披露宴 両親 感謝

多くの人に感謝を伝えたい披露宴。
でも一番思いを伝えたいのはやはりここまで育ててくれた両親ですよね。

近頃はお手紙、花束贈呈以外にも両親にスポットがあたる演出をサプライズで取り入れるカップルが増えています。

司会者が見た「よかった演出」や「両親が感激したシーン」そして「人気の記念品」も教えちゃいます!

このページの「目次」はここです!




披露宴で両親に感謝を込めてする演出は?

披露宴 両親 感謝 手紙

披露宴のクライマックスといえば、両親への手紙花束贈呈

司会者である筆者は多い時には月に5回以上このシーンに立ち会いますが、毎回感動に包まれ、必死で涙をこらえることになります(その後しゃべれなくなっちゃいますからね)。

普段なかなか言えない感謝の気持ちを伝えるには、披露宴は絶好の機会。手紙だけでなく、両親にも参加してもらう様々な演出で心に残る披露宴を、と考えているカップルが増えているようです。

司会者が見た!両親への感動演出はこれ

定番から最近よく見かけるようになった人気演出まで、両親参加の演出をピックアップしてみました。

自分の両親の性格、会場の空気も考慮に入れて選んでみてください。

両親への手紙

メモを取る女性

感謝の気持ちを伝える両親への演出として、定番中の定番。

打ち合わせでするかどうか悩む方が多いのもこの「両親への手紙」なのですが、筆者はぜひおすすめします。

結婚は人生の節目。両親への感謝を手紙で伝えることで、自分の気持ちにも区切りがつきますし、後からやっぱり手紙を読んでおけばよかった、と思う人も少なくないようです。

ご両親も照れ臭いと言いつつ、子供から「ありがとう」の気持ちを伝えられて嬉しくないわけがないのですから。

結婚式での両親に向けた演出で印象に残っているのは?
  • 第1位 花嫁の手紙  33%
  • 第2位 花束贈呈   17%
  • 第3位 披露宴の中座 16%

このアンケートからも分かるように、最もゲストの印象に残るのも両親への手紙といえます。

お色直しのエスコート役

お色直し エスコート

お色直しで会場を中座する時、エスコート役として手を引いてもらいます。

心づもりしている親御さんも多いかもしれませんが、やはり祝福を受けながら会場を歩くうちに思い出がこみ上げてきて涙が溢れることもあり、会場は感動に包まれます。

一番多いのはお母さんですが(父親とはチャペル式でバージンロードを歩くから)両親一緒にというパターンもあります。

司会者としてはぜひ、新郎&お母さんの組み合わせをお勧めします。

打ち合わせでは「職場の人間も来ているし、恥ずかしい」と言われるのですが、お母さんからすると息子と並んで、しかも手を繋いだり腕を組んだりして歩くなんてもしかしたらこれが最後のチャンスかも。

aikoaiko

当日は何とも言えない嬉しそうな表情をされるお母さんが多く、本当に「いい親孝行なだぁ」と感じます。

ケーキを使った演出

新郎新婦初めての共同作業であるウエディングケーキ入刀。

これを、サプライズで両親にもやってもらいます。

夫婦の先輩として『お手本』を見せてもらう、という形にして両親に入刀してもらい、その後新郎新婦でも行います。

せっかくなので、ケーキ入刀の後に行われる「バイト」にも参加してもらいましょう!

お手本バイト
「夫婦の先輩」として、手本を見せてください!と司会者にコメントしてもらい、両親にバイトしてもらいます。
その後続けて新郎新婦のファーストバイトへ。

サンキューバイト
「これまでありがとうございました」の気持ちを込めて、新郎新婦から両親へ食べさせてあげるバイトです。

ラストバイト
人生で最初の食事を作って食べさせてくれたのは、お母さん。
これまでずっとおいしいごはんをありがとう、という気持ちを込め、そしてこれからは違う食卓を囲むことになるため「最後の食事」としてお母さんから息子(娘)に食べさせてあげるバイトです。

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バイトは意味合いによって誰が誰に食べさせてあげるか変わるので、司会者にお願いしてしっかり説明してもらいましょう。

テーブルラウンドでの演出

キャンドルサービス
定番の演出ですが、最初にトーチに炎を灯す役割を両親にお願いします。
両親から受け取った炎をゲストのテーブルへと灯していくことになります。

キャンドルリレー

ここ最近で流行した「キャンドルリレー」。欧米では「キャンドルの数だけ天使が舞い降り、幸せになれる」という言い伝えがあることから、ゲスト全員にキャンドルを持ってもらい炎をリレーしていきます。

この時、最初に両親に扉近くに立ってもらい新郎新婦のキャンドルに炎を灯してもらうか、最後に両親に炎を受け取ってもらい、「幸せになってね」という願いを込めて新郎新婦のキャンドルに灯してもらいます。

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炎を家族の絆に見立て、親から子へ受け継いでいくという意味合いもあるそうです。

ダズンローズ

ダズンローズ

男性が12本の野の花を摘んでプロポーズの言葉と共に女性に渡し、女性は返事の代わりに花の一本を男性の胸に挿したというエピソードから「ブーケ・ブートニア」が誕生したといわれています。

