夏の紫外線対策で服装はどうしてる?日焼け防止アイテムや食べ物も!
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夏を前に、そろそろ紫外線対策が気になる季節。
どんな服装が有効か、毎年考えちゃいますよね。私も20代なかばを過ぎた新米主婦の頃から絶対したくない日焼けを防止するアイテムや、肌をケアできる食べ物情報を探していた経験があります。
学生時代は部活や夏の海に出かけるなどして日焼けしていたが、紫外線の肌への影響が気になっていたのでした。
美肌と健康のため、今年はばっちり紫外線対策しましょう!ご紹介します。
参考サイト>>夏の日焼け対策はファッションとしてどう?
参考サイト>>飲む日焼け止め効果はあるない口コミは?
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夏の紫外線対策を服装から考えよう
天気予報でも今日は多い?少ない?とその量が紹介される「紫外線」。
何となく浴びるとよくないんだろうなーって思っているけれど、具体的に体にどんな影響があるのでしょうか?
紫外線の影響
紫外線を浴び続けると、体に様々な影響が出ることがわかっています。
健康への悪影響
よく知られているように、皮膚がんを引き起こす原因といわれている紫外線。その他にも白内障の発症率にも影響があり、また免疫力の低下を招き、感染症になりやすくなる事が分かっています。
肌老化を招く
紫外線は女性が最も気になるシワ、たるみを引き起こし、メラニンを生成するためシミ、そばかすの原因にもなります。
もちろんそれらが浴びてすぐできるというわけではないのですが、20歳を超えたくらいから影響が出始めます。若いうちからの対策が必要なのです!
紫外線の多い天候・季節・時間帯・地域
紫外線を浴びる量が多ければ当然体への影響も大きくなります。量が多い時期、地域なども知っておきましょう。
時間帯による違い
一日の中で、どの時間に紫外線量が最も多いか知っていますか?
午前10時から午後2時の間に、なんと1日の半分以上の紫外線が降り注いでいます。この時間、主婦は家事に追われていますよね。
ゴミ出し、洗濯物干し、玄関掃除など朝の家事をしている間のうっかり日焼けには気をつけましょう。
午前中の涼しいうちにウォーキングをしている、という人も、しっかりと紫外線対策する必要があります。
季節による違い
紫外線は波長の長さによってA、B、C(波長が長い順)の3種類あります。
波長が短いものほど人間の皮膚に与える影響が強く(最も短いのは紫外線Cですが私たちが普段生活している地上には届いていないといわれています)有害性の高い紫外線Bは春から秋(3から9月)が多くなります。
やはり真夏が1番多いのです。その量は真冬のおよそ5倍ともいわれ、真夏のケアは必須です。
もちろん冬でも紫外線Bは降っているので、油断はできませんよ!
天候による違い
言わずもがなですが、紫外線量が最も多いのは晴天の時です。
紫外線量は晴天の日の正午を100%とした場合、曇りの日は50%ですが、実は雨の日でも20%もあるって知っていますか?。
お天気が悪くても、油断せずに対策しておきましょう。
地域での違い
住んでいる地域によっても紫外線量には差があります。
標高が100m上がるごとに紫外線量は1%上がります。そして赤道に近い場所の方が紫外線量が多くなり、日本国内でも、北と南では紫外線の年間の照射量が異なります。
沖縄は北海道に比べ、年間紫外線量が約2倍にもなるそうです。
服装による夏の紫外線対策
赤道にも近く、皮膚がんの発生率が高いことでも知られるオーストラリアでは、白人の子供に紫外線対策をすることが義務付けられています。その内容は
- slip(長袖を着る)
- slop(日焼け止めを塗る)
- slap(帽子を被る)
- wrap(サングラスをかける)
でも日焼け止め剤が苦手、体質に合わないという方もいますよね。日焼け止めを使わなくても、物理的に紫外線が皮膚に届かないよう「長袖の服」「アームカバー」「手袋」「ストール」等を使って皮膚の表面を覆えば紫外線を防ぐことができます。
ただ真夏にこれらの格好は暑い!
ということで毎年各メーカーからUVカット加工の服(汗を吸収しやすい、すぐに乾く放湿効果あり、さらっとした着心地の素材)も出ています。
夏の紫外線対策でUVカットに効果的な素材は
繊維の種類によって、紫外線の遮蔽率も違いがあります。高いものから順に紹介すると・・・
- 紫外線遮断繊維(97.4)
- ビニロン(87.5)
- ポリエステル(86.5)
- 羊毛(82.8)
繊維の質だけでなく織り方にも関係があり、目の詰まった織り方ほど遮蔽率が高くなります。
ただ目の詰まった生地は通気性が悪く夏は暑いので、綿にポリエステルの入った混紡生地などの服を選ぶと効果が得られます。
夏の紫外線遮断に効果のある色
服の色によっても紫外線を防ぐ効果に違いがあります。
黒→ターキス→イエロー→ピンク→オレンジ→オフホワイトの順で紫外線カット率が高くなります。
濃い色ほどよく紫外線を遮るのですが、夏に黒い服はちょっと…という人も、UVカット加工されている服であればどんな色でも大丈夫です。
生地に施すUVカット加工としては
- 紫外線吸収剤を繊維製造時に練り込む方法
- できあがった衣料品や生地に紫外線吸収剤を付着させる方法
があります。
2)の方は洗濯することで効果は減っていくとされています。
したがって紫外線防止効果を考えると、UVカット加工と表示されている服は、1年ごとに買い換えた方が効果が期待できます。
夏の紫外線防止で服のコーデは気にしてる!気にしない?
