ゴールデンウィークはキャンプを楽しみたいと考えている方で、よく聞くのが「5月のキャンプ場は寒いのか?」ということです。
GWでのキャンプ場では朝晩冷えるのは承知しているものの「寒さ対策での寝袋や毛布はどうしたら良いのか」や「どんな格好で寒さを防ぎ持ち物なども知りたい」と考えている方に対処法を教えます。
こちらで防寒具、料理、寒くない場所や工夫を学べば快適に過ごせるはずです。gwはもっぱらキャンプ場で過ごしている私が、寒さ失敗談やおすすめの防寒対策を具体的に教えます。
gwのキャンプは寒いのか!これでばっちり防寒対策!
そもそも寒いならやめればという声が聞こえてきますが、gwのキャンプはメリットがいっぱいなので、やめられないのです。そのメリットとは
- キャンプ場が他のレジャースポットより断然空いている
- 間際でも予約がとりやすい
- 安くすむ
- 昼間は涼しく快適
- この時期だからこそ新緑がキレイ
- 山菜もとれる(川釣りも、水浴びも)
どうですか、gwにキャンプしたくなってきませんか?とてもおすすめのgwにキャンプですが、
備えあれば憂いなし!防寒対策を学んでから、gwキャンプデビューしてください! >>「寝袋+毛布」でゴールデンウィークのキャンプを暖かく過ごす
まずは、基本の防寒具です。寝袋はお持ちですか。
一般の寝袋は対応可能温度が設定さています。まずはメーカーサイトでチェックしましょう。
次にキャンプ地の最低気温を調べます。そして、その温度差を割り出します。その差を埋めるのが なのです。
え?普通の毛布でよいの?と思うかもしれませんが、普段使いのもので十分です。少々生活感があるかもしれませんが、寒さの中では背に腹は代えられません。
具体的にはこんな感じです・・・例えば、私がよく利用する長野のキャンプ場で考えますと
- 使用寝袋はColeman(コールマン) シュラフ パフォーマーII/C5、快適温度:5℃以上
- 長野県の高ソメキャンプ場のgwの最低気温は3度
- その差は2度=寝袋だけでは足りない
☆最低気温を調べるなら
>>お子さんがいる場合や、寝袋が古い場合は万が一を想定して、多目にもっていきます。荷物が多くなるので、全て貸し出されていることもあるので要注意です。
キャンプ場で毛布を貸し出しているところも多いですが、考えることは皆同じで、「春の服装+重ね着」でゴールデンウィークのキャンプを暖かく過ごす
gwのキャンプで忘れてならないのが、春は「一日の寒暖差が激しい!」と認識してください。
私のよく行く長野県では、最高気温が20度、最低気温が3度、その差はなんと17度です!
服装のポイントは重ね着を徹底することです。具体的には・・・
- 肌着、汗をかいたら代えられるもの。連泊する時はこれを交換。
- Tシャツ+シャツなど、重ね着で春の装い。
- トレーナーやフリース。上下動きやすいもの。
- さらに、ダウン。冬のアウター。
- さらにさらに、防水防風用にウインドブレーカーなど。ズボンにも大きめのジャージやカッパを重ねるとよいですね。
CHECK ! >>コロンビア COLUMBIA レインコート レインパンツ
去年は雨も降ったので、ナイロンパーカーが大活躍でした。ただ、ズボンはユニクロの暖パンを重ねたので、防水ではなく、一度濡れたあとは「冷えパン」になりました。毛布を腰に巻きました。
「焚き火で暖を」でゴールデンウィークのキャンプを暖かく過ごす
寒暖差が天敵なので、寝具や服装の他に朝晩を乗りきる方法として、テントに入れば比較的暖かいので、注意すべきは、ディナータイムです。
ここで、活躍するのが
コンロは2つのタイプに分けられます。ガスと炭です。どちらがよいかは、普段は好みです。しかし、防寒対策をするなら、断然「炭タイプ」をおすすめします。
それは、調理の火元がそのまま暖房の役割を果たすからです。さらに、
キャンプの醍醐味を味わいながら、寒さをしのぐこともできるのです。ただ「焚き火台でなくてよいの?」と疑問に思われる方もいるでしょう。ズバリ、焚き火台がなくても、コンロで焚き火は可能です。
わたしもキャンプを始めた頃はそうでした。でも、メーカーの使用法とは異なりますから、自己責任の上、火事対策もしっかり学んでおきましょう。
キャンプでも寒くない場所は?寒さ乗り切る工夫がいっぱい!
寒さはその年や場所大きく変わります。私の経験史上、極寒だったのは、昨年の雨天時の長野です。
「何の修行!?」と思いましたが、乗りきった時には家族の連帯感がアップしていました。
今となってはよい思いでです。ただ、初心者さんは、できるだけ暖かい場所をキャンプ地に選ぶのも得策です。
5月のgwでも比較的温かいキャンプ場所は?
関東地方より西側の地域、静岡など温暖な気候の場所を選びましょう。
また、東北でも福島県浜通り側など暖流が流れてくる沿岸部は比較的暖かいです。
気温は標高と大きく関係するので、標高の低いところを選びましょう。東北以北の山間部では、この時期まだまだ雪が降ったり氷点下の気温になるところもあるので気を付けましょう。
同じ県内でも大きく気温差があるところにも注意です。
例えば長野です。避暑地のイメージから比較的空いているのでおすすめですが、いくら空いているからと言って、長野の上高地などは標高が1500mを超え、想像を絶する寒さです。反面、ふもとの松本市は標高600mなので、それほど寒くありません。
バンガローでキャンプも考えてみましょう!
個人的にはキャンプの醍醐味は、テント泊だと思っていますが、
バンガローに泊まるのも得策です。バンガローであれば、次のような条件がそろっているところがほとんどです。- ストーブなどの暖房機器が設置されている。(別途暖房料金がかかる場合も)
- 布団、毛布が備え付けられている。
- 電源がある。
中には、キッチンがついているところもありますから、寒い中で調理しなくてすみますね。まずは、バンガローでgwキャンプの予行練習もよいかもしれません。
キャンプで意外と知らない寒さをしのぐ工夫!
するとしないとでは大違いな工夫を、 最後まで読んでくださった方におまけです。
寒暖差により、夜露が発生します。朝、テント入口に置いておいたスニーカーがぐっちょりと濡れていたなんてこともしばしば。寒くなってきたら、長靴に履き替え、スニーカーは車の中にしまっておきましょう。
これも足下の寒さ対策です。足下が冷えると死活問題ですからね。芝生を歩くと、靴下やズボンの裾が濡れてしまいます。少し恥ずかしいですが、靴下に裾をインしておくと完璧です。
何かもう一つ持って行くなら、ホッカイロです。春なのにと思う方もいるかもしれませんが、今年の冬に使わなかったカイロを全部使ってしまいましょう。
これは、かなり持論が入っていますが、キャンプ場でシャワーを浴びてシャンプーをしたら、かなりの確率で風邪をひきます。
耳を覆うものがあると体感温度がかなり変わります。他にも、ニット帽やマフラー、手袋など冬の装備はおすすめです。
キャンプにおすすめ、寒さを吹き飛ばす料理!
寒い!からこそ温かいメニューを楽しみませんか。せっかくのキャンプですから、焼肉やBBQを主役として、+αで体を温めるレシピです。
>>①キャンプの定番!とん汁
リメイクすれば、カレーもシチューも!
- 大根、人参、じゃがいも、豚肉は家でだしの素とともに煮ておく。
- キャンプ場にて、味噌をとき入れる。この時カレーにも、シチューにも変身可能です。
- バターを入れるとコクがアップ!お子さん大好きな味に!
- 残ったら、翌朝の朝食に。固くなったごはんを入れておじやに。
②辛さでホット!カルビうどん!
うどんを煮込むことでスープニトロみが出て、冷めにくく。体もポカポカに。
- 冷凍うどんを煮込む。乾麺はしょっぱくなってしまいます。冷凍であれば、保冷剤がわりにもなるし、傷みません。
- 焼肉のカルビなどを投入。
- コチュジャン、鶏ガラスープのもと(ウェイパーがおすすめ)で味を調える。
- あれば、ゴマ、ネギ、溶き卵でさらに美味しく。
③ホットウイスキー&焼きマシュマロで大人な夜を!焚き火にあたりながら、贅沢な一時・・・
ホットウィスキーと焼きマシュマロの「スモア」は最強コンビ。心も体もポカポカです。
- お湯をウイスキーにそそぐ。紅茶ならさらに合う!
- 割りばし、フォークなどにマシュマロをさし、遠火にあてる。直火だと、あっという間に燃えます。このままでもよいですが、
- スモアにするにはビスケットのアルフォートに挟めば、トローリチョコが美味しい流行りの「スモア」に変身!
まとめ
寒いならやめればよいのにと思うかもしれませんが、一度gwキャンプをしたら、きっとはまりますよ。
だって、gwはどこも混んでるじゃないですか・・・。
だからと言って、お家にいるのはつまらない。そんな人にはとってもおすすめなのです。
今年はこんな寒さ対策をしてみようなど、寒さを楽しんじゃうのもありですよ☆(nana)