卒業式の服装って、子供のことばかり考えて気が付けばママは後回し・・・になりがちですよね。
みんなと同じならいい!というわけではなく、30代ママと40代ママ、年代で気を付けるポイントもちょっと変わってきます。
周りから浮かないよう、マナーにも気を配らないといけないけどよくわからない。ストッキングの色は?小物は?
一度知っておけば心強い、ママの服装についてご紹介します!
卒業式の服装、ママが30代の注意点
子供の成長を祝い、お世話になった学校に感謝の気持ちをもって臨む卒業式。
場にふさわしい装いで、わが子の晴れ姿をお祝いしてあげたいですよね。
カジュアルとは違って、フォーマルってどう選べばいいかよくわからないというママさんも多いはず。
基本的なマナーと、年代別で気を付けておきたいことをまとめてみました。
卒業式の服装、30代のママさんはこんなことに注意して!
卒業式は自分の年齢はもちろんですが、周囲の年齢層や学校の雰囲気もぜひ考慮して服装を選びましょう。
30代のママさんは、小学校の卒業式の場合、周りは同年代のお母さんたちが多いですよね。あまりにトレンドを盛り込んだり、可愛らしすぎる服装だと浮いてしまうかも。
かといって、全身黒や紺一色でまとめてしまうとシック過ぎて老けて見えます。
先に述べた通り、卒業式とは「感謝の気持ち」を表す場です。目指すのは、目立ちすぎず、でもセンスがきらりと光る装い!
30代ママはまだまだ子育て真っただ中世代。下に小さいお子さんがいる方も多いですよね。
これから下のお子さんの入学や卒業、参観日、七五三などが控えているなら、セレモニー用のスーツが1着あるととても重宝します。
専業主婦で普段はスーツなんて着ない!という方も、着回しのきくセットアップを準備することをおすすめします。
ジャケットと異素材のスカートやワンピースといったいわゆる「ママスーツ」が、百貨店の冠婚葬祭コーナーなどで販売されていますよね。
上下で揃ったスーツでなくてもいいの?と心配するママも多いですが、“卒業式にもOK”と勧められており、スカート丈が短すぎたり、原色など派手な色使いでなければ特に場にそぐわない、マナー違反ということはないようです。
ただし、それがお子さんの通う学校に当てはまるかは別問題。卒業式の服装に関しては、ネット上でも『地域による差が大きい』『その学校独自のスタイルが存在することもある』といった意見もあり、可能であれば知人に確認してみることをおすすめします。
また、30代はまだまだ友人や親せきの結婚式に呼ばれる機会もあるはず。
でもさすがに独身の頃に持っていたワンピースやパーティドレスで出席するわけにはいかないですよね。この機会にフォーマルスーツを準備しちゃいましょう!
卒業式の服装、守りたいマナーとは
卒業式は先生方も普段とは違ってスーツ姿だったり、袴をつける女性の先生もおり、フォーマルな場であることがわかります。
当然、保護者もカジュアルな服装はNGです。
では保護者の場合、どんな服装で行くのがマナーにかなっているのでしょうか。
女性は洋装の場合、スーツ、ワンピースが良いとされています。スカート丈はひざ下、ロングや短すぎるものはNGです。
なお、和装の方が洋装より格は上になります。
流行に敏感な20代のママなら、フォーマルのルール(スカートはひざが出ない丈、など)を野暮ったく感じるかもしれません。
30代になると、大人の落ち着きも出てきます。服装も清楚で上品な感じを大事にし、常識の範内でセレモニースーツを選びましょう。
ここで、30代ママに人気のフォーマルファッションをピックアップしてみました。
引用元: ベルメゾン
ママ世代から絶大な人気のベルメゾンから、上品さをプラスしてくれるツイードのジャケットとスカートのスーツに、ワンピースの3点セット。
流行のネイビーをセレクトすれば、卒業式もばっちり。入学式はワンピースに明るい色のコサージュでアレンジして。
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お手頃な価格帯と程よくトレンドを取り入れたデザインで30代のおしゃれママに好評のリュリュ。
ジャケット2着にスカート、ワンピース、コサージュの5点セット。これだけ揃っていれば卒業、入学、参観日までOK!ウォッシャブルなのも嬉しい。
引用元: プリカ
送料無料の試着サービスが話題のプリカ。女性らしい上品フォーマルで、他の人と差をつけちゃいましょう。
こちらはワンピースにノーカラージャケットのスーツ。ありそうでなかなか探すのが難しいひざ下の丈、ウエストのサテン切り替えでスタイルアップ効果も期待できます。
