バーベキューコンロでお悩みの方!ガスと炭タイプのどっちのメリットとデメリットは知っていますか?
初心者の場合、どっちがおすすめなのでしょうか。熱源は他にもあります。
七輪も検討してみては?バーベキューコンロの購入のポイントは、やはり使いやすさや、焼いたものの美味しさ、そして値段などです。
ご自分のバーベキューの目的に合わせて、いろいろなバーベキューコンロの中から選びましょう。
こちらでは、キャンプ&バーベキュー大好きの筆者が、おすすめのバーベキューコンロについて教えます!
バーベキューコンロで、ガスと炭タイプのちがいは?
暖かくなってくるとバーベキューが恋しく(やりたく)なってきますね。
毎年バーベキューはしているけど、バーベキュー場で道具をレンタルしている人や友達に借りているという人も多いのでは。
バーベキューは、食べる楽しさも勿論ですが、道具について知って自分で調理すると楽しみも美味しさも倍増するものです。
道具選びはちょっと難しく感じるかもしれません。選ぶ上で大切なのが、バーベキューコンロの種類です。
バーベキューコンロの熱源の種類とは
キャンプ場に行くと、バーベキューをしている人がたくさんいます。その人たちの使っている道具(バーベキューコンロ)を見ると、外見は四角い鉄製の物です。
その上に鉄板や網を載せたり、串に刺した肉や野菜を焼いています。
どれも似たような道具を使っているように見えますが、熱源=火元が違います。主に※ガソリンもありますが上級者向けです。
一つは、ガスカートリッジというガスが充填されたものに火をつけているものです。台所のガスコンロと同じです。
もう一つは、炭や豆炭、練炭などに火をつけたものです。炭火焼ですね。
このように、バーベキューコンロと言われているものは、外見上は、似たようなものですが、熱源が変わってきます。
おしゃれだから、メーカーが好きだから、安かったからと決めるのではなく、ガスを使いたいのか、炭火をしたいのかで決めるのがよいでしょう。
バーベキューコンロ、ガスのタイプって?
まずは、ガスタイプの紹介です。このようなガスカートリッジをみたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
イワタニの黄色のカートリッジはアウトドアショップにたくさん置かれていて目につきます。
昔からあるもので、わたしも小さい頃、海水浴に行ったときは、これで湯を沸かし、浜辺でカップラーメンが夏の思い出でした。
このカードリッジに専用のバーナーをつけて、煮炊きに使います。バーナーが一口のものをシングルバーナーと言います。登山や沢登をする人は、軽いのでこれを持って行って料理をします。
バーベキュー用に、バーナーに加えてガス台などをつけたり、足をつけたりしたものがガスタイプのバーベキューコンロです。有名?というかキャンプ場でよく見かけるのが、コールマンのものです。
立ちながら調理する姿は、まるで台所で普通に料理をしているように見えます。それほど、便利です。メリットについては、また下の章でお伝えします。
シングルバーナータイプ
ツーバーナータイプ
バーベキューコンロ、炭のタイプって?
バーベキュー=炭と考えている人も多いでしょう。
屋外のバーベキューだからこそ、炭火が使えるのですから。基本的な炭タイプのコンロは、炭を入れる鉄製の部分に、足がついているものです。
足が長ければ、テーブルタイプと言われます。炭を入れる部分が箱の形だったり、マカロンのような球状の形だったり、様々です。
大きさも、携帯しやすいタイプもあれば、大人数で楽しむための大きなものもあります。
形や用途によって種類を選べるのは、ガスタイプより炭タイプでしょう。
また、バーベキューコンロと同じ使い方ができるものに、焚き火台というものもあります。
これは、薪をくべれば焚き火になりますが、炭を入れればバーベキューもできます。
最近では、焚き火台に炭火用の網がセットとして販売されています。炭タイプの購入を検討している人は、焚き火台も候補に入れておきましょう。
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バーベキューコンロで、ガスと炭はどっちがおすすめ?
では、ガスと炭では、どっちがおすすめなのでしょうか。
初心者だったら、味がおいしいのは、簡単なのは・・・など選ぶポイントはたくさんあります。
バーベキューコンロのガスと炭どっちが良いのか選び方
どれも良いものが勿論良いとは思いますが、
させてください。だって、炭火焼で美味しいお肉が食べたい!のに、ガスタイプを選んでしまっては残念ですよね。子供がいるから簡単にバーベキューをしたい!のに、火起しで手こずっていたら残念ですよね。こちらでは、目的別に合わせておすすめのバーベキューコンロを紹介します。
とにかく簡単にバーベキューを楽しみたいのならガスです!
簡単に!手早く!子供がいる!そんな方には、ガスタイプのバーベキューコンロです。
ガスタイプは、ライターやチャッカマンで1秒で火がつきます。
炭火は、火を起こして炭火が落ちつき、肉が遠赤外線効果で焼けるようにするまでには、30分はかかります。
ガスタイプであれば、片付けも簡単です。ガスバーナーの元栓を台所のガス台と同じように閉めれば、一瞬で消火することができます。
炭タイプはそうはいきません。完全に灰になるまで、燃やし続けなければいけません。水をかけても大丈夫ですが、かなり煙がでますし、掃除が大変です。
炭の処理は、適正に行わないと危険です。キャンプ場の場合は、炭置き場まで持って行く、庭の場合は水をかけて生ごみに捨てるなどです。
とにかく、
誰もが一度は憧れる?ガスコンロです。
ツーバーナーの定番です。
ガスバーナーが逆さになっているタイプ。
とにかく美味しいお肉が食べたい!のなら炭を使った炭火で!
