結婚式で定番になりつつある
。受付をスムーズに済ませる優れものです。新郎新婦へのお祝いの気持ちも書いてもらえちゃうのですが、正しい書き方ってよくわからないという人も多いようです。
芳名帳との違い、ゲストカードを使うメリット、デメリット。いろんな角度から検証してみましょう!
結婚式のゲストカードとメッセージの書き方!
ゲストカードが届いたら、お祝いを込めて気持ち良く読んでもらえるよう書きたいもの。
でも正しい書き方やマナーがわからない、という方のために。ゲストカードの書き方をご紹介します!
ゲストカードの書き方は
カードに記載されている「名前、住所、電話番号、メールアドレス」など、書かれている項目を丁寧に書くだけ。
あまり難しく考えることはありませんが、最低限のマナーは守りたいものです。
1.ゲストカードを書く筆記用具はどうする
ボールペン、サインペンなど消えないものを使いましょう。
筆ペンでもいいのですが、不向きなのは薄墨(弔事に用いるもの)やクレヨンなど他の紙に色移りするものです。
2.ゲストカードの「お」や「御」は消す
お名前、御住所などの「お」「御」は招待する側がこちらを敬ってつける文字のため、二重線または「寿」の文字で消します。
ご芳名の場合は「ご芳」を消し、「名」のみを残します。
縦書きの場合、漢字一文字の場合は斜めの線で、二文字以上の場合はタテ線で消します。
3.ゲストカード書き損じでしまったら?
恐らく大切に保管されるものなので、下書きなどをして書き損じや書き間違いのないよう気を付けるのが基本ですが、それでも失敗してしまった場合。
修正テープなどではなく、かわいいシールなどを貼ってカバーしてみては?
どうしようもない時や紛失した場合は、当日の受付に予備があるか尋ねてみましょう。
4.「アドレス(address)」と「ご連絡先」の取扱い方
- 「アドレス(address)」とは一般的に「住所」のことです。
少数派ですが「メールアドレスや e-mail」と解釈する方もいますので注意しましょう。
また、郵便番号を書く欄がなければ書き加えたほうが親切です。 - 「ご連絡先」とは住所のことではなく、一般的に「電話番号か携帯番号」のことです。
「メールアドレス」を加えたい場合は「ご連絡いただく場合は、電話に出られないことがありますので、差し支えなければメールで送って頂けると助かります」と一筆加えて書き加えましょう。
ちなみに、相手側との関係にもよりますが任意ですので、強制するものではありません。
5.ゲストカードの「メッセージ欄」の書き方
ゲストカードにはメッセージを書く欄が設けられてることが多いようです。
お祝いの気持ちを込めて書くのはもちろんですが、カードは両親や親族が見ることもあるので、親しい友人であっても砕けすぎた文言や暴露話、下品な表現、忌み言葉は避けるのがマナーです。
想いがこもったメッセージを書くのが良いですが、結婚する二人との関係が浅い方はメッセージを書きにくいかもしれません。
よろしかったら下記の例文を参考にしてください。
メッセージ欄への例文
「その後が悩んじゃって困る!という方に。
」までは書いたけど、いろいろな例文をご紹介します。
- いつまでも仲良しな二人でいてください、末永くお幸せに!
- 幸せで笑顔あふれる家庭を築いてくださいね
- お二人で一緒に明るく温かい家庭を築いて下さい
- 新生活のスタートを心からお祝いします
- ご招待ありがとう!〇〇さんの花嫁姿、楽しみにしています
- これからは仕事と家庭、ともに頑張ってください
- これからも変わらず、夫婦揃って一緒に遊ぼうね!
- お二人の新居にお邪魔できる日を楽しみにしています
- 今まで以上に誰もが羨むような仲良し夫婦になることを祈っています。末永くお幸せに
- いつも明るく、皆に好かれる〇〇ちゃんの笑顔で、〇〇さんと一緒に素敵な家庭を築いてください
- 落ち着いたら皆でご飯食べに行きましょう。楽しみにしています
「結婚式で使うゲストカードって何?」招待客が知っておきたい!
ゲストカードにエスコートカード、ゲストブック、タイムラインスケジュール・・・どんどん新しいものが出てくる結婚式のペーパーアイテム。
そんな中でもここ数年、ブライダルの現場でよく目にするようになった一つが
。急速にひろまりつつあるゲストカード、メリットとデメリットを調べてみました。
ゲストカードってどんなもの?