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シルエットがきれいで、品よくまとまる!と評判のリオマル。
織素材の生地が高級感溢れるジャケットとスカート、シフォン生地のスカートの3点セット。スカートで表情を変えればいろんなシーンで活躍しそう。
一番気を付けなければいけないのは、卒業するお子さん本人が「主役」であり、親が子供より目立ってしまわないこと。
華美になりすぎず、かといって砕けすぎない、上品ママを目指しましょう。
ヘアメイクについて
服装にこだわったら、ヘアメイクにも気を配りたいもの。
わが子の晴れの舞台で、気合が入るのも分かりますが、ツケマ・強いアイライン・ラメでキラキラのアイシャドー・濃いめルージュはNGです。
ネイルもケアだけしてきて、カラーリングは避ける、してもヌードカラーがよいでしょう。
ヘアスタイルは清潔感が大切。明るすぎるカラーや極端な巻き髪はふさわしくありません。くれぐれも「盛った」りしないように・・・
卒業式の服装、ママが40代なら気をつけたいこと
年齢が上がって、40代のママは何に気を付けたらいいでしょうか。
フォーマルのマナーは同じですが、やはり年齢によって気を配る所が変わってきます。
40代ママの卒業式ファッションはここに注意!
40代ママも、やはり周囲の年齢層を考えて卒業式の服装選びをすることが大切。。
下の子の卒業式で周りが若いから、といって張り切って流行色の強いものをセレクトしたり、地味すぎておばさん感が満載になってしまうのも避けたいですね。
40代が服選びで一番「あれ?」って思うのは、やはり体型ではないでしょうか。30代の頃と体重が変わらなくても、なぜか体型に変化が出て来るのがこの年代。
同じようなデザインでも、年齢相応のお店で選んだ方がサイズも豊富ですし、スタイルをカバーしてくれるデザインのスーツもあります。
若い頃と体型も変わらない!といううらやましいママさんであっても、あまり流行の先端、というような服装では「頑張ってる感」が出てかえって浮いてしまいます。
実際、同じようなセレモニー用のスーツでも上質な生地のものをセレクトするなど、大人の女性を意識した装いの方も多いです。
小学校、中学校、高校と子供の年齢が上がるにつれ、式典の厳かな感じも増していきます。比例して親の服装もシックになっていく傾向があるようです。
手持ちのスーツでいいわ、と思っている方も、当日を迎える前に一度考えているコーディネートを試着してみましょう。
体形が思ったより変わっていてウエストがきつい、スカート丈が短い(長い)、ジャケットのラインがなんだか時代遅れ・・・など、気になる所が出て来るかもしれませんよ。
そして、意外と忘れがちなのがこちら。
服装を決めたら、子供の意見も聞いてみること。
子供って意外と親のファッションには厳しいもの。他のママと比べて目だつ、地味すぎるなどなど・・・学校は子供のテリトリーであることも考慮に入れて!
では、40代ママさんにおすすめのセレモニースーツを見てみましょう。
40代ママさんにおすすめのセレモニースーツ
40代ママにおすすめの「CREAM」
憧れのモデルさんのような着こなしを!という方におすすめのCREAM。
靴やバッグのコーディネートの提案もありがたいです。
パンツスーツは動きやすさ、冷え対策と機能面もさることながら、ペプラムジャケットが気になる腰回りもカバーしてくれます。
袖丈、襟ぐり、リボンで絞ったウエストラインなど女性のラインの美しさを計算しつくしたデザインのスーツ。
シンプルだけれど、知的な大人っぽさや上品さを感じさせてくれます。
CHECK ! >>cream-dressを見る
豊富なサイズの「Angelica」と「月洸うさぎ」
豊富なサイズ展開とセレモニースーツからパーティドレスまで揃って幅広い年齢層に対応してくれるアンジェリカ。
派手さのないセレモニースーツは、素材感で勝負!という方におすすめ。光沢のあるシャンタン素材のジャケットに、ラインの美しいラッセルレース使いのワンピース。それぞれ単品でも活躍しそうですね。
ゆったりめのつくりが嬉しい、月洸うさぎのミセススーツ。
ちょっと最近おなかがぽっこりしてきて・・・というママさんにも安心の、ゆったりめウエストに7枚はぎのフレアスカートと左右がゴム入りのプリーツスカート、ジャケットの3点セット。
コサージュを同時に注文すると半額になるお得なサービスもありますよ!