美味しいお肉が食べたい!そんな人は、絶対に炭タイプです。炭火のほうが断然おいしいからです。
ガスの炎の熱と炭火の赤外線では、火の通り方が全く違います。遠火でじっくり焼くことで、肉の水分が調整され、旨味が凝縮されます。
炭火であれば、燻製もできます。炭火であれば、焼き魚もできます。炭火で干物をあぶるだけで、違いが分かります。
炭火では、焼マシュマロもできます。炭火だからできることが沢山あります!
ここまで、炭火押ししてしまうと、ガスタイプに申し訳ないくらいですが・・・。(ガスは圧倒的に楽ですよ)
火をつけるのは比較的早くできますが、炭が赤くなりジンワリとした熱になるまでには、30分以上はかかります。火元担当と調理担当に分かれて作業するとよいでしょう。
炭足しが簡単です。大人数でも対応できるサイズです。
バーベキュー場でよく見かけるタイプ、私も持っています。引き出しタイプで洗いやすいです。
球状のコンロです。蓋がついているので、蒸し焼きやスモークもできます。
上手にご飯を炊きたい!バーベキューコンロはなに使う?
お鍋の底にできたおこげ!という人もいるかもしれませんが、強火、弱火が調整できるのは、ガスタイプです。
(飯ごう炊飯)の楽しみは、炭タイプでももちろん炊けますが、焦げる確率大です。
ちなみに、
とにかく、一番にお米を研いで給水させます。キャンプ場についたら一番にです。しっかり給水できていれば、火元がいい加減でもふっくら炊きあがります。強火で沸騰させ、弱火でコトコト、蓋を開けてもOKなので、少し焦げるようなにおいがしたら、火を止め蓋をして、蒸らす。これができるのは、ガスタイプです。
鍋で飯ごう炊さんするなら、
です。わたしも長年使っています。大きな鉄板を使って炒め物をしたい!バーベキューコンロなに使う!
ガスタイプはおすすめしません。
火元が完全に鉄板に抑えつけられるので、一部が高温になり焼むらができてしまいます。小さなフライパンや鍋は、通常の台所のガス台のように使えるので、大丈夫です。
暖をとりたい!ときはどうしているの?
炭タイプであれば、暖をとることもできます。
春はキャンプにはまだまだ寒い時期でもあります。炭火を囲ってバーベキューをすれば、寒さも心配ありません。
ただし、火の粉がとびますから、ナイロン製の服は穴が開いたり、やけどをしたりすることもあります。気を付けてくださいね。
焚き火台で焚き火もバーベキューもという方法もおすすめです。人気の
こちらです。ガスと炭どっちも捨てがたい!方にも
悩んでる人に番外編です。こんなタイプのものもあります。
ガス、炭両方の良いところを取ったような焼き具合になります。ガス直火でなく、鉄製の容器にラバロック(溶岩石)を入れ、焼網の下に敷きます。炭火と同じように遠赤外線で食材がおいしく焼けます。
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バーベキューコンロは熱源で選ぶ七輪も考えよう
ガスなら簡単、炭なら美味しい!まとめるとこうなりますが、まだどちらにするか悩んでいる人に知ってほしいのが、熱源(燃料)のことです。
熱源の扱い方や購入について知れば、どちらが自分にあっているかわかるでしょう。
ガスタイプは、ガスのカートリッジを購入!
ガスのカートリッジは、アウトドアショップやホームセンターに売っています。
イワタニ、コールマン、スノーピークなどいくつかのメーカーから販売されています。
ガスバーナー(ガスコンロ)を購入する際に、店員さんに
わたしは、スノーピークのガスバーナーを使っているので、一応スノーピークでガスカートリッジを買っています。あまり関係ないという人もいますが。
カートリッジは大きなタイプ470gと小さなタイプ100gがあります。
ガスのカートリッジは、予備を用意しておきましょう。腐ったりするものではないので、多目に買っておきます。使用後は、キリなどで穴をあけ、キャンプ場のゴミ出しルールに従って処分します。
炭タイプは、木炭、練炭、豆炭を購入!
どれもアウトドアショップ、ホームセンターで売っています。
行楽シーズンは、木炭がスーパーで見かけられることもありますね。
木炭の購入の際は、湿っていないか注意しましょう。雨ざらしになっているような炭は、火をつけるのに時間もかかり、けむりも出ます。
キャンプ場で売っていれば、廃材を利用したものであったり、持ってく手間が省けたりメリットがあります。
キャンプ場を予約する際に聞いてみましょう。初心者は練炭や豆炭がおすすめです。
木炭に手軽に火をつけたいという人は、着火剤を使用してもよいでしょう。
七輪もメリットが!
最後に・・・もっと簡単に炭火を楽しみたい!という人には、七輪も紹介したいです。
鉄製の炭タイプのバーベキューコンロより珪藻土製の七輪のほうが炭に火をつけやすいです。
七輪自体に早く火が回り、炭の持ちもよいです。炭の量も少量で済むので、片付けも簡単です。
最近では、丸形に限らず、バーベキュー用の角形も売られています。
まとめ
たくさんの選択肢があるからこそ悩むのですよね。
だからこそ、道具選びから始まるアウトドアの世界は楽しいのですが!
わたしは、シングルバーバーナーのガスタイプから、コールマンの炭タイプのコンロ、そして最終的にスノーピークの焚き火台に落ち着きました。
焚き火台のメリットをまとめた記事もありますから、是非ご一読くださいね。