大学進学や就職で春から一人暮らしを始めるという人も多いでしょう。初めての部屋探しはどうやってすればいいのか、何から手をつければいいのかわからないことだらけです。
サイトでも物件は見ることができますが、店舗に行っての相談とはどのように違うのでしょうか?
おすすめサイトやCMでよく見かけるスーモについてもご紹介します。
一人暮らしの部屋探しはサイトでできる?
「部屋探しを始めるならまず不動産屋へ」というのは今となってはもう昔の話。今はスマホや携帯から一人暮らしの部屋探しをすることができます。
何より不動産屋へ行かなくていいという時間的なメリットが大きいですが、他にもサイトですることのメリットはたくさんあります。
一番のメリットは空いた時間に気軽にできること
サイトから一人暮らしの部屋探しをする一番乗りメリットは「不動産屋へ行かなくていい」ということだと思います。
サイトならスマホやパソコンを使ってどこにいても空いた時間にパパッと見ることができます。
希望の地域や間取り、家賃など詳細を入力して検索することもでき、クリックしていくだけで条件に合う物件がたくさん出てきます。
条件を入力するだけなので、物件が見られるまで5分もかかりません。
間取りだけでなく、外観や内装の写真が掲載されている物件も多いので、サイトから検索するだけで、大体どのような感じなのか物件の雰囲気を掴むことができるでしょう。
不動産屋へ行く場合の流れとしては、まず電話で予約をします。(予約をしなくても行くことはできますが、先客がいたり、予約があったりすると待ち時間が出たり、断られる可能性もあります。)
不動産屋さんと希望の地域、間取り、家賃、入居時期などを話します。サイトからならポチポチと入力するだけですが、店舗に行くと、条件を伝えるだけでも15分ほどかかります。それがまとまると不動産屋さんが条件に合うものを探してくれます。
私の部屋探しで不動産屋さん体験記
もう15年ほど前ですが、私も部屋探しで不動産屋さんへ行ったことがあります。確か条件を伝えて物件を紹介してもらうまでにも10分以上かかって長いなあと思っていました。
待っているとそ動産屋さんが条件に合うものを3つ紹介してくれました。プリントに印刷されたものを持って来てくれて、そこから一軒ずつ間取りや家賃、その他の確認状況を説明してくれます。
丁寧に説明してくれるんですが、またこれが時間がかかるんですよ。
その時は紹介だけで、内見したければ、また後日アポを取ってということでしたが、希望の条件を伝え、紹介してもらって、説明を受けるだけでたぶん1時間半ほど不動産屋にいたと思います。内見までするともっとかかります。
正直なところこれほど時間がかかると部屋探しも一苦労で面倒になってしまいますね。
なのでどのような
です。サイトならたくさんの物件を一度に見ることができる
先ほど、私が過去に不動産屋さんに行ったとき、時間がかかって3つの紹介をしてもらったと言いましたが、1時間以上かかってたった3つと思うと少なくないですか?
条件から不動産屋さんが物件を絞ってくれているのでしょうが、そもそも不動産屋さんと自分の好みがバッチリ合うとは思えませんよね。実際私も紹介してもらった3つのうち2つは用紙を見るだけで「ないな。」と感じるものでした。
それに不動産屋さんが抱えている物件も会社によって異なります。たくさんの物件を見たいのなら、色々な不動産屋さんを回る必要が出て来ます。たくさんの時間と労力が必要です。
一方サイトの場合には、自宅にいながら様々な不動産屋さんのサイトへアクセスでき、ポチポチと条件を入力するだけで部屋探しができます。
条件に近いものは全て表示されるので、物件数も多いです。短時間でたくさんの物件を見ることができるでしょう。希望の地域を広げたり、家賃を変えての検索も思いのままです。
では、
プリントできる場合には、その画面をプリントします。プリントができない場合には、住所や物件の名前をメモに残したり、スマホなら画面のスクリーンショットを撮っておくのもいいですね。
画面には、管理している不動産会社の名前や電話番号などの連絡先が書かれています。ホームページからそのまま問い合わせができるサイトもあります。
電話をかけてもいいですし、ホームページから問い合わせをして連絡が来るのを待ってもいいでしょう。
連絡が取れたらもう少し細かい内容を聞いたり、内見の予約などを行います。
物件はサイトで見て1つに絞らず、気になるものがあれば数件合わせて問い合わせるといいですよ。
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一人暮らしの部屋探しにおすすめのサイトは?