ここから発展して、12本のバラを花婿が参列者から受け取りながら花嫁のもとへむかうセレモニーが「ダズンローズ」。

最後のバラを渡す役割を、両親にお願いしてみましょう。

ブーケが出来上がったらゲストの前でプロポーズを再現するのも素敵です。

生い立ちムービー

生い立ちムービー

思い出の写真で新郎新婦の人生を振り返る「生い立ちムービー」。

ここにサプライズで「両親の結婚式の写真」を冒頭に入れると、親族席を中心に異様な盛り上がりを見せます(笑)

最近は思い出、絆を受け継いでいこうということでお母さんが着用したドレスや着物を披露宴で着るという人も増えているそうです。

ムービーの中に、両親への感謝のメッセージを字幕やナレーションで入れるのも感動的です。

挙式での演出

シークレットムービー

小さい頃からの写真、家族の思い出の写真にメッセージを添えて1分ほどで編集し、挙式の入場前に新婦とお父さん(もしくは両親)で見てもらいます。
機材の準備など、できる会場は限られますが両親と新婦で挙式を前に家族の絆を確かめてもらえるステキな演出です。

ベールダウン

挙式の入場前、もしくは後にベールを下ろしてもらう儀式「ベールダウン」。
結婚式で用いるベールは清らかさの象徴であり、邪悪なものから花嫁を守ると言われています。
娘を守ってほしいという願いと、花嫁支度の仕上げとしてお母さんがベールを下ろし、花嫁は花婿の元へと向かうのです。

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“娘を送り出す親の表情”が見られて感動する、というゲストの声もよく聞かれます。

簡単な動作でお母さんへの負担も少ないと思いますが、それだけにあっさり終わってしまわないよう、儀式の意味合いを司会者からゲストやお母さん本人にも説明してもらって行うとよいでしょう。






披露宴で両親へのサプライズはあり?

披露宴 両親 サプライズ

当日ビックリしてもらおうと、両親への演出はサプライズであることがほとんどです。

驚いたり喜んだりする顔を想像するとついあれこれやりたくなりますが、注意すべきこともあります。

やり過ぎに気をつけて!

yes no

サプライズ演出がいくつも続くとゲストも「また?」という雰囲気になってせっかくのサプライズ感が薄れてしまいます。

aikoaiko

挙式で一つ、披露宴で一つ、多くてもこの二つが良い所ではないかと感じます。

また、子どもから親への感謝の気持ちは多くのゲストの共感を呼ぶものですが、両親はゲストを「お招きする」側。

あまり豪華なプレゼントを渡したり、両親を主役にし過ぎると「内輪受け」ととられるかもしれませんし、両親の立場としてもうれしいけれど、目立ちすぎてちょっと居心地悪く感じてしまうかもしれません。

あくまでもゲストをもてなすことを第一に考え、やり過ぎには注意しましょう。

その演出をした理由を司会者からゲストにしっかり説明してもらうと、微笑ましい気持ちで見てくれるはずです。

シャイなご両親のために

「恥ずかしいから、サプライズとかしないでね!」って両親から釘を刺されている、なんてこともありますよね。でも本当に何もしないのも気がかり・・・

そんなシャイなご両親にはみんなの前でスポットの当たる演出はせず、披露宴前の親族紹介時にお礼の言葉を述べたり、お色直し退場時にこっそりお手紙を渡すという声もありました。

自分の親は大丈夫なんだけど、パートナーのご両親が人前に出るのが苦手、といったこともあるかと思います。両家のバランスも考慮して、負担のないようにしてあげてくださいね。

会場スタッフ、兄妹ともよく打ち合わせを

サプライズ成功の秘訣はもちろん情報が漏れないようにすること。

当日のバタバタに紛れ、うっかり両親がいる前でスタッフと打ち合わせしてしまったとか、サプライズであることを知らされていなかった兄妹から話が伝わってしまった・・・なんていうことにならないよう事前によく確認しておきましょう。






両親へ贈りたい、今人気の記念品って?

結婚式 両親 サプライズプレゼント

感謝の気持ちを、言葉だけではなくカタチにして贈りたい。

花束と一緒に両親に渡す記念品も、どんなものにすればいいのか頭を悩ますところですよね。

たくさんありすぎて迷っちゃう、というあなたに司会者からみたおすすめプレゼントをご紹介します。

両親に喜ばれる、人気の記念品

1.やっぱり使えるものを!実用品

湯飲み、箸、茶碗

食器 湯呑み

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これらは毎日使ってもらえるし、うれしい選べるメッセージ「夫婦いつまでも仲良くね」という願いを込めてペアで贈ると喜ばれます。


カメラ、ビデオカメラ

高級コンパクトカメラ

CHECK ! >>高級コンパクトデジタルカメラ特集

これからは夫婦でたくさんの思い出を記録してもらいましょう。孫が生まれたら成長記録にも役立ててくれそうです。

スマホの写真や動画ばかりじゃ「孫に申し訳ない!」なんて言わさないように。
「孫を撮るのに良いカメラ」を探しましょう。ポイントは「コンパクト」で「AFスピードが速い」のが良いですね。


デジタルフォトフレーム

印刷する写真のアルバムに比べかさばらず、大容量で飽きがきません。操作が苦手、という両親には定期的にデータを送ってあげましょう。


旅行券