ブラックフォーマルでもいいの?
40代ともなると、冠婚葬祭への列席も増え、一組は持っているブラックフォーマル。
入学式に出席する予定もあったり、他にも物入りであまり服装にお金がかけられない、手持ちのブラックフォーマルを活用したいけどマナー的にどうなの?と迷うママさんも多いようです。
卒業式の服装に関して、ネット上でも「ブラックフォーマルで行っても大丈夫?」という質問が多くありました。
そもそも、ブラックフォーマルってどういう意味合いの服かご存知ですか?
ブラックフォーマルとは
冠婚葬祭の時に着用する改まった装いを礼服(フォーマル)と呼びます。
ブラックフォーマルとは、礼服の中でも特に黒のものを総称した呼び方です。喪服も礼服の中のカテゴリーの一つ、ということになり、喪服だけがブラックフォーマルというわけではないんですね。
男性の場合、ブラックフォーマルでネクタイを変えて慶弔の両方に着用することができますよね。
しかし女性の場合、ブラックフォーマルでも結婚式や入学・卒業式などの「慶事用」、葬儀などの「弔事用」と分けて販売されていることがあります。(どちらにも使える、として販売されているものもあります)
慶弔を一着で兼ねることがマナーとして良いのかどうかは意見の分かれるところでもあり、正式に決まっているわけではないようです。
気を付けなければいけないのは、ブラックフォーマルでも色・素材・デザインによっては慶事に向かないものがある、ということです。
同じ黒でも漆黒のもの(明るめの黒と並ぶと意外とよくわかります)、光沢のない無地のもの、肌の露出がないデザイン(ロングスカートや立て衿のジャケット)など、いかにも『喪服』というものはやはり卒業式にはそぐわないでしょう。
こういった注意点をクリアしていれば、ブラックフォーマルは卒業式にふさわしい服装といえます。
ただし「お葬式ファッション」になってしまわないよう、ジャケットのインナーには明るい色やフリル使いなどのブラウス、パールのアクセサリーやコサージュなども使って華やかな雰囲気にするのがポイントです。
卒業式の服装マナーはまだある!小物やストッキングの選び方
他にも、卒業式の服装で守るべきマナーはあります。
そしてスーツが決まってもバッグは?靴は?と、まだまだ悩むポイントはたくさん。小物使いでちぐはぐな印象になってしまわないよう、気を付けたいポイントを押さえましょう。
卒業式の服装、守りたいマナー
- パンツスーツでも大丈夫?
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正式なマナーからするとパンツスーツはNGなのですが、最近はパンツ姿での参列も多く見かけるようになりました。
時期的に卒業式の頃(3月半ばごろ)はまだまだ寒い日もあり、会場となる体育館はさらに冷えるためパンツを選ぶママさんも多いのではないでしょうか。小さい下のお子さん連れのママさんにとっては動きやすいという利点もあります。
お子さんの学校の過去の卒業式がどんな雰囲気だったか、聞ける人がいれば確認してみてもよいかもしれません。 - スーツの色はダーク系かパステル系か?
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一般的に、入学式は新生活スタートへのお祝いという意味と、春らしさを表現するためベージュ、白、淡いピンクなどの「パステル系」、卒業式はお世話になった先生方への感謝と学校や友人とのお別れの意味を込めて黒やグレー、濃紺などの「ダーク系」を選ぶのがマナーと言われています。
- 入学式はまだ父母も知らない者同士のため、最初は様子見で無難な(派手でない)スーツにする。
- 卒業式は周りともおつきあいがあり、気心の知れたママ友に「みんなどんな服装で参列するの?」とリサーチもできるので、周囲から浮かない程度で色味のある服装もできる。
- 冷え性だけど、式典中にコートを着ていてもいい?
