夏でも子連れで出かける用事があるママさん!ベビーにとって大敵の紫外線対策で服はどうしてますか?「生後数ヶ月しか経ってないのに日焼け」が気になってる方もいるでしょう。
「紫外線って服だけでブロックできるものなの?」
「大人と違って肌が敏感なベビーに、日焼け止めは大丈夫?」など知っているようで実はよくわからないことって多いですよね。
怖いのは紫外線だけじゃありません。夏の暑さ対策に有効なグッズも集めてみました。
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夏でも子連れで出かける用事があるママさん!ベビーにとって大敵の紫外線対策で服はどうしてますか?「生後数ヶ月しか経ってないのに日焼け」が気になってる方もいるでしょう。
「紫外線って服だけでブロックできるものなの?」
「大人と違って肌が敏感なベビーに、日焼け止めは大丈夫?」など知っているようで実はよくわからないことって多いですよね。
怖いのは紫外線だけじゃありません。夏の暑さ対策に有効なグッズも集めてみました。
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今年も暑い夏がやってきます。
なるべく外に出たくはないけれど、健診などの用事でお兄ちゃんやお姉ちゃんなどと、どうしても赤ちゃん連れで行かなければいけないことってありますよね。
生まれたての赤ちゃんの「ベビー肌は敏感」なので紫外線の影響が心配なママさんも多いことでしょう。
ひと世代前には母子手帳に乳児の「日光浴」が推められていましたが、1998年以降、「外気浴」に書き換えられています。
オゾン層の破壊により紫外線の悪影響が明らかになってきたためです。
紫外線には、UVA、UVB、UVCの3つの種類があります。
肌の奥の細胞がUVBで傷つけられると、皮膚のバリア機能も破壊されてしまい、ウィルスなどの菌が体に入ってきやすくなるのです。
浴びた紫外線のダメージは体に蓄積され、10年以上後になってシワやシミ、免疫力の低下などさまざまな形で現れます。
WHO(世界保健機関)も紫外線を浴びることで皮膚がんや白内障の原因になると報告しています。
生まれたての赤ちゃんの場合、皮膚の厚さは大人の約半分。バリア機能や皮膚自体の機能そのものもまだまだ未発達なので、大人よりもより注意しなくてはなりません。
乳幼児期に浴びた紫外線の量によって、成人後の皮膚がんや白内症発症のリスクが高まるとも言われています。
紫外線をブロックするには、物理的に肌に届かないように服で覆うのが一番です。
月齢別に、どんな服が適しているか見てみましょう。
夏用の
+ ですっぽり足まで覆うことで、通気性も良く紫外線対策になります。ドレスオールとは、すそがスカート状になっていて、足の動きが少ない新生児向けのウェア。ベビードレス、新生児ドレスとも呼ばれます
CHECK !>>ドレス・ドレスオール [アカチャンホンポ ]で見る
この頃の赤ちゃんは動きが出てきて服も乱れがち。
前開きの
でお腹は冷やさないようにして、その上に薄手の を重ねて日焼け対策しましょう。コンビ肌着とは、長肌着のように丈が長く、股の部分をスナップでとめることができる肌着のこと。あんよの動きが激しくなってきた赤ちゃんにおすすめです。
ロンパースとは、シャツとズボンが一体になったウェアです。股の部分はスナップで、おむつ替えにも便利です。
上から羽織れる薄手のカーディガンやケープがあると日よけになり、お店や乗り物の中の冷房がきつかった時など、体温調節にも使えて便利です。
CHECK !>>ロンパス・ロンパース [アカチャンホンポ ]で見る
この時期には赤ちゃんも首が座り、「ハイハイ」や「タッチ」で動き回るようになってきます。お着替えさせやすいように上下が別々になった洋服を着せましょう。
上下が分かれていれば、汗をかいた時や汚してしまった時にもべビーカーに乗せたまま着替えられます。
体温調節が苦手で体に熱のこもりやすい赤ちゃんのため、できれば熱を吸収してしまう黒系より白など太陽光を反射する色の服を選びましょう。
また顔や頭部への紫外線をガードするため、帽子も被せてあげましょう。
紫外線をブロックする服装が整いましたか?赤ちゃんの真夏の外出では他にも気をつけたいことがあります。
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様々な体への影響が報告され、大人でも怖い紫外線。
赤ちゃんの場合、皮膚のバリア機能も大人に比べて未発達です。だからこそ日焼け止めでブロックするべきか、日焼け止め自体が肌に負担になるのか・・・
ネット上でも様々な意見があるようです。
参考サイト>>飲む日焼け止め効果はあるない口コミは?肌のバリア機能が未発達な赤ちゃんには、日焼け止めは使わずに済むならそれに越したことはありません。
ただし、やむを得ず長時間外出しなければならない時は日焼け止めによる肌への負担より、紫外線の害の方が大きくなることも。
以下の基準を参考に、日焼け止めを使うかどうか判断してみてください。
20分以内の短時間のお出かけの場合、赤ちゃんを抱っこして日傘や帽子を被せ、直接紫外線が当たらないようにします。
これは生後3か月以降の赤ちゃんにも言えることで、日焼け止めによる肌への負担よりも紫外線の害の方が大きいためです。
では、肌のデリケートな赤ちゃんのためにどんな日焼け止めを選んであげればよいでしょう?
