはエクセルで作られた会計ソフトが無料で配布されています。簿記の知識があって仕訳ができるのなら、わざわざ有料の会計ソフトを導入する必要はありません!
参考サイト>>確定申告の計算はエクセルで無料で!日々の仕訳はエクセルで行うとしても、青色申告で確定申告を行う場合って何となく不安になりますよね。
間違って申告して後から追加徴収されるんじゃないかって不安になります。そんな時は税理士さんにお願いしたくなる気持ちになりますよね。でも確定申告を税理士さんにお願いすると10万円~費用がかかってしまいます。
「なんだ、結局最後まで無料でできないじゃん!」と思った事業主さん!
実は確定申告のチェックも税理士さんが無料で行ってくれるんです。確定申告の時期になると、税理士さんが確定申告会場で無料相談を行ってくれています。
非常に人気で待ち時間も長いですが、無料で税理士さんにチェックを行ってもらえるチャンスです!
また税理士さんではありませんが、税務署職員さんが確定申告や日々の仕訳処理でわからないところがあったら無料で相談に乗ってくれます。
確定申告時期は忙しいので個別で対応してもらうことは難しいですが、疑問に思うことがあったら税務署職員さんにチェックしてもらうのも一つの手ですよ!
参考サイト>>青色申告の帳簿ソフトで無料はどう?税理士が不要と青色申告会とは?いかがでしたか?
個人事業主さんが会計ソフトを使って経理処理を誌、確定申告するまでの費用についてまとめました。
大手会計ソフトは最初無料でも、最終的には有料プランへ移行します。
無料のエクセル会計を使い、無料の相談を利用することで、最後まで無料で確定申告を行うことも可能ですよ!