脂肪を減らす薬に効果はある？漢方やサプリの効果を確認したい

脂肪を減らす薬は薬そのものに脂肪を減らす効果があるの？

ついてしまった体の脂肪で特に内臓脂肪を落とす方法として
有効なのは食生活の改善やウォーキングなどの有酸素運動を取り入れることが第一になってきます。

そしてそういった日常生活の改善、努力の効果を高めてくれるのが脂肪を減らす薬。もちろん薬そのものが作用して脂肪を直接的に減らすということではなく、あくまで薬は体が脂肪を燃焼するための手助けをしれくれるものになります。

薬を飲んでいるからといって暴飲暴食、運動もしないとなると逆に脂肪はさらについてしまうという結果になるでしょう。

しかしながら脂肪を減らす薬で漢方やサプリメントに注目が集まるのは、やはり飲むのと飲まないのでは日ごろの努力との相乗効果に差が出てくるからなんですね。早く効果を実感したい方は正しい知識で脂肪を減らす薬、漢方やサプリメントを取り入れてみると良いでしょう。

脂肪を減らす手助けをしてくれる漢方は？

現在ではテレビCMでも「脂肪を減らす」「脂肪をつきにくくする」という広告で様々な市販の脂肪を減らす薬が販売されていますね。それぞれの市販薬の成分を確認すると大きく2つの漢方成分が配合されているものがほとんどです。
脂肪を減らす薬に配合されている漢方の脂肪に効果があるとされる仕組みや実際の効果について詳しくみていきましょう。

防風通聖散（ボウフウツウショウサン）

まず脂肪を減らす効果が期待できる漢方として有名なのが防風通聖散（ボウフウツウショウサン）です。
漢方はもともと自然由来の天然成分が配合された医療に用いられる薬。防風通聖散は中国の医学書である「宣明論」にも記載されている古くからある漢方薬なんです。

防風通聖散は脂肪燃焼の促進、そして基礎代謝を高める効果やむくみ、便秘の改善効果があるとして注目されており様々な市販の脂肪を減らす薬に配合されています。

防風通聖散が配合されている市販品は？

脂肪を減らす効果が期待できる防風通聖散が配合されている市販の薬で有名なのがCMでもおなじみのナイシトールです。ナイシトールは特に気になるお腹の脂肪を燃焼する手助けする効果があると広告され人気の薬の1つです。

また、よく薬局やドラッグストアでも見かけるのがクラシエ薬品のコッコアポシリーズでこちらも脂肪を減らす効果があると言われ人気の薬ですね。コッコアポシリーズはお腹周りだけでなく商品ごとに体のどの部位の脂肪燃焼効果を促進するかが選べるようになっていますので自分にあった商品を選びやすくなっています。

そしてもちろん、漢方と言えばツムラからも防風通聖散そのものが販売されていますのでチェックしてみましょう。他の市販薬と比較して値段は少し高めですが防風通聖散そのものの効果をまずは試してみたい方にはおススメです。

九味半夏湯加減方（クミハンゲトウカゲンポウ）

防風通聖散と並んで脂肪を減らす効果のある漢方として有名なのが九味半夏湯加減方（クミハンゲトウカゲンポウ）です。

九味半夏湯加減方の効果の大きな特徴としては内臓脂肪による肥満、いわゆるメタボリックシンドロームによる脂肪太りには有効であると言われています。
体の中の余分な水分、そして老廃物の排出を促し、便秘も解消してくれる効果が期待できますのでより脂肪太りによる肥満の解消や血圧改善効果が期待できるとされていますね。

九味半夏湯加減方が配合されている市販品は？

九味半夏湯加減方が配合されているのはチオビタドリンクでも有名な大鵬薬品から発売されている「扁鵲（へんせき）」という薬がありました。胃腸の働きが弱くなっていたり、代謝が悪く便秘やむくみやすい方におススメの漢方です。

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脂肪を減らす手助けをしてくれるサプリに効果はある？

ご紹介した脂肪を減らす効果、脂肪を燃焼させる手助けをしてくれる漢方ですが、栄養素を凝縮したサプリメントもバランスよく摂ることでさらに脂肪を減らしていく効率が高まります。栄養素は偏ることなくバランスよく摂ることが一番大事ですが、脂肪燃焼効果の促進が期待できるサプリメントについてご紹介していきましょう。

EPA、DHA

イワシや鯖などの青魚に多く含まれるEPA（エイコサペンタエン酸）、そしてDHA（ドコサヘキサエン酸）という栄養素は中性脂肪を減らす効果があるとされよくダイエットサプリなどでも取り入れられています。またさらにEPAとDHAは血液をサラサラにしてくれるということで心筋梗塞や動脈硬化などの危険な病気を防いでくれる効果もありますので積極的に取り入れられるとよいですね。

特に現代では魚よりも肉食になってきているという風潮もありますので、日本人はEPA、DHAの1日の摂取用量が不足していると言われていますので、食事で取り入れることももちろん大事ですが不足分はサプリメントで補っていきましょう。

ラクトフェリン

市販のヨーグルトのパッケージでも最近よく見かけるのがラクトフェリン。多機能タンパク質とも言われており、内臓脂肪を減らす効果があるとして注目されています。

ラクトフェリンは、内臓の脂肪が合成されることを防ぐ役割があると同時に、余分な脂肪をエネルギーとして使われるよう促していく効果があり、内臓脂肪をつきにくくそして減らしやすくする栄養成分でヨーグルトや飲み物などに配合されている商品も多くなってきました。その他整腸作用や貧血防止、免疫機能の改善が期待できるのも嬉しい成分です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。簡単に落ちない脂肪を燃焼させる効果を高めるのが漢方やサプリメントの役割。脂肪を減らすために大事なのは脂肪を減らす効果のある薬を飲むだけでなく、食生活や運動などで日常生活を改善することでプラスアルファで薬を取り入れることです。(yui)