今大流行の多肉植物、育て方が難しいと感じている初心者さんもコツがつかめれば簡単で、かわいい寄せ植えが楽しめます。
こちらでは、育てやすさにスポットをあて、手軽に増やしたり管理したりできる方法を教えます。
多肉植物にハマって5年の筆者がその経験からつかんだ、多肉植物を育てるポイントを分かりやすく教えます。
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今大流行の多肉植物、育て方が難しいと感じている初心者さんもコツがつかめれば簡単で、かわいい寄せ植えが楽しめます。
こちらでは、育てやすさにスポットをあて、手軽に増やしたり管理したりできる方法を教えます。
多肉植物にハマって5年の筆者がその経験からつかんだ、多肉植物を育てるポイントを分かりやすく教えます。
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多肉植物の育て方は、種類によって多少異なるものの、基本的には次の通りです。
基本的には、この通りでよいのですが、わたしはこれで多肉植物をダメにしてしまったことがあります。
なぜでしょうか。
それは、多肉植物の特性を理解していなかったからです。
特性というと難しく感じますが、
これを知っていると知らないのとでは、大違いです。
多肉植物が好きなのは・・・カラッとポカポカ
多肉植物が嫌いなのは・・・じめじめ
サボテンが自生している場所を思い浮かべれば、適した環境が分かりますね。特に嫌いなのが、じめじめです。
多肉植物さんの好みが分かったら、まずは土を準備しましょう。
ここで、注意してほしいことは、園芸用の土を使用しては絶対にダメ!ということです。
園芸用の土は、保水性も栄養もたっぷりで、多肉植物が苦手なものです。
多肉植物には、特別な土が必要です。
でも、心配しないでください。
多肉植物用の土が市販されています。
CHECK !>>多肉植物の土
でもでも、わたしがおすすめしたいのは、
面倒くさく感じるかもしれませんが、これから多肉を増やしたい、たくさん多肉を楽しみたいという人にはこの方法がおすすめです。
それは、何と言っても安く上がるからです。
そして、水はけの具合を調整もできます。
わたしも、始めは市販のものを購入していましたが、ブレンドの方が断然安く、多肉の調子も良かったので、この方法です。
☆多肉植物の土作り、ブレンドレシピ
土作りのブレンドのコツ!
※例えば、バーミキュライトがコップ1杯だとしたら、鹿沼土は2杯、腐葉土は半分という具合に、お好きな量が作れます。
上の3つはほぼ、栄養はありません腐葉土で少し栄養を+します。
多肉植物は、栄養・水分過多にならないほうが、葉に栄養や水分を蓄えようとします。
すると、葉がぷっくりと元気な状態になります。
多肉植物の鉢は何でもよい!と一般的には言われています。
缶やびん、プラカップ、お茶碗、コケなどなど、様々な器で寄せ植えを楽しむことができます。
わたしも、釜飯の釜や流木など様々なものにチャレンジしました。
でも、
わたしの経験から言いますと、おすすめなのはこれです。
なぜなら、これが一番多肉植物が好きな環境だからです。
素焼き鉢は、「蒸れない」「底に排水口がある」「熱くならない」からです。
特に、夏は素焼き鉢をおすすめします。
素焼き鉢はシンプルで意外とかわいいものです。
安いですし、
私の失敗談から。
小さいビニールハウスのような棚で防寒していた冬、
普段は、ビニールハウスの口を開けるのですが、この日は忘れて一日締め切っていたところ、中が暖まってしまい多肉植物が全滅・・・ショックでした。
多肉植物は、暖かいのが好きと勘違いしてしまうとこのようになってしまいます。
多肉植物は、とにかく風通しのよいところが好きなのです。加えて暖かければベストです。
この教訓を生かして、多肉植物を室内の風通しの良いところに置きました。
すると、今度は日があたらず、うどん粉病になってしまいました。やはり、 なのです。
このことから、晴れの日は日当たりのよいところにつれて行ってあげるとよいです。
毎日目のつくところがよいですね。余裕があれば、スポンサーリンク
多肉植物を育てる上での一番の醍醐味は寄せ植えです。
様々なフォルムの葉っぱが寄せ合わさり、まるで一つの森のような世界を作り出します。
うまく行けば、春には花を咲かせ、秋には紅葉も楽しめます。
ここで、特に初心者さんに気を付けてほしいのが、寄せ植える多肉植物の種類です。
寄せ植えには、相性があるのです。
私の失敗談を紹介します。
はじめの頃は、とにかく色んな種類をぎゅうぎゅうに詰め込んで寄せ植えを作っていました。
「屋外に弱いハオルチアは日焼けし、水が好きなセダム系はカラカラに、根がはるセンペルビウムはカチカチに・・・」この寄せ植えはすぐにだめになってしまいました。
初めて寄せ植えをされる方は、種類を揃えることをおすすめします。
多肉植物は種類が沢山ありますが、
引用元: みんなの趣味の園芸
コノフィツムも最近はやっているようですが、わたしはいつもダメにしてしまいます。
お高いのに残念なことになってしまうので、もう手を出さないことにしました。※このように経験を積んでくれば「得意不得意」が分かります。
寄せ植えなら、まずは次の種類にチャレンジしてみましょう。種類は、たくさんあります。
セダム系の種類 | 育て方 | 種類を見る |
---|---|---|
「虹の玉」 |