日焼けしないためには、とにかく皮膚に紫外線を浴びないようにすることが第一。
でもあまり気にしすぎて「紫外線」を怖がっているとやり過ぎ感がでてしまい周りから引かれることも注意しましょう
UVカット素材である以外にも、手の甲まで隠れる袖(指を出す穴が開いている)、首元を守る高い襟などデザインにも工夫が必要です。
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ママの紫外線対策で帽子や日焼け防止アイテムは
新米主婦やママさんで服以外にも、日焼けを防ぐのに有効なアイテムはたくさんあります。
参考サイト>>夏は髪の紫外線対策で髪の毛の傷みを克服!
参考サイト>>髪の紫外線対策でトリートメントの効果あるの?
夏の紫外線対策で主婦の帽子は定番です!かぶろう日焼け止め
体の中で一番太陽に近く、日光を直接浴びるのは頭部。
頭皮に紫外線を浴び続ければ、髪の毛が痛むことはもちろん、頭皮が傷ついて痒みや抜け毛の原因となることもあります。帽子は日焼け対策の必需品です。
また夏は熱中症の季節でもあるので、外に出る機会のある人は帽子を必ずかぶりましょう。
どんな帽子が紫外線対策に効果があるのでしょうか。
形で見ると、つばが全面にぐるっとあるタイプの帽子は紫外線のカット率が90%であるのに対し、キャップタイプはつばの大きさによって数値が違いますが10センチあれば70%の紫外線をカットできます。
つばが3センチだと35%と数値が大幅に下がるため、やはりつばは大きく、そして全面にある形のものが効果的です。
最近はUVカット効果のあるトリートメントなども販売されているので、活用してみるのもよいのではないでしょうか。
紫外線対策で日傘の効果は
「日傘男子」という言葉も生まれ、もはや男女ともに紫外線対策に活用しているのが日傘。早い地域では春頃からもう日傘を差す姿が見られます。
日傘は紫外線を遮るアイテムとしては非常に効果的です。日傘をさすことによって頭、顔、首など、上半身のほとんどを紫外線から守る効果が期待できるのです。
日傘の素材はどんなものがよいのでしょう?
普通の雨傘でもある程度紫外線をカットしてくれますが、日傘(晴雨兼用傘)のほうが断然効果的です。
色は、紫外線をカットする効果の高い黒でなくても、UVカット加工がしてあれば白でも効果があります。レースなどは、紫外線を隙間から通してしまうのであまり効果がありません。
ただ日傘も正しくつかわなければ効果が半減します。
紫外線はアスファルトなどの地表や壁などに反射するため、下、あるいは横から反射した紫外線を浴びることになります。柄の部分をできるだけ短く持ち、傘と顔の部分の間に隙間ができないようにすると効果的です。
また日傘を持つ腕や手の甲は反射した紫外線を浴びていることが多いので、日焼け止めを塗ったり長袖(アームカバー)を着けたりするとうっかり日焼けを防げます。
紫外線対策の強い味方となる「日傘」最新情報
紫外線対策には帽子の他に主婦には日傘という強い味方があります。
毎日の生活シーンで「帽子」を使うのか「日傘」を使うのか選択してかしこく使い回しましょう。
日傘の性能は年々高まり、種類も増えています。
最新の情報
- 表面がカラフルな日傘だけど、裏地は紫外線を防ぎやすくした「黒色系統」が多かったのですが、近年内側の色もカラフルになってきました。
- 内側が黒色でなくとも同じ性能を供えた生地を加工することが実現出来たようです。その結果視界が明るくなったり、顔映りも明るくきれいになりました。
- 身体全体を覆いたいと要望があり、雨傘のような大きさの日傘も発売されています。
日傘を長持ちさせるコツとしては「気に入った日傘を複数持ち」ローテーションさせることでお使いいただければ長持ちするといわれています。
紫外線対策ではサングラスやメガネも忘れずに
真夏の強い日差しから目を守ってくれるサングラスやメガネ
紫外線を眼の中に浴び続けると白内障などの眼の病気に繋がってしまう確率が高まるというデータがあります。
また最近の研究で、眼に紫外線を浴びるだけで体内にメラニンが作られるため、肌(皮膚)が黒くなり、日焼けしてしまうという事が分かってきました。
それってどういうこと?と思いますよね。
角膜が紫外線を吸収すると、脳が「メラニン色素を作れ!」という指令を出すため眼に紫外線を浴びるだけで日焼けしてしまうんです。
つまり腕や足に紫外線対策をしていても、眼に紫外線を浴びれば浴びるほどシミもできやすくなるということなんです。サングラスは重要アイテムですね!
