個人事業主さんが初めてパソコン会計を導入する際に、青色申告ソフトでおすすめを3つご紹介していきたいと思います。
パソコンソフトで仕訳をすることのメリットと、会計ソフトの価格を比較しました。
また、パソコン会計導入した際に税理士の顧問料を値下げする交渉術についてもご紹介です!
私の友人は顧問税理士から、そろそろパソコン会計をしたら?とすすめられたけれど踏み切れずにいます。
「手書きの帳簿で事足りているので、なぜ税理士がパソコン会計をすすめてくるのか分からない」と言っていました
パソコン会計に切り替えるメリットや、それにかかる費用なども知った上で導入するか決めたいと考えているのでアドバイスいたしました。
個人事業主で青色申告のソフトのおすすめを知りたい!
「売掛金を払わなければならないのに現金がない!」
「税金を払わなければならないのに現金がない!」
このように、資金繰りが上手くいかない経営者さんは意外と多いと思います。
個人事業主におすすめの会計ソフトは?
資金繰りが上手くいかないことを税理士さんに相談すると「パソコン会計してみたらどお?」とアドバイスを受けることもあります。
なぜ、帳簿付けを手書きからソフトに変えることで資金繰りが上手くいくのかは後述していくとして、まずは、個人事業主におすすめの会計ソフトを紹介していきたいと思います。
個人事業主で初めてパソコン会計をする人が多く導入しているクラウドサービスの会計ソフトです。
レシートをアプリで取り込むことによって。領収書の管理が簡単になり、帳簿付けに当てる時間が短縮できます。
今まで手書きで帳簿付けを行っていた人には少し使いにくいかもしれませんが、全く簿記が分からない人にも青色申告ができる会計ソフトです。
こちらもブラウザで利用するクラウドサービスの会計ソフトです。
領収書がアプリで取り込める様式はfreee(フリー)と同じです。
フリーが全く簿記が分からない人でも使える事に対して、簿記の知識がある人向けに作られた会計ソフトです。
仕訳や簿記が分かっている方は、フリーよりもMFクラウドの方が使いやすいという口コミが多いです。
参考サイト>>面倒な作業はすべて自動化!個人向け確定申告フリーやMFクラウドが最近出てきた会計ソフトに対して、弥生会計は昔から個人事業主や税理士事務所で使われている会計ソフトです。
インストール型のパッケージソフトと、クラウドタイプの2種類が用意されています。
参考サイト>>弥生の青色申告オンラインこれからの青色申告のソフトで個人事業主さんが使うのは?
現在、個人事業主さんがパソコン会計ソフトを導入しているのが、全体の30.2%となっております。
その中でもダウンロードの必要がないWEBブラウザで利用するクラウドサービスはわずか1.4%とごくわずかです。
しかし、PCへダウンロードやインストールをする必要のない利便性を考えると、これからは
が主流となってくることは間違いないでしょう。しかし、どの会計ソフトを導入しても問題はありません。
自分が使い勝手がいいと思うソフトを使うことで、ストレスなく手書きから会計ソフトでの帳簿付けへ移行することができます。
ただし、税理士さんが推奨するソフトがあればそれを使用するようにしましょう。
導入前に、必ず「 」と聞くことを忘れずにしてくださいね!
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個人事業主がパソコンソフトで仕訳をするメリットは?
パソコン会計のメリットは?
さて、資金繰りが上手に行かない経営者さんが会計ソフトを導入すると、なぜ資金繰りが上手くいくのかについてご説明していきたいと思います。
手書きで記帳して仕訳している場合は、税理士事務所に領収書や帳簿等を預け、それから税理士事務所で記帳入力をし1ヶ月~2ヶ月後に集計結果を受け取ると言う形になります。
受け取った情報は過去のものであり、過去の情報を元に資金繰りを考えていくことは非常に難しいことから、思わぬところで現金が手元に残らないといった事が起こってきます。
しかし、
することによって税理士事務所での集計結果を待つことなく、自分のパソコンで自社の経営情報が把握することが可能になるんです。もちろん財産状況も把握する事ができるので、資金繰り表を作成することも簡単にできます。
パソコン会計を導入することで現在の業績や財産状況が、リアルタイムで把握できることが最大のメリットなのです。
また、
出納帳に手書きで記入している場合、正規の簿記の原則で記載する必要があるため相手勘定も併せて記入しなければなりません。
しかし、パソコン会計は片方の勘定を入力することで相手勘定も自動で入力してくれます。
記入ミスや計算ミスも軽減されるので、経理にかける時間が大幅に短縮されることもメリットです。
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青色申告のソフトの価格は?税理士の値下げ交渉術も!
会計ソフトの価格を比較!
現在の業績がリアルタイムで把握することができ、経理にかける時間が大幅に短縮できることが分かりました。
しかし、会計ソフトを導入するということは費用がかかってきます。
上記で挙げたクラウド会計ソフトの3つの価格を比較していきたいと思います。
お試しプラン1ヶ月無料
スターター:1,180円 / 月(年額 11,760 円)
お試しプラン30日間無料
ミニ・パーソナル:980円/月(年額 9,600 円)2480円⇒新1,280円/月(年額 11,760 円)
お試しプラン1年間無料
セルフプラン:初年度6,000円 次年度から12,000円/年
※表示価格はすべて税抜き価格となります。
費用に差がありますが、いずれにしても今まで必要なかった費用がパソコン会計を導入することでかかってきてしまいます。
税理士さんにすすめられたからパソコン会計を導入しようと思ったのに、こんなに費用がかかるんじゃ導入をやめようかな?と考える経営者さんもいると思います。
しかし、パソコン会計を導入することによって今まで税理士事務所で行っていた記帳代行業務が減るわけです。
ここをつついて、税理士費用の値下げを交渉してみましょう!
参考サイト>>税理士報酬の相場と確定申告も!税理士への値下げ交渉!
パソコン会計を導入しすることで、税理士事務所では今まで行っていた入力作業が減るのは事実です。
データを持ち帰り、ミスがないかチェックをするだけになるんです。
税理士さんに値下げを交渉するときは、ここの部分を強調すると良いでしょう。
そうすると、税理士さんは決まって「今までできなかった付加価値(経営計画や資金繰り等)を付けるので、値下げはせずにより良いサービスを提供する」と言ってきて値下げには応じない事があります。
しかし、
それ以上に付加価値のあるサービスの提供をしてくれて、尚且つ自分が納得できるサービスの提供そしてくれるのであれば値下げは断念しても良いと思います。
例えば毎月2万円の顧問料を支払っていてパソコン会計を導入するから半値の1万円にしてくれ!というのはなかなか通らない要求だと思いますが、パソコン会計にかかる費用分(月2,000円程)は値下げしてもらえるように交渉する余地はありますよ!
まとめ
いかがでしたか?
資金繰りが上手くいかない個人事業主さんに青色申告をパソコンソフトで行う場合のおすすめを、3つご紹介いたしました。
パソコン会計にを導入することで資金繰りの他に経営状況がリアルタイムで把握できるというメリットがあります。
導入にかかる費用分、税理士さんに顧問料を値下げしてもらうことをお願いしてみるのもいいかもしれませんね。