「一人暮らし 部屋探し」で検索すると、たくさんの不動産会社のサイトが出て来ます。たくさんありすぎて迷ってしまったり、違う会社で検索しているのに同じ物件が出て来たりと、困ることもあるでしょう。ここでは、一人暮らしの部屋探しができるおすすめサイトやそれぞれの違いをご紹介します。
部屋探しのサイトには種類がある
「一人暮らし 部屋探し」で検索するとたくさんの不動産会社のサイトが出て来ます。どこで検索すればいいのか迷ってしまいますね。
賃貸不動産情報サイトランキングというものがあったのでこれを参考にご紹介していこうと思います。
- SUUMO
- HOME’S
- マイナビ賃貸
- スマイティ
- ホームアドパーク
- goo不動産
- アパマンショップ
- アットホーム
- オウチーノ
- CHINTAI
引用元: 賃貸不動産情報サイトランキング
上位にランキングされている会社名は、CMや広告などで見かけることも多くお馴染みのものが多いですね。
利用者からしてみれば、これらのサイトはどれも物件を検索できるという意味では一緒ですが、この表の中の会社もいくつかの種類に分類することができます。
まずランキング1位のスーモは広告サイトです。
広告サイトは不動産会社が広告費を支払ってサイトに物件を掲載しています。複数の会社が紹介しているので、物件の数も多く、1つのサイトで、複数の会社の持つ物件を見ることができるというメリットがあります。
ホームズ、マイナビ賃貸、スマイティ、ホームアドパーク、アッドホーム、オウチーノもこの種類になります。取り合い物件数が多いからか、ランキングの1位〜5位まで広告サイトが独占しています。
7位のアパマンショップは、フランチャイズ加盟店サイトです。ホームメイトやいい部屋ネットもこれに該当します。各企業の加盟店の物件を掲載しています。そのため物件数は広告サイトに比べると少なくなります。ランキングには入っていませんが、ミニミニやピタットハウス、エイブルなどもこの分類です。
6位のgoo不動産は二次掲載サイトです。上記のサイトに掲載された物件情報をまとめて掲載したサイトです。ランキングには入っていませんが、ヤフー不動産、楽天不動産、excite不動産もこの分類です。掲載情報量は多いのですが、サイトに掲載された情報を掲載するため、掲載が遅れることがあるそうです。
どのサイトがおすすめなの?
数あるお部屋探しのサイトの中からどれがおすすめかというと、
希望のエリアで希望の間取りの部屋を借りた場合どのくらいの家賃が発生するのか、物件はあるのかなど、とにかく物件を見たいという場合には情報量が多いからです。
ただ実際契約まで考えている場合にはちょっと注意した方がお得になるポイントがあります。
それは
です。広告サイトの場合には、物件を仲介してもらうことになるので、必ず仲介手数料が発生します。金額は家賃の0.5か月分や1か月分など物件によって異なりますが、数万円というお金が発生します。
しかし、同じ物件でも管理会社で直接契約すると仲介手数料が無料になる場合もあり、数万円お得に契約できるということになります。
なので、実際に見たいと思う部屋が見つかった場合には、どこの不動産会社の管理している物件なのか、問い合わせて見るのもいいですね。
またいい部屋ネットの大東建託やホームメイトでは、現在その会社の管理物件に住んでいて、引っ越し先でも借りることになれば仲介手数料無料になる場合もあります。
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一人暮らしの部屋探しにスーモって何?
一人暮らしの部屋探しに人気のあるスーモ。前章でもご紹介したランキングでも堂々の1位でしたね。物件の掲載数が多く、サイトも使いやすいと評価が高いサイトです。ここではもう少し、スーモについてご紹介します。
スーモ(suumo)は掲載物件数がとにかく多い
スーモの掲載物件数は全国で600万とも言われています。条件を指定しての検索もしやすいと評判が高いので、実際に覗いてみました。
トップページはこんな感じです。
沿線や駅、エリアから検索できるのはどこも当たり前のようにしていますが、サイトが見やすいです。初めてでも難なく利用できます。
リクルートが運営しているサイトなのだそうですが、そのためか学生向けのサービスも充実していて「スーモ学生版」というものもあります。一人暮らし向けの物件を学校名や通学時間から検索できるそうですよ。
会員登録というところがありますが、物件を検索するだけなら会員登録はしなくても十分に利用できます。
会員登録登録をすると
- お気に入り物件にメモを書き留めておくことができる
- パソコンやスマホなど違う端末でも同じお気に入り情報を見ることができる
- 問い合わせをするときに個人情報を自動で入力できる
- マイページから希望条件の新着物件をすぐ確認できる
というサービスが受けられるようになるそうです。
スーモの口コミを検証してみた
スーモのサイトを見ると「不動産情報サイトNO.1の評価をいただきました!」とあります。
- 「オリコン日本顧客満足度ランキング」の「賃貸情報サイト」において総合1位
- トライベック・ブランド戦略研究所のユーザー調査において、評価項目の全5項目で第1位
- 「オリコン日本顧客満足度ランキング」の「賃貸情報サイト」において、評価項目の全5項目で第1位
- Gomez賃貸不動産情報サイトランキング・売買不動産情報サイトランキングで総合1位(2015年12月)
なのだそうで、前章でのランキングも1位でしたし、やはり評価が高いというのがわかります。ですが、口コミにはそうではない評価もあったので、私なりに検証してみました。
- 物件が多すぎて絞り込むのが大変
- たしかにたくさん掲載されてますもんね。でも絞り込むのは、 希望のエリアや家賃、間取り、駅までの距離、築年数などを指定していけば簡単に絞ることができるので、「たくさん出てきすぎ」と思う人は条件をもう少し細かく設定してみましょう。
- すでに決まった物件が掲載されている
- 意外とあったのがこの口コミ。私の予想としては、スーモは管理会社から依頼のあった物件を掲載しているので、スーモを通してではなく、直接管理会社の方で契約が決まってしまった場合には、削除が遅くなることもあるのではないかなと思いました。
ただ、2月、3月などの引越しシーズンは多くの人が物件を探しているので、昨日あった物件が今日はないということも多々あると思います。
気になる物件があった場合には早めに問い合わせてみましょう。
まとめ
いかがでしたか。サイトで部屋探しができるのはとても便利ですよね。これから一人暮らしをされるという人はぜひチェックしてみてくださいね。