・花は咲きません。 ・耐寒性あり ・室外室内でも可、日当たりを好む。 ・伸びてだらしなくなる時は、刈り込みと肥料を与えましょう。 |
虹の玉 を見る |
「玉つづり」 |
・高温多湿で雨に当たると溶けてしまうことも。 ・室内で日当たりを好みます。 ・葉に触れると葉が落ちます、さしめで増やせます。 |
玉つづり を見る |
「プルプレア」 |
・花が咲き這うようにして育ち、寒さで紫に変化! ・寄せ植えや花壇にも鉢植え最適。 ・耐寒性と日当たりを好みます。 ・伸びてだらしなくなる時は、刈り込みと肥料を与えましょう。 |
プルプレア を見る |
※庭先で群生も可能です。秋には紅葉してとてもきれいです。(プルプレア)
エケベリア系の種類 | 育て方 | 種類を見る |
---|---|---|
「静夜」 |
・バラのような多肉植物で花は咲きます。 ・耐暑性はあり耐寒性もありますが夏は半日陰、冬は霜や凍らせないよう。 ・室外室内でも可、日当たりを好む。 ・プラ鉢でなく陶器鉢で育成しましょう。 |
静夜 を見る |
「養老」 |
・花は咲きます、葉色は薄いグリーンで小ぶり。紅葉時には葉先がほんのりピンクに染まる。 ・耐暑性はあり耐寒性もありますが夏は半日陰、冬は霜や凍らせないよう。 ・室外室内でも可、日当たりを好む。 ・プラ鉢でなく陶器鉢で育成しましょう。 |
養老 を見る |
「ルンヨニー」 |
・夏はブルーグレイの葉、冬は淡いベージュ色に紅葉する色合いがクールな多肉です。 ・花を咲かせ、短茎にたくさんの子を群生させて増えていきます。 ・夏は遮光を半日日陰、冬は軒さしか室内で霜がつかないように少しぐらい凍っても問題なし。 ・プラ鉢でなく陶器鉢で育成しましょう。 |
ルンヨニー を見る |
秋麗・黄麗・朧月の種類 | 育て方 | 種類を見る |
---|---|---|
「秋麗(シュウレイ)」 |
・シルバーグリーンで、ほんのりと薄茶~ピンクを帯びた色合い秋には綺麗に紅葉します。 ・耐暑性はあり耐寒性もありますが葉色を綺麗に保つには夏は半日陰、冬は霜や凍らせないよう。 ・室外室内でも可、雨ざらしでも丈夫に育ちます。石垣などで群生を見かけるほど増えます。 ・花が咲くか咲かないこともある |
秋麗 を見る |
「黄麗(オウレイ)」 |
・別名「月の王子」といい、ぷっくりで丸っこい可愛らしい寄せ植えの差し色などに便利です。 ・耐暑性はあり耐寒性もありますが夏は半日陰、冬は霜や凍らせないよう。 ・室外室内でも可、日当たりを好み雨ざらしでも丈夫に育ちますが葉色を綺麗に保つには、戸外では軒下までが無難です。 ・花が咲くが咲かないこともある |
黄麗 を見る |
「朧月(オボロヅキ)」 |
・春ごろに可愛らしい花が開花します。別名:薄氷(はくひょう)とも言われています。 ・耐寒性と耐暑性もあり、雨ざらしでも丈夫に育ちます。 ・夏は遮光を半日日陰、冬は軒さしか室内で霜がつかないように、少しぐらい凍っても問題なし。 ・プラ鉢でなく陶器鉢で育成しましょう。 |
朧月 を見る |
見た目はよく似て、ほぼ同じです。雨ざらしでも丈夫に育ちます。たまに、石垣などで群生を見かけるほど増えます。
基本的には、他の植物と同じですが、多肉植物ならではのポイントを教えます。
寄せ植えを楽しむには、単純に量が必要です。
購入するのが手っ取り早いですが、購入しなくても増やす方法があります。
多肉植物を挿し芽(挿し木)、葉挿し、種まきなどがあります。
種まきは、簡単に思えますが、種は一般的には販売していませんし、難しいです。
多肉植物を増やすには種まきはムリなので、
多肉植物もしばらくすると成長して伸びてきます。
かっこ悪く伸びたところをはさみでチョキンと切ってみましょう。
そして、それをしばらく二週間ほど空気にさらしておきます。
すると、
あとは、土に植え付け増やすことができます。
多肉植物を乾燥気味にすると、手で葉っぱがポロっと取れます。
この時、葉の付け根を無理やりちぎらないようにし、成長点といわれる部分が葉に残るようにします。
葉を乾燥した用土の上にしばらく置いておくと、根が生え、芽が出てきます。
はじめのうちは、葉の水分で大きくなりますが、葉がしぼんできたら水を与えてやると、立派な苗に育ちます。
多肉に魅了されて早5年。何個鉢をだめにしたことでしょう。
でも、決して多肉植物を育てるのが難しいわけではないのです。
はじめのうちは、ついつい希少価値の高いものに手を出してしまっていたからです。
珍しいものだからこそ、管理も難しい種類だったのです。
わたしは、その教訓を生かして、
そこで、皆さんに
上でおすすめしたような、セダム系、エケベリア系、そしてセンペルビア系などは、地植えでも十分夏も冬も越せます。
水やりも雨も気にすることがありません。
これは、毎年わたしが、「この種類なら外でも大丈夫かな?」などと試してみた結果です。
我が家では今年は花も咲き、セダム系は、増えすぎて困っているくらいです。
地植えであれば、数もたくさん増やすことができます。
それを使って鉢植えもよいですし、友達にプレゼントするのもよいです。
初心者さんには、まず育てやすい種類で長く多肉植物を楽しんでもらいたいです。
多肉植物はプレゼントにも最適です。
友達には、かわいい器に多肉を寄せ植え、ガーデンピックを添えてプレゼントしています。
オフィスの机上でも楽しめます。
プレゼントもやっぱり育てやすい種類の方が喜ばれますね。
タグ : 多肉植物