引用元: pinterest.jp
ゲストカードは芳名帳に替わるもので、招待状に同封され、ゲストに名前や住所などをあらかじめ書き込んで、当日持参してもらいます。
当日は受付やレセプションでゲスト(招待客)がこのカードを渡し、席次表などを引き換えに受け取り、受付とするもの。
ではこのゲストカードを使うメリットとは一体なんでしょうか?
1.結婚式のゲストカードのメリットは
時間の節約になる
当日、受付で芳名帳に一人ひとり記名してもらうと、どうしても時間がかかります。
いつの間にか受付の周囲は大行列で、受付スペースの狭い会場だとちょっと迷惑・・・なんてことも。ゲストカードなら受け渡しするだけなのでとてもスムーズ。受付係の負担も減ります。
自宅で落ち着いて書ける
人前で文字を書くのは誰でも緊張しますよね。
お祝いの席で乱雑な文字を書くわけにはいきませんし、あとで新郎新婦やご両親にも見られると思うと余計に手に力が入ります。
ゲストカードなら家で時間をかけて書くことができますし、絵が得意ならちょっとしたイラストを描いたり、かわいいシールを貼ったりしてオリジナリティを出すこともできます。
新郎新婦とのエピソードを交えたメッセージを書けば二人にも喜ばれること間違いなし。
芳名帳よりカジュアルなイメージで書けるので、かしこまった文体ではなくお祝いの気持ちをストレートに書けるのもゲストカードの良いところです。
アドレス帳になる
引用元: pinterest.jp
招待する側としての最大のメリットは、頂いたゲストカードをファイリングすればそのままアドレス帳になり、結婚式の後、年賀状やお礼状を出すときなどに活用できます。
いいことずくめのようなゲストカード。でもこんなことに注意しましょう。
忘れるゲストが必ずいる
当日持ってくるのを忘れるゲストは必ずいます。
招待状に「同封のゲストカードにご記入の上、当日ご持参ください」などの文言を入れているのですが忘れる人もいます。でも当日の受付に予備のカードは用意されているので筆記用具だけは持参して忘れないようにしましょう。
年配のゲストにはなじみがない
結婚式の受付といえば、芳名帳に筆で書くというのが当たり前の世代の方にはゲストカードに抵抗があるかもしれません。
招待状で「受付の混雑解消のため」と一言添えてみたり、カードを和紙の素材にして工夫しているカップルもいます。
メッセージ欄が書けない!
気の置けない同僚や付き合いの長い友人ならたくさんお祝いのメッセージも浮かぶけれど・・・普段あまり接点のない上司、両親の関係の列席者などはメッセージといわれても正直なんと書いてよいか迷ってしまうかも。
カードによってはメッセージ欄が大きかったりして、文章を書くのが苦手な人は少し困ることもあるかもしれません。
結婚式のゲストカード、芳名帳とは何が違うの?
最近の結婚式は受付の仕方も本当にバラエティ豊かです。
披露宴の中で行うクイズに参加したり、写真を撮ってボードに貼ったり、自分の席番号などが書かれた「エスコートカード」を渡されたり・・・
ゲストが一番最初にする「受付」から、楽しんでもらいたい、ワクワク感を持ってもらいたいと工夫する新郎新婦が増えているのですね。
ゲストカードと芳名帳の違い
芳名帳は当日の受付で 、名前や住所を記載してもらうもの。
ゲストカードはあらかじめ で、ここが一番大きな違いです。
受付の仕方には次ようなパターンがあります。
- 当日受付での芳名帳(ゲストブック)のみ
- 当日受付でゲストカードに記入
- 招待状でゲストカードを郵送、当日は記入したものを持参してもらい、席次表などと交換することで受付とする
「出席を確認する」という目的は一緒ですので、どの方法で受付をするかは会場の条件(受付スペース、他の結婚式との時間帯)、ゲストの数や客層などによっても変わってきます。
自分たちの結婚式に合ったやり方を探してみましょう。
ちなみに芳名帳は「ゲストブック」ともいい、最近はこんな素敵なデザインのものもあります。
引用元: pinterest.jp
封筒やリボンの中にゲストが書いた受付カードを収納していくというもの。みんなからお手紙やプレゼント届いたようで気持ちがほっこりしますね。
まとめ
ゲストや当日の受付係からも好評なゲストカード。あなたらしいデザインを選び、結婚式を盛り上げるアイテムとして取り入れてみては?(haduki)