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体育館で長い時間座りっぱなしになる式典は冷えるもの。でも、コートは式場内では脱ぐのが正式なマナーなんです。
保温性の高いインナーを着用する、カイロを貼る、ひざ掛けを持参するなどの寒さ対策は卒業式ファッションの重要なキーワードと言えそう。トイレに立てない時間も多いため、朝食でコーヒーや紅茶など、利尿作用の高い飲み物は控えるのも大切!
- スリッパ
学校では来賓以外には貸し出ししてくれません。お手洗いに行くことも考え、コンパクトにたためるタイプの室内履きが便利です。 - 靴袋
下足入れの数がない場合、履いてきた靴は持って式場に入らなければならないこともあります。ビニール袋は式典中ガサガサ音がして気になるので、布製の靴袋があれば持参するとよいでしょう。 - カメラ、ビデオ、三脚
わが子の晴れ姿をばっちり記録しましょう!充電をお忘れなく。ずっとビデオを回していると腕が疲れますよね、今は安くて小さめの三脚もあり、あるととても便利です。 - 防寒グッズ
体育館は暖房が効かないことも多く、とにかく冷えます!ストールはひざ掛けとしても使えて便利ですし、足元に貼るカイロ、保温性の高いインナーも必需品です。 - ハンカチ
子供の成長を思うと、涙があふれてきます。ハンカチ(フォーマルにふさわしいもの)は忘れずに。 - サブバック
ここまででも結構持ち物が多いですよね。他にも卒業アルバム、サイン帳、文集、卒業証書など大きな荷物がたくさんあります。大き目のサブバッグを準備しておくと慌てません。
一方でこうしたマナー情報とは反対に
存在します。どういうことでしょうか?こういった理由のようです。
なるほど、正式なマナーを取るか、実際問題として印象の悪くならない服装を取るか・・・考え方でまるで逆の選び方になるのですね。
どちらにせよ、先輩ママさんに地域や学校の情報を聞いておくことをおすすめします。
小物のマナー
コサージュ
お祝いの場で少しでも華やかな雰囲気づくりを!という時に効果的なのがコサージュ。特にダークな色合いのスーツの場合、顔周りが明るくなるのでおすすめです。
シフォンやベルベット、レースなど素材も様々で、生花で準備しても素敵です。
卒業式だからといって必ずしもしなければいけない、というわけではなく、つけるかどうかはお好みです。
ストッキング
慶事の場合、ストッキングは肌色に近いヌードタイプの物を選びましょう。特に黒のスーツに黒いタイツは喪服のようになってしまうので避けます。
伝線してしまった時のために、予備を一着持っていると安心です。
靴
ヒールの高さはは5センチまで。あまりぺったんこのものはフォーマルな場には不向きです。
カジュアルすぎない素材を選びましょう。エナメルやビジュー使いは夜のパーティ向けです。
オープントゥ、サンダル、ミュール、バックストラップのものはNG。バッグと色合いを合わせるとおしゃれに決まります。
バッグ
フォーマルなデザインのバッグがひとつあると慶弔で使え、何かと便利です。
ブランドのロゴが大きく入っているもの、キラキラした素材、ビビッドな色使いのものなどはNG。
卒業式はアルバムや卒業証書など持ち帰る荷物が多いので、フォーマルバッグだけでは収納しきれません。サブバッグを準備すると便利です。(紙袋やカジュアルなトートバッグなどは、大人のマナーとしてどうなの?という感じがします。)
アクセサリー
スーツのデザインにもよりますが、派手さのないセレモニースーツに華やかさをプラスできるアイテム。
フォーマルな場にはやはりパールが最適。入学式や冠婚葬祭にも使えるため、ネックレスとイヤリング(ピアス)のセットなど、ひとつ持っているとかなり使えます。
ゴールドの派手なネックレスやじゃらじゃらした物はマナー違反。あくまでも上品に。
卒業式にあると便利な物
卒業式に持っていくと便利なものを集めてみました!
スーツは早めに準備しよう!
忙しかったり、買うか迷っているうちに3月に突入してしまうと、スーツ売り場も縮小され選択肢が少なくなってしまいます。早めに動き出すのをおすすめします。
フォーマルスーツは卒業、入学、参観日、小さいお子さんがいるなら七五三まで着まわせます。一着持っていても損はありません。
まとめ
年齢や場にふさわしい服装を選ぶと、行動にも余裕が!
わが子の晴れ舞台を気持ちよくお祝いしてあげたいですね。