サングラスの選び方
紫外線対策に重点を置くならば、できるだけ薄い色で、大きめのレンズのサングラスを選びましょう。※UVカットレンズは必須です。
濃い色のサングラスをかけると暗さで瞳孔を広げてしまうため紫外線を浴びやすくなり、またレンズが小さいと上下左右から紫外線が入り込んで効果が激減してしまいます。顔にフィットしたフレームを選ぶことも大切です。※濃い色のレンズでもUVカットレンズは必須です
サングラスに抵抗がある・・・という人は、UVカット加工されたレンズのメガネやコンタクトをするだけでも十分、紫外線対策に繋がります。
紫外線対策グッズその他の日焼け防止アイテム
最近、服の上から吹き付けるだけでUVカット効果が得られるスプレーも市販されています。
これならお手持ちの服にスプレーすれば紫外線対策になりますね。
同じくスプレータイプの日焼け止めも手軽さで人気ですが、髪の日焼けも防ぐことができます。
紫外線を浴びると髪も傷みやすくなります。肌へのついでに髪にもシュッとスプレーできちゃいます。
UVカット効果のある、洗い流さないトリートメントも市販されています。
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紫外線対策と健康になる食べ物は?日焼けをケア!
食べ物の中には、日焼け対策に効果が期待できるものがあることが最近の研究でわかっています。
- 良質の飽和脂肪
- オメガ3脂肪酸
- リコピン、βカロチン、ビタミンEなどの酸化防止剤
これらの栄養素が多く含まれた食品を摂ることで、日焼けをしなくなるわけではありませんが紫外線の影響を軽減し、肌を守ることができます。
参考サイト>>紫外線対策グッズを楽天で日焼けと肌荒れ防止
参考サイト>>しみやそばかすを消す化粧品ランキング!
日焼けを軽減する食べ物
トマトや赤い果物
赤い果物や野菜に含まれるカロテノイド色素、リコピン。抗酸化作用が強く、メラニンの生成を抑制する効果が期待できます。
トマトには多くのリコピンが含まれていて、加熱することでさらに増加します。トマトペーストをスプーンで数杯摂るだけで紫外線対策に有効であると研究で明らかになっています。
リコピンはスイカやグレープフルーツにも豊富に含まれていますがチリパウダーにも多く、チリパウダーはビタミンEも含んでいるため日焼け対策としてはダブルで効果あり、です。
さつまいも
果物や野菜に含まれるオレンジ色素であるβカロチンにも抗酸化作用があり、日焼け対策として効果的な栄養素です。
さつまいもはβカロチンを最も多く含んでいる野菜なのです。
βカロチンは他にもにんじんやバターナッツかぼちゃ(カボチャの一種)、緑黄色野菜に多く含まれています。
ブロッコリーや葉野菜
ブロッコリーのような緑の野菜の多くはβカロチンに加えて葉酸やビタミンA、C、Eを含んでいます。これは日焼け防止に効果があり、日焼けした肌を修復する作用もあります。
特にブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトには「スルフォラファン」が多く含まれていて、皮膚がん予防に効果があるとされています。
魚類
オメガ3脂肪酸は、日光から肌を守る効果があるとされています。
鮭やニシン、サバ、マスやイワシなどの冷水魚にはこのオメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、週に2回ほど魚を摂取することで十分な量を摂ることができます。
また魚や肉類には肌の新陳代謝を活発にするビタミンB2や亜鉛も豊富に含まれています。
お茶
黒、白、緑の色をしたお茶にはポリフェノールとカテキンが含まれています。
これらは紫外線から肌を守ってくれるフラボノイドで、中でも緑茶には最も強力なポリフェノールである没食子酸エピガロカテキンが多く含まれています。
没食子酸エピガロカテキンは日常的に摂取することにより紫外線による肌の老化を遅らせ、皮膚がんを予防し、腫瘍細胞を抑制する効果があることが分かっています。一日に二杯以上の緑茶を飲むと効果が得られるそう。
またコロラド大学の研究によると、抹茶には中国産の緑茶の137倍、他の緑茶の少なくとも3倍の没食子酸エピガロカテキンが含まれているそうです。
まとめ
できてしまってから後悔しても遅い、シミやしわ。
少しでも早くから対策して、美肌をキープしましょう!(はづき)