赤ちゃん用として販売されているものでも、使われている成分をきちんとチェックし、10~20程度、 (紫外線A波を防ぐ)は+1つのものが肌への負担が小さくオススメです。
(紫外線B波を防ぐ)はまた、日焼け止めは肌に残ると肌荒れの原因にもなるため石鹸で落とせるものを選びましょう。
日焼け止めの主成分には大きく分けて
と の2種類があります。紫外線の防ぎ方に違いがあるのですが、それぞれの特徴を見てみましょう。
皮膚の表面で紫外線を吸収し、化学変化によってエネルギーに変えて放出します。それにより紫外線が肌の内部に侵入するのを防ぐのです。
紫外線防御力の高いSPFの数値を高くすることができる分、肌に負担がかかります。
代表的な成分
肌の表面で鏡のように紫外線を跳ね返し、紫外線が当たるのを防ぐものです。
散乱剤は有機化合物ではないので肌への負担が少なく、多くは「ノンケミカル」と表示されています。
また、紫外線吸収剤のように化学変化を起こさないため、構造が壊れにくく効果は長持ちします。UVAとUVBを両方防げるのも特徴です。
代表的な成分
一般的には肌への負担を軽くするには紫外線散乱剤を使った日焼け止めが良いとされていますが、商品によっては吸収剤と散乱剤を両方使っているものもあります。(吸収剤不使用、と記載されているものもたくさんありますね)
また、体質によっては散乱剤でも肌荒れを起こすケースもありますし、最近では紫外線吸収剤をシリコンやカプセルなどでコーティングし、肌への刺激を抑える技術なども開発され、紫外線吸収剤だから刺激が強いとは一概に言えなくなってきているようです。
いずれにしても初めて日焼け止めを塗る時にはパッチテストを行い、赤ちゃんのお肌に日焼け止めが合うか確認しましょう。
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日焼け止め以外に、紫外線をブロックする便利グッズもたくさんあります。
また、体温の高い赤ちゃんのために暑さ対策グッズも集めてみました。
夏のお出かけ、あなたはどんなスタイルですか?ベビーカー?それとも抱っこ?
紫外線や熱気を遮るグッズをプラスしてしっかり夏に備えましょう。
① ベビーカー用サンシェード
赤ちゃんの足元まで覆って日光を遮ります。
ベビーカーの幌に取りつけて、強い日差しと紫外線を防止するカバーです(UPF 50+)
大きなカバーで横からの日差しも前方からの日差しもしっかりガードする設計です。
幌の形を問わず、どのベビーカーの幌にも長めのストラップで4か所に取りつけることができます。
両対面タイプにも取り付け可能。伸縮素材でできているため、日よけの角度を自由自在に調節できます。
両サイドの布地がメッシュになって、深くかぶせても熱がこもらず安心。暑い日のお出かけを快適にします。
コンパクトに収納できて便利です。
② 日傘スタンド
ベビーカーに取り付ければママは両手が使えちゃう!雨の日にも便利です。角度が変えられるのもポイント。
③ ベビーカー用照り返し防止シート
ベビーカーでの移動時に気をつけたいのは、地面からの照り返し。
筆者も子供が生まれて初めて知りましたが、ベビーカーは地面に近い分、アスファルトからの照り返しで熱がこもりやすいのです。赤ちゃんは体温も高いし両サイドも囲われているので、熱中症の危険も。
「ママ、暑い!」って言えないベビーのために、大人が気を付けてあげたいものです。
背の高いタイプのベビーカーも見かけますが、ベビーカー用の照り返し防止シートも販売されています。
① 抱っこひも用ケープ
通気性がよく、遮熱効果とUVカット効果のある素材で作られている抱っこひも用ケープ。
足元が袋状になっており、めくれにくくなっています。
② 抱っこひもの保冷シート
体温の高い赤ちゃんと密着していると、どうしても熱がこもって親子で汗だくになりますよね。そんな時の強い味方。
冬には温めて保温用としても使えます。
肌のデリケートなベビーだからこそ気をつけたい紫外線対策。しっかりケアして夏を乗